【IPOセカンダリー投資】イーディーピー(7794)上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】イーディーピー(7794)上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】イーディーピー(7794)上場初日の初値予想

(月)に東証グロース市場に上場する「イーディーピー(7794)」。

イーディーピー(7794)の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

イーディーピー(7794)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 3.5
公開株数 4.5
上場日程 2
ロックアップ 3
IPOセカンダリー評価:16.5/25

イーディーピー(7794)のIPO詳細

企業名 株式会社イーディーピー
企業ホームページ https://www.d-edp.jp/
銘柄コード 7794
市場 東証グロース
業種 その他製品
主幹事 SMBC日興証券
上場日 2022年6月27日(月)
公募価格 5,000円
公募株数 360,000株
売出し株数 69,000株
OA(オーバーアロットメント) 64,300株
当選株数合計 493,300株
想定時価総額 114.5億円
吸収金額 22.2億円

イーディーピー(7794)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
藤森 直治(代表取締役) 11.85% 180日間
Cornes&Company Limited 10.77% 180日間
コーンズテクノロジー(株) 9.26% 180日間
竹内工業(株) 7.97% 180日間
旭ダイヤモンド工業(株) 6.89% 180日間
DCIハイテク製造業成長支援投資事業有限責任組合 4.70% 90日間
1.5倍
株式会社新生銀行 4.55% 90日間
1.5倍
ファインテック(株) 4.31% 180日間
東京都ベンチャー企業成長支援投資事業有限責任組合 3.92% 90日間
1.5倍
CBC(株) 3.83% 180日間

イーディーピー(7794)の事業内容

イーディーピー(7794)の事業内容
画像出典:イーディーピー

イーディーピー(7794)の主な事業内容は、

単結晶ダイヤモンドとその関連素材の製造・販売・開発を行っています。

イーディーピー(7794)の業績

イーディーピー(7794)の業績について。

売上、利益ともに右肩上がりで成長しており

業績好調で既に黒字を達成しています。

イーディーピー(7794)の業績
画像出典:kabutan

第3四半期時点で売上約1,110百万円、

経常利益392百万円を達成しています。

イーディーピー(7794)の業績
画像出典:IRBANK

イーディーピー(7794)の上場初日における好材料と悪材料

イーディーピー(7794)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

イーディーピー(7794)の上場初日における好材料

業績が好調で事業内容的にも専門性があり

今後も業績の成長が期待できそうです。

イーディーピー(7794)の上場初日における悪材料

主要な大株主(VC)のロックアップが公募価格の1.5倍(7,500円)で外れます。

6月は後半にIPOが集中しており、

資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

イーディーピー(7794)の上場初日の初値予想

イーディーピー(7794)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

公募価格 気配値の上限価格 気配値の下限価格
5,000円 11,500円 3,750円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

公募価格が高め(5,000円)ですが、

公開株数が少ないのは好材料です。

IPO銘柄としては地味な印象があり、

初値の高騰は期待できないかもしれませんが、

小幅な上昇はあると思います。

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の4,600円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

イーディーピー(7794)のIPOセカンダリー投資を考察

東証グロース市場への上場で

想定時価総額が114.5億円で、

吸収金額は22.2億円です。

IPO銘柄としての注目度は低いと思いますが、

公開株数が少ないので、

地合い次第ではそれなりに買いが入るような気がします。

しかし大株主(VC)のロックアップが公募価格の1.5倍で外れるため、

その辺が意識されて上値が重くなることもあるでしょう。

イーディーピー(7794)のIPOセカンダリー投資 まとめ

イーディーピー(7794)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上・利益が右肩上がりで業績が好調
  • 公開株数が少ない
  • IPO銘柄としては地味な印象
  • 主要な大株主(VC)のロックアップが1.5倍で外れる
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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