2022年4月12日(火)に東証グロース市場に上場する「サークレイス(5029)」。
サークレイス(5029)の事業内容や、
上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、
初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資戦略を考察します。
IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
サークレイス(5029)のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 4 |
業績 | 2.5 |
公開株数 | 3.5 |
上場日程 | 4 |
ロックアップ | 4 |
サークレイス(5029)のIPO詳細
企業名 | サークレイス株式会社(英文名:circlace Inc.) |
企業ホームページ | https://www.circlace.com/ |
銘柄コード | 5029 |
市場 | 東証グロース |
上場日 | 4月12日(火) |
公募価格 | 720円 |
公募株数 | 750,000株 |
売出し株数 | 0株 |
OA(オーバーアロットメント) | 112,500株 |
当選株数合計 | 862,500株 |
サークレイス(5029)の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
(株)パソナグループ | 39.74% | 180日間 |
TQUILA LIMITED | 38.36% | 180日間 |
salesforce.com,inc. | 8.83% | 180日間 |
佐藤 司 | 3.45% | 180日間 |
佐藤 潤 | 3.45% | 180日間 |
工藤 正通 | 0.99% | 180日間 |
増田 剛 | 0.99% | 継続保有 |
木部 勝 | 0.77% | 継続保有 |
ポール 与那嶺 | 0.14% | 継続保有 |
庄司 哲也 | 0.14% | 継続保有 |
サークレイス(5029)の事業内容
画像出典:サークレイス
サークレイス(5029)の主な事業内容は、
クラウドシステムの導入運用支援や、
自社開発のクラウドシステムの提供を行なっています。
主にSalesforceのプラットフォームを活用したコンサルティングや、
システム開発などのクラウドコンピューティング・サービスを行なっています。
サークレイス(5029)の業績
サークレイス(5029)の業績について。
売上高は順調に伸びているものの、利益に関しては波があります。
画像出典:kabutan
第3四半期時点で売上1,652百万円、経常利益88百万円を達成しています。
画像出典:kabutan
サークレイス(5029)の上場初日における好材料と悪材料
サークレイス(5029)のIPOセカンダリー投資戦略を考える上で、
上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
サークレイス(5029)の上場初日における好材料
今後の需要拡大も見込めるクラウド関連銘柄は好感されやすく、IPOでは人気のテーマです。
主要な大株主にはしっかりロックアップがかかっています。
サークレイス(5029)の上場初日における悪材料
パソナグループとの親子上場になるので、
親子上場はネガティブ視されることがあります。
サークレイス(5029)の上場初日の初値予想
好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
公開株数がそれほど多くはなく、
主要な大株主にしっかりロックアップがかかっています。
IPOでは人気のクラウド関連銘柄ということで、
上場初日の初値上昇が期待できるのではないでしょうか。
予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
サークレイス(5029)のIPOセカンダリー投資を考察
初値上昇の期待が高いグロース市場への上場で、
想定時価総額が29.1億円で、吸収金額は6.1億円です。
親子上場という点で嫌気されることもあるかもしれませんが、
IPOでは人気化しやすいクラウド関連銘柄ということで注目度は高くなりそうです。
主要な大株主にはしっかりロックアップがかかっており、
公募価格が低い分、ロットを増やさなければリスクも限定的にできると思うので、
トレードはやりやすいように思います。
サークレイス(5029)のIPOセカンダリー投資 まとめ
「サークレイス(5029)」のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- IPOでは人気化しやすいクラウド銘柄
- 今回の上場は親子上場になる
- 大株主にはしっかりロックアップがかかっている
- 公開株数はそれほど多くはない
- 上場市場は東証グロース
最後まで読んでいただきありがとうございました。