【IPOセカンダリー投資】ダイワ通信(7116) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ダイワ通信(7116) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ダイワ通信(7116) 上場初日の初値予想

SBI証券[旧イー・トレード証券]

(月)に東証スタンダード市場に上場する「ダイワ通信(7116)」。

「ダイワ通信(7116)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

ダイワ通信(7116)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 3
公開株数 3.5
上場日程 2
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:16.5/25

ダイワ通信(7116)のIPO詳細

企業名 ダイワ通信株式会社(DAIWA TSUSHIN Co., Ltd)
企業ホームページ https://daiwawa.com/
銘柄コード 7116
市場 東証スタンダード
業種 卸売業
主幹事
  • みずほ証券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2022年12/9(金)~12/15(木)
上場日 (月)
公募価格 1,700円
購入申込期間 2022年12/19(月)~12/22(木)
公募株数 0株
売出し株数 708,600株
OA(オーバーアロットメント) 106,200株
当選株数合計 814,800株
想定時価総額 46億円
吸収金額 13.8億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

ダイワ通信(7116)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
IWAMOTOアセットマネジメント(株) 51.02% 180日間
岩本 秀成(代表取締役) 41.37% 180日間
前田 憲司 4.43% 180日間
隈田 佳孝 2.44% 180日間
多賀 勝用 0.74% 180日間

ダイワ通信(7116)の事業内容

ダイワ通信(7116)の事業内容画像出典:ダイワ通信

ダイワ通信(7116)の主な事業内容は、

セキュリティ事業(防犯・監視カメラなどの企画・販売・施工・保守、顔認証技術などを利用したソリューションの提供)、モバイル事業(携帯電話などの販売および代理店業務)を行っています。

ダイワ通信(7116)の事業内容画像出典:ダイワ通信/目論見書

ダイワグループの事業構成とビジネスモデルは次の通りです。

グループの事業構成とビジネスモデル画像出典:ダイワ通信/目論見書

ダイワグループの強みは次の通りです。

グループの強み画像出典:ダイワ通信/目論見書

ダイワ通信(7116)の今後の成長戦略は次の通りです。

画像出典:ダイワ通信/目論見書

ダイワ通信(7116)の業績

ダイワ通信(7116)の業績について。

安定した収益を上げており堅実な業績です。

2021年3月期は新型感染症特需により業績が拡大しています。

ダイワ通信(7116)の業績画像出典:kabutan

第2四半期時点で売上約2,126百万円、

経常利益は184百万円を達成しています。

ダイワ通信(7116)の業績(第2四半期時点)画像出典:kabutan

ダイワ通信(7116)の経営指標等の推移(連結)は次の通りです。

ダイワ通信(7116)経営指標等の推移(連結)
ダイワ通信(7116)経営指標等の推移画像出典:ダイワ通信/目論見書

ダイワ通信(7116)の経営指標等の推移(単独)は次の通りです。

ダイワ通信(7116)経営指標等の推移(単独)画像出典:ダイワ通信/目論見書

ダイワ通信(7116)の上場初日における好材料と悪材料

ダイワ通信(7116)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

ダイワ通信(7116)の上場初日における好材料

主要な株主には180日間のロックアップがかかっています。

公開株数が少なめ(100万株以下)なのも好材料と言えます

ダイワ通信(7116)の上場初日における悪材料

グロース市場と比べると、スタンダード市場は人気が低いです。

この日はアルファパーチェス(7115)も上場するので、資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

ダイワ通信(7116)の上場初日の初値予想

ダイワ通信(7116)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

【ダイワ通信(7116)初値決定前の気配値】
公募価格 1,700円
気配値の上限価格 3,910円
気配値の下限価格 1,275円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

上場初日の初値は公開価格前後になりそう

東証スタンダード市場への上場で

想定時価総額が46億円で、

吸収金額は13.8億円です。

公募はなく全て売出しによる上場となっています。

IPOとしては地味な印象があり、これといった買い材料も見当たりません。

上場日においては、主要な大株主には180日間のロックアップがかかっているのと、公開株数が少なめなのは好材料です。

大株主による初値形成後の売り圧力も低く、多少の上値余地はありそうですが、積極的には買いづらい印象が否めません。

上場初日の初値は、公開価格前後になると予想します。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,564円

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,564円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

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ダイワ通信(7116)のIPOセカンダリー投資 まとめ

ダイワ通信(7116)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績は安定的
  • 公募はなく全て売出し
  • IPO銘柄としての魅力に欠ける
  • 主要な大株主には180日間のロックアップがかかっている
  • 公開株数が少ない
  • 上場市場は東証スタンダード

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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