【IPOセカンダリー投資】ビズメイツ(9345) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ビズメイツ(9345) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ビズメイツ(9345) 上場初日の初値予想

松井証券

(木)に東証グロース市場に上場する「ビズメイツ(9345)」。

「ビズメイツ(9345)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

ビズメイツ(9345)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 4
公開株数 4.5
上場日程 2.5
ロックアップ 4
IPOセカンダリー評価:18.5/25

ビズメイツ(9345)のIPO詳細

企業名 ビズメイツ株式会社(Bizmates, Inc.)
企業ホームページ https://www.bizmates.co.jp/
銘柄コード 9345
市場 東証グロース
業種 サービス業
主幹事
  • みずほ証券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年3/13(月)~3/17(金)
仮条件 3,100円 ~ 3,250円
上場日 (木)
公開価格 3,250円
購入申込期間 2023年3/22(水)~3/27(月)
公募株数 200,000株
売出し株数 220,000株
OA(オーバーアロットメント) 63,000株
当選株数合計 483,000株
想定時価総額 51.3億円
吸収金額 15.6億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

ビズメイツ(9345)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
(株)SUZ 51.63% 180日間
鈴木 伸明(代表取締役) 19.40% 180日間
日加(株) 10.33% 180日間
Anna Maria Francisco 7.23% 180日間
伊藤 日加 5.16% 180日間
木村 健 2.07% 180日間
ビズメイツ社員持株会 0.63% 180日間
小山 竜男 0.52%
後田 晃宏 0.41%
籭 健太 0.31%

ビズメイツ(9345)の事業内容

ビズメイツ(9345)の事業内容画像出典:ビズメイツ

ビズメイツ(9345)の主な事業内容は、

オンラインビジネス英会話「Bizmates」などを提供するランゲージソリューション事業、および外国人ITエンジニアにフォーカスした人材紹介サービスなどを行う、タレントソリューション事業を行っています。

ビズメイツ(9345)の事業内容画像出典:ビズメイツ/目論見書

オンライン英会話「Bizmates」の特徴は次の通りです。

オンライン英会話「Bizmates」の特徴画像出典:ビズメイツ/目論見書

ビズメイツ(9345)の成長戦略は次の通りです。

ビズメイツ(9345)の成長戦略画像出典:ビズメイツ/目論見書

ビズメイツ(9345)の業績

ビズメイツ(9345)の業績について。

業績が好調で、売上・利益ともに右肩上がりで伸びています。

ビズメイツ(9345)の業績画像出典:kabutan

第3四半期時点で売上約2,072百万円、

経常利益は261百万円を達成しています。

ビズメイツ(9345)の業績(第3四半期時点)画像出典:kabutan

ビズメイツ(9345)の経営指標等の推移は次の通りです。

ビズメイツ(9345)の経営指標等の推移ビズメイツ(9345)の経営指標等の推移画像出典:ビズメイツ/目論見書

ビズメイツ(9345)の上場初日における好材料と悪材料

ビズメイツ(9345)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

ビズメイツ(9345)の上場初日における好材料

公開株数が少なく需給関係が良好です。

業績好調で、事業内容も政策テーマ(リスキリング)を連想させます。

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっているのも好材料と言えます。

ビズメイツ(9345)の上場初日における悪材料

この日は2社が上場予定なので、資金分散しやすく上場スケジュールはマイナス材料です。

ビズメイツ(9345)の上場初日の初値予想

ビズメイツ(9345)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

【ビズメイツ(9345) 初値決定前の気配値】
公募価格 3,250円
気配値の上限価格 7,480円
気配値の下限価格 2,438円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

初値は上昇(公開価格以上)が期待できそう

東証グロース市場への上場で

想定時価総額が51.3億円で、

吸収金額は15.6億円です。

IPOラッシュ真っ只中の上場ですが、公開株数が少なく受給関係が良好です。

業績が理想的な右肩上がりで成長しており、

事業内容も政策テーマ(リスキリング)が追い風となりそうです。

ビズメイツ(9345)が上場するこの日は「ノバシステム(5257)」も上場予定です。

資金分散しやすいのは否めませんが、需給面が良好な点は高評価です。

上場初日の初値は上昇(公開価格以上)が期待できると思います。

大株主には180日間のロックアップがかかっており、初値形成後の大きな売り圧力も低そうです。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は2,990円

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の2,990円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

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ビズメイツ(9345)のIPOセカンダリー投資 まとめ

ビズメイツ(9345)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績が理想的な右肩上がりで成長
  • 事業内容は政策テーマ(リスキリング)を連想させる
  • 主要な大株主には180日間のロックアップがかかっている
  • 公開株数が少なく需給関係が良好
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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