(水)に東証グロース市場に上場する「AnyMind Group(エニーマインドグループ)5027」。
「AnyMind Group(エニーマインドグループ)5027」の事業内容や
上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、
初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。
IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
AnyMind Group(5027)のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 3 |
---|---|
業績 | 2 |
公開株数 | 1.5 |
上場日程 | 2.5 |
ロックアップ | 2.5 |
AnyMind Group(5027)のIPO詳細
企業名 | AnyMind Group株式会社(AnyMind Group Inc.) |
---|---|
企業ホームページ | https://anymindgroup.com/ja/ |
銘柄コード | 5027 |
市場 | 東証グロース |
業種 | 情報・通信業 |
主幹事 |
|
引受幹事 (委託幹事含む) |
|
BB(ブックビルディング)期間 | 2023年3/13(月)~3/17(金) |
仮条件 | 970円 ~ 1,000円 |
上場日 | (水) |
公募価格 | 1,000円 |
購入申込期間 | 2023年3/22(水)~3/27(月) |
公募株数 | 885,300株 |
売出し株数 | 1,804,200株 |
OA(オーバーアロットメント) | 403,400株 |
当選株数合計 | 3,092,900株 |
想定時価総額 | 569.8億円 |
吸収金額 | 30.9億円 |
- ※想定時価総額は公開価格で計算
公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算 - ※吸収金額は当選株数合計で計算
公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
AnyMind Group(5027)の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
---|---|---|
十河 宏輔(代表取締役) | 37.21% | 360日間 |
小堤 音彦 | 9.54% | 360日間 |
(株)SMBC信託銀行(特定運用金外信託 未来創生2号ファンド) | 6.77% | 180日間 |
JATF VI (Singapore) Pte. Ltd. | 6.63% | 180日間 1.5倍 |
JAFCO Asia Technology Fund VII Pte. Ltd. | 4.81% | 180日間 1.5倍 |
JIC ベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合 | 3.92% | 180日間 |
JPインベストメント1号投資事業有限責任組合 | 2.86% | 180日間 |
日本グロースキャピタル投資法人 | 2.42% | 180日間 |
渡邊 久憲 | 1.86% | 360日間 |
大川 敬三 | 1.71% |
AnyMind Group(5027)の事業内容
画像出典:AnyMind Group
AnyMind Group(5027)の主な事業内容は、
ブランド企業向けマーケティング支援、パブリッシャーおよびクリエイター向け収益化支援、D2C支援に関するプラットフォームとサービスの開発・提供を行っています。
AnyMind Group(5027)の事業概要は次の通りです。
画像出典:AnyMind Group/目論見書
AnyMind Group(5027)のプラットフォーム展開や成長戦略は次の通りです。
画像出典:AnyMind Group/目論見書
AnyMind Group(5027)の業績
AnyMind Group(5027)の業績について。
売上高は着実に伸びていますが、
未だ赤字が続いております(2022年12月期は営業利益30百万円の黒字化達成)。
画像出典:kabutan
第3四半期時点で売上約17,191百万円、
経常利益は119百万円となっています。
画像出典:kabutan
AnyMind Group(5027)の経営指標等(連結)の推移は次の通りです。
画像出典:AnyMind Group/目論見書
AnyMind Group(5027)の経営指標等(単独)の推移は次の通りです。
画像出典:AnyMind Group/目論見書
AnyMind Group(5027)の上場初日における好材料と悪材料
AnyMind Group(5027)のIPOセカンダリー投資を考える上で、
上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
AnyMind Group(5027)の上場初日における好材料
M&Aなどでビジネスをグローバルに展開しており、売上高が急速に伸びています。
AnyMind Group(5027)の上場初日における悪材料
売上は急速に伸びているものの、赤字が続いております。
公開価格の1.5倍でロックアップが外れる大株主がいます。
この日は2社が上場予定なので、資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。
※ノイルイミューン・バイオテック(4893)は上場中止が発表されました。3/20追記
AnyMind Group(5027)の上場初日の初値予想
AnyMind Group(5027)の
上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。
公募価格 | 1,000円 |
---|---|
気配値の上限価格 | 2,300円 |
気配値の下限価格 | 750円 |
上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。
- 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
- 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍
好材料と悪材料を踏まえ、
上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
上場初日の初値は公開価格前後か
東証グロース市場への上場で
想定時価総額が569.8億円で、
吸収金額は30.9億円です。
2022年3月、12月に上場の予定を中止しており、今回が3度目の正直となりそうな上場です。
事業内容が少し分かりづらい印象があり、評価が分かれそうなIPOです。
3月はIPOラッシュで資金分散することを考えると、苦戦しそうな印象が否めません。
AnyMind Group(5027)が上場するこの日は、「住信SBIネット銀行(7163)」も上場予定です。
想定価格通りになれば公開価格は低くなりそうですが、
公開株数も多く、資金分散しやすい点を考えると、上場初日の初値は公開価格前後になると予想します。
公開価格の1.5倍でロックアップが外れる大株主がいるので、初値形成後は売り圧力になると思われます。
予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
引受価額は920円
初値が公募割れの場合、
シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、
引受価額の920円あたりで寄り付く可能性があります。
シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。
シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。
本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。
シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。
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AnyMind Group(5027)のIPOセカンダリー投資 まとめ
AnyMind Group(5027)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- 事業内容が少し分かりづらく評価が分かれそうなIPO
- 売上は急速に伸びているが赤字が続いている(2022年12月期は営業利益30百万円の黒字化達成)
- 2022年に2度の上場中止をしており今回が3度目の正直
- 公開価格の1.5倍でロックアップが外れる大株主がいる
- 上場市場は東証グロース
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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