(火)に東証グロース市場に上場を予定している「エスネットワークス(5867)」。
「エスネットワークス(5867)」の事業内容や
上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、
初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。
IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
エスネットワークス(5867)のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 3 |
---|---|
業績 | 2.5 |
公開株数 | 4.5 |
上場日程 | 4 |
ロックアップ | 5 |
エスネットワークス(5867)のIPO詳細
企業名 | 株式会社エスネットワークス(ES NETWORKS CO.,LTD.) |
---|---|
企業ホームページ | https://esnet.co.jp/ |
銘柄コード | 5867 |
市場 | 東証グロース |
業種 | サービス業 |
主幹事 | |
引受幹事 (委託幹事含む) |
|
BB(ブックビルディング)期間 | 2023年12/4(月) ~ 12/8(金) |
仮条件 | 650円 ~ 730円 |
上場日 | (火) |
公開価格 | 12/11(月)に決定 |
購入申込期間 | 2023年12/12(火) ~ 12/15(金) |
公募株数 | 50,000株 |
売出し株数 | 300,000株 |
OA(オーバーアロットメント) | 52,500株 |
当選株数合計 | 402,500株 |
想定時価総額 | 22.2億円(仮条件の上限価格で計算) |
吸収金額 | 2.9億円(仮条件の上限価格で計算) |
- ※想定時価総額は公開価格で計算
公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算 - ※吸収金額は当選株数合計で計算
公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
エスネットワークス(5867)の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
---|---|---|
(株)58 | 31.43% | 180日 |
(株)須原屋 | 15.45% | 180日 |
佐藤 英志 | 6.73% | 180日 |
須原 伸太郎 | 5.53% | 180日 |
エスネットワークスグループ社員持株会 | 5.03% | 180日 |
セキュア・ベース(株) | 4.90% | 180日 |
宮部 賢一 | 4.72% | 180日 |
高畠 義紀(代表取締役) | 3.59% | 継続保有 |
パーソルキャリア(株) | 2.99% | 180日 |
宇野 康秀 | 2.39% | 180日 |
エスネットワークス(5867)の事業内容
画像出典:エスネットワークス
エスネットワークス(5867)の主な事業内容は、財務・会計分野を中心とした実務実行支援型コンサルティングサービスの提供を行っています。
エスネットワークス(5867)の事業内容詳細は以下の通りです。
画像出典:エスネットワークス/目論見書
エスネットワークス(5867)の特徴は以下の通りです。
画像出典:エスネットワークス/目論見書
エスネットワークス(5867)の経営環境は以下の通りです。
画像出典:エスネットワークス/目論見書
エスネットワークス(5867)の事業系統図は以下の通りです。
画像出典:エスネットワークス/目論見書
エスネットワークス(5867)の業績
エスネットワークス(5867)の業績について。
画像出典:kabutan
2023年12月期の第3四半期時点で売上2,046百万円、経常利益229百万円を達成しております。を達成しております。
画像出典:kabutan
エスネットワークス(5867)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。
画像出典:エスネットワークス/目論見書
エスネットワークス(5867)の上場初日における好材料と悪材料
エスネットワークス(5867)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
エスネットワークス(5867)の上場初日における好材料
購入単価が低い(仮条件の上限価格は730円)IPOは初値が上昇しやすい傾向があります。
公開株数が少なく需給関係が良好なのも好材料です。
主要な大株主には180日間のロックアップがかかっています。
エスネットワークス(5867)の上場初日における悪材料
業績の頭打ち感があり、成長性に不透明な印象を受けます。
エスネットワークス(5867)の上場初日の初値予想
エスネットワークス(5867)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。
公募価格 | 12/11(月)に決定 |
---|---|
気配値の上限価格 | – |
気配値の下限価格 | – |
上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。
- 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
- 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍
好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
上場初日の初値は上昇(公開価格以上)が期待できそう
- 上場市場:東証グロース
- 想定時価総額:22.2億円(仮条件の上限価格で計算)
- 吸収金額:2.9億円(仮条件の上限価格で計算)
- 当選株数合計:402,500株
公開株数が少なく需給関係が良好なIPO。
吸収金額が小さく、上場初日には初値がつかないかもしれません。
業績の頭打ち感があり、成長性に不透明な印象を受けますが、購入単価が低い(想定価格は700円)ことなどを総合的に判断すると、上場初日の初値は上昇(公開価格以上)が期待できると思います。
主要な大株主には180日間のロックアップがかかっており、初値形成後の売り圧力は低そうです。
予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
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エスネットワークス(5867)のIPOセカンダリー投資 まとめ
エスネットワークス(5867)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- 業績の頭打ち感がある
- 公開株数は少なく需給関係が良好
- 吸収金額が小さい
- 仮条件の上限価格は730円
- 主要な大株主には180日間のロックアップがかかっている
- 上場市場は東証グロース
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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