【IPOセカンダリー投資】AViC(9554)上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】AViC(9554)上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】AViC(9554)上場初日の初値予想

(木)に東証グロース市場に上場する「AViC(9554)」。

AViC(9554)の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

AViC(9554)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 4
公開株数 3
上場日程 2.5
ロックアップ 3.5
IPOセカンダリー評価:16.5/25

AViC(9554)のIPO詳細

企業名 株式会社AViC(AViC Co., Ltd.)
企業ホームページ https://avic.jp/
銘柄コード 9554
市場 東証グロース
業種 サービス業
主幹事 みずほ証券
上場日 2022年6月30日(木)
公募価格 1,020円
公募株数 150,000株
売出し株数 977,400株
OA(オーバーアロットメント) 169,100株
当選株数合計 1,296,500株
想定時価総額 55.2億円
吸収金額 12.6億円

AViC(9554)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
市原創吾・ミダス投資事業有限責任組合 44.07% 180日間
岩田匡平・ミダス投資事業有限責任組合 27.80% 180日間
吉村英毅・ミダスA投資事業有限責任組合 8.23% 180日間
みずほ成長支援第3号投資事業有限責任組合 4.45% 90日間
1.5倍
MICイノベーション5号投資事業有限責任組合 4.45% 90日間
1.5倍
コタエル信託(株) 4.00% 継続保有
笹野 誠 1.33% 180日間
瓜生 翔 1.05% 180日間
静岡キャピタル8号投資事業有限責任組合 0.87% 継続保有
高野 英樹 0.76% 180日間

AViC(9554)の事業内容

AViC(9554)の事業内容
画像出典:AViC

AViC(9554)の主な事業内容は、

デジタルマーケティングサービス(インターネット広告サービス、SEOコンサルティングサービス)を行っています。

AViC(9554)の業績

AViC(9554)の業績について。

売上高が右肩上がりで急成長しており

業績が好調なのは好材料といえます。

AViC(9554)の業績
画像出典:kabutan

第2四半期時点で売上約561百万円、

経常利益148百万円を達成しています。

AViC(9554)の業績
画像出典:kabutan

AViC(9554)の上場初日における好材料と悪材料

AViC(9554)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

AViC(9554)の上場初日における好材料

売上高が急成長しており業績が好調です。

AViC(9554)の上場初日における悪材料

ロックアップが公募価格の1.5倍(1,530円)で外れる大株主がいます。

6月は後半にIPOが集中しており、

資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

AViC(9554)の上場初日の初値予想

AViC(9554)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

公募価格 気配値の上限価格 気配値の下限価格
1,020円 2,346円 765円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

6月後半はIPOが過密気味でしたが最後のIPOとなります。

上場スケジュール的には資金分散しやすく

公開株数も少ないとはいえませんが、

吸収金額がそれほど大きくはなく、

公募価格も低めなので、

上場初日の初値は小幅な上昇は期待できると思います。

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の938円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

AViC(9554)のIPOセカンダリー投資を考察

東証グロース市場への上場で

想定時価総額が55.2億円で、

吸収金額は12.6億円です。

直近の株式市場は不安定で、

グロース系の銘柄には厳しい相場環境といえます。

しかし業績が急成長しており、

IPO銘柄としてはそれなりに評価されそうです。

ロックアップが公募価格の1.5倍(1,530円)で外れる大株主がいるので、

初値がついてからは売り圧力が警戒され、

出来高が保てなければ上値が重くなるでしょう。

AViC(9554)のIPOセカンダリー投資 まとめ

AViC(9554)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績が急成長している
  • 事業内容はデジタルマーケティングサービス
  • 公開株数はそれなりに多い
  • ロックアップが公募価格の1.5倍で外れる大株主がいる
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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