【IPOセカンダリー投資】BTM(ビーティーエム)5247 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】BTM(ビーティーエム)5247 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】BTM(ビーティーエム)5247 上場初日の初値予想

松井証券

(火)に東証グロース市場に上場する「BTM(ビーティーエム)5247」。

「BTM(ビーティーエム)5247」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

BTM(5247)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 3
公開株数 5
上場日程 2.5
ロックアップ 3.5
IPOセカンダリー評価:17.5/25

BTM(5247)のIPO詳細

企業名 株式会社BTM(BTM,Inc.)
企業ホームページ https://www.b-tm.co.jp/
銘柄コード 5247
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事
  • 岡三証券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2022年12/9(金)~12/15(木)
上場日 (火)
公募価格 1,500円
購入申込期間 2022年12/19(月)~12/22(木)
公募株数 145,000株
売出し株数 156,400株
OA(オーバーアロットメント) 45,200株
当選株数合計 346,600株
想定時価総額 19.9億円
吸収金額 5.1億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

BTM(5247)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
yoshida investment(株) 42.47% 180日間
吉田 悟 14.17% 180日間
K&Pパートナーズ2号投資事業有限責任組合 12.55% 90日間
1.5倍
田口 雅教(代表取締役) 11.24% 180日間
MTインベストメント(株) 8.69% 180日間
懸川 高幸 3.71% 180日間
小林 愛子 1.47% 継続所有
播口 暁 0.93% 継続所有
青木 学 0.81% 継続所有
岡 良一 0.81% 継続所有

BTM(5247)の事業内容

BTM(5247)の事業内容画像出典:BTM

BTM(5247)の主な事業内容は、

地方人財を活用したDX推進支援等を行っています。

BTM(5247)の経営方針と事業内容画像出典:BTM/目論見書

BTM(5247)の各サービスは次の通りです。

ITエンジニアリングサービス画像出典:BTM/目論見書

DXソリューションサービス画像出典:BTM/目論見書

BTM(5247)の業績

BTM(5247)の業績について。

売上が右肩上がりで伸びており、すでに黒字化しています。

BTM(5247)の業績画像出典:kabutan

第2四半期時点で売上約1,694百万円、

経常利益は63百万円を達成しています。

BTM(5247)の業績(第2四半期時点)画像出典:kabutan

BTM(5247)経営指標等の推移は次の通りです。

BTM(5247)経営指標等の推移BTM(5247)経営指標等の推移画像出典:BTM/目論見書

BTM(5247)の上場初日における好材料と悪材料

BTM(5247)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

BTM(5247)の上場初日における好材料

吸収金額が小さく公開株数が少ないです。

DX関連事業はIPOで人気があります。

BTM(5247)の上場初日における悪材料

公開価格の1.5倍でロックアップが外れる株主がいます。

この日はELEMENTS(5246)も上場するので、資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

BTM(5247)の上場初日の初値予想

BTM(5247)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

【BTM(5247)初値決定前の気配値】
公募価格 1,500円
気配値の上限価格 3,450円
気配値の下限価格 1,125円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

初値は上昇(公開価格以上)が期待できそう

東証グロース市場への上場で

想定時価総額が19.9億円で、

吸収金額は5.1億円です。

吸収金額が小さく、公開株数も少ない(50万株以下)IPOです。

IPOラッシュもいよいよ終盤となり、大納会を見据えたポジション管理が意識される頃でしょう。

公開価格がいくらになるのか気になるところですが、需給が絞られており、上場初日の初値は上昇(公開価格以上)が期待できると予想します。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,380円

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,380円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

関連記事

IPOの資金はどれくらい必要かと考える人は多いと思います。 IPOの抽選方法などは証券会社によってさまざまですが、実は資金不要でIPOの抽選に参加できる証券会社があります。 この記事では、IPOの抽選に資金不要で参加できる証券会[…]

IPO資金不要で抽選に参加できる証券会社3社を比較!

BTM(5247)のIPOセカンダリー投資 まとめ

BTM(5247)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上が右肩上がりで伸びておりすでに黒字化している
  • IPOでは人気化しやすいDX関連
  • 公開価格の1.5倍でロックアップが外れる株主がいる
  • 吸収金額が小さく公開株数が少ない
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事

IPO投資は投資経験などに関係なく、当選すれば誰でも利益が出やすいので人気があります。 この記事ではIPO投資に限定して、主な証券会社の比較をしてみます。 比較する証券会社は次の通りです 比較対象の証券会社 S[…]

IPOにおすすめの証券会社比較ランキング
SBI証券[旧イー・トレード証券]

IPO取扱銘柄数No.1

国内株式取引シェアNo.1、業界屈指の格安手数料No.1、問い合わせ窓口格付け・WEBサポート格付け最高評価獲得。SBI証券のアクティブプランは、取引合計額300万円まで取引手数料が無料です。