理美容店舗向けのSaaS企業「CYND(サインド)4256」のIPOセカンダリー投資を考察!

【IPOセカンダリー投資】理美容店舗向けのSaaS企業「CYND(サインド)4256」上場初日の初値予想

理美容店舗向けのSaaS企業「CYND(サインド)4256」のIPOセカンダリー投資を考察!

2021年12月22日(水)に東証マザーズに上場する「CYND(サインド)4256」。

CYND(サインド)4256の事業内容や、上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

サインド(4256)のIPOセカンダリー評価

事業内容 4
業績 3.5
公開株数 3
上場日程 1
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:16.5/25

サインド(4256)のIPO詳細

会社名 株式会社サインド(CYND Co., Ltd.)
会社ホームページ https://cynd.co.jp
銘柄コード 4256
市場 東証マザーズ
上場日 12月22日(水)
公募価格 3,250円
公募株数 800,000株
売出し株数 540,000
OA(オーバーアロットメント) 201,000株
当選株数合計 1,541,000株
想定時価総額 170.5億円
吸収金額 45.3億円

サインド(4256)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
奥脇 隆司 43.82% 90日間
高橋 直也 36.52% 90日間
亀井 信吾 8.22% 90日間
池田 英右 3.20% 90日間
安留 但馬 0.82% 継続保有
辻 章一 0.64% 継続保有
正田 誠 0.50% 継続保有
松野 晃大 0.41% 継続保有
織田 辰也 0.41% 継続保有
児玉 寛典 0.41% 継続保有

サインド(4256)の事業内容

サインド(4256)の事業内容
画像出典:サインド

サインド(4256)の主な事業内容は、理美容店舗向け予約管理システム「BeautyMerit(ビューティーメリット)」を提供しています。

BeautyMerit(ビューティーメリット)は、理美容店舗に対して集客から予約までを一元管理ができる、クラウド型の予約管理システムです。

定額利用できるサブスクリプション型のサービスで、契約店舗数は右肩上がりで伸びております。

解約率も1%(0.9%)未満と少なく、サブスクリプションモデルによる安定した収益基盤を構築しています。

サインド(4256)の業績

サインド(4256)の業績について。

まだ売上規模は小さいですが業績は順調に伸びており、解約率も1%未満なので今後の成長が期待できそうです。

サインド(4256)の業績
画像出典:kabutan

サインド(4256)の業績
画像出典:kabutan

サインド(4256)の上場初日における好材料と悪材料

サインド(4256)のIPOセカンダリー投資戦略を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

サインド(4256)の上場初日における好材料

業種が好調で、IPOで人気化しやすいクラウド関連銘柄です。

主要な大株主には90日間のロックアップがかかっています。

サインド(4256)の上場初日における悪材料

12月はIPOが集中しており、サインド(4256)が上場する12月22日(水)は6社上場予定で、資金分散しやすく上場日程的には最悪です。

公開株数が150万株以上なので、それなりに多めです。

サインド(4256)の上場初日の初値予想

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

IPOのテーマとしては強いと思いますが、12月はIPOが集中しており、さすがにIPO銘柄が6社も同日に上場するとなれば資金分散は避けられません。

マザーズ市場が全体的に弱く、IPO銘柄にとっても厳しい地合いとなっています。

公開株数もそれなりに多いので、初値が上昇しづらい状況ですが、IPOではSaaS系企業の人気が高い傾向があります。

上場初日の初値は3,500円〜4,000円くらいになるのではないかと予想します。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

サインド(4256)のIPOセカンダリー投資を考察

サインド(4256)の場合、IPOでは人気が高いSaaS系なので、単独上場であれば株価上昇の可能性が高い銘柄だと思います。

しかしこの日はIPO銘柄が6社同日上場ということで、資金分散すること間違いなしです。

その分、初値の上昇も抑えられるので、サインド(4256)に投資したいと思っている人には好都合になるかもしれません。

IPOとしてのテーマが強く、主要な大株主にはロックアップがかかっています。

買いが集まれば初値をつけてからの株価上昇も期待できそうですが、12月はIPOラッシュで、IPOセカンダリー投資にとっては厳しい地合いとなっています。

IPOセカンダリー投資をする場合は、事前にしっかり準備してから投資するようにしましょう。

サインド(4256)のIPOセカンダリー投資 まとめ

サインド(4256)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • IPOのテーマとしては人気が高いSaaS系企業
  • IPOの過密上場で初値高騰の可能性は低い
  • 公開株数は少し多め
  • 業績は好調で右肩上がり
  • 主要な株主にはロックアップがかかっている
  • 上場市場は東証マザーズ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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