2021年12月22日(水)に東証マザーズに上場する「網屋(4258)」。
網屋(4258)の事業内容や、上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
網屋(4258)のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 4 |
業績 | 3.5 |
公開株数 | 3 |
上場日程 | 1 |
ロックアップ | 3.5 |
サクシード(9256)のIPO詳細
会社名 | 株式会社網屋(AMIYA Corporation) |
会社ホームページ | https://www.amiya.co.jp |
銘柄コード | 4258 |
市場 | 東証マザーズ |
上場日 | 12月22日(水) |
公募価格 | 1,970円 |
公募株数 | 429,600株 |
売出し株数 | 600,000 |
OA(オーバーアロットメント) | 154,400株 |
当選株数合計 | 1,184,000株 |
想定時価総額 | 78.8億円 |
吸収金額 | 23.3億円 |
網屋(4258)の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
(株)チャクル | 28.55% | 180日間 |
石田 晃太 | 17.82% | 180日間 |
伊藤 整一 | 11.14% | 180日間 |
投資事業組合オリックス9号 | 9.80% | 90日間(1.5倍) |
(株)セキュアヴェイル | 4.31% | |
網屋従業員持株会 | 3.67% | 継続保有 |
柴﨑 正道 | 2.86% | 180日間 |
新納 隆広 | 2.47% | 90日間 |
加藤 光栄 | 2.08% | 90日間 |
山﨑 勝巳 | 1.73% | 90日間 |
網屋(4258)の事業内容
画像出典:網屋
網屋(4258)の主な事業内容は、データセキュリティ事業とネットワークセキュリティ事業です。
データセキュリティ事業では、あらゆるシステムやクラウドサービスに対応するログ管理製品「ALog シリーズ」などの販売を行っています。
膨大なログデータをAIによる自動判定で解析する技術を用いて、高度なデータ管理を行なっています。
ネットワークセキュリティ事業では、ネットワーク構築から導入後の障害対応まで、ITインフラにまつわる様々業務を、クラウド上から遠隔でフルマネージドサービスを行う「Network All Cloud」などを提供しています。
画像出典:網屋
網屋(4258)の業績
網屋(4258)の業績について。
売上の伸びに伴って利益も堅調に推移しています。
業績が着実に成長しており、今後の伸びも期待できそうです。
画像出典:kabutan
画像出典:kabutan
網屋(4258)の上場初日における好材料と悪材料
網屋(4258)のIPOセカンダリー投資戦略を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
網屋(4258)の上場初日における好材料
データセキュリティとネットワークセキュリティという業種は、IPOで人気化しやすいテーマです。
業績の成長性も好材料といえます。
網屋(4258)の上場初日における悪材料
12月はIPOが集中しており、網屋(4258)が上場する12月22日(水)は6社上場予定で、資金分散しやすく上場日程的には最悪です。
一部大株主(VC)のロックアップが公募価格の1.5倍で解除されます。
網屋(4258)の上場初日の初値予想
好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
IPOのテーマとしては強いと思いますが、さすがにIPO銘柄が6社も同日に上場するとなれば資金分散は避けられません。
公開株数も100万株を超えているので初値高騰は厳しいと思いますが、2,500円〜3,000円くらいではないかと予想します。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
網屋(4258)のIPOセカンダリー投資を考察
この日はIPO銘柄が6社同日上場ということで、資金分散すること間違いなしです。
その分、初値の上昇も抑えられるので、網屋(4258)に投資したいと思っている人には好都合になるかもしれません。
一部大株主のロックアップが1.5倍で解除されますが、出来高をこなして株価が上昇することもあると思います。
IPOのテーマとしては人気になりそうなので、それなりに買いが集まりそうです。
個人的には初値が高過ぎない限りは買いのスタンスです。
この日はIPO銘柄が6社も上場するので、事前に投資する銘柄を決めてから投資するようにしましょう。
網屋(4258)のIPOセカンダリー投資 まとめ
サクシード(9256)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- IPOのテーマとしては強く業績も着実に成長している
- IPOの過密上場で初値高騰の可能性は低い
- 公開株数はそれなりに多い(100万株以上)
- 一部株主(VC)のロックアップが公募価格の1.5倍で解除される
- 上場市場は東証マザーズ
最後まで読んでいただきありがとうございました。