2022年4月7日(木)に東証スタンダード市場に上場する「エフビー介護サービス(9220)」。
エフビー介護サービス(9220)の事業内容や、
上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、
初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資戦略を考察します。
IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
エフビー介護サービス(9220)のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 2.5 |
業績 | 3 |
公開株数 | 3 |
上場日程 | 3.5 |
ロックアップ | 4.5 |
エフビー介護サービス(9220)のIPO詳細
企業名 | エフビー介護サービス株式会社 |
企業ホームページ | https://fb-kaigo.co.jp/ |
銘柄コード | 9220 |
市場 | 東証スタンダード |
上場日 | 4月7日(木) |
公募価格 | 1,400円 |
公募株数 | 350,000株 |
売出し株数 | 550,000株 |
OA(オーバーアロットメント) | 135,000株 |
当選株数合計 | 1,035,000株 |
エフビー介護サービス(9220)の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
柳澤 秀樹 | 22.81% | 90日間 |
柳澤 考輝 | 16.89% | 90日間 |
柳澤 美穂 | 12.67% | 90日間 |
(株)カントリビューション | 12.67% | 90日間 |
SUN(株) | 8.45% | 90日間 |
柳澤 瞬 | 4.22% | 90日間 |
柳澤 翔 | 4.22% | 90日間 |
柳澤 陽子 | 2.53% | 90日間 |
フランスベッドホールディングス(株) | 2.32% | 継続保有 |
ぐんま医工連携活性化投資事業有限責任組合 | 1.76% | 継続保有 |
エフビー介護サービス(9220)の事業内容
画像出典:エフビー介護サービス
エフビー介護サービス(9220)の主な事業内容は、
福祉用具の貸与・販売・住宅改修など、
介護施設等の運営をはじめとした介護サービスの提供を行なっています。
エフビー介護サービス(9220)の業績
エフビー介護サービス(9220)の業績について。
売り上げを直実に伸ばし安定して利益が出ています。
まだ成長の余地はあると思いますが、やや頭打ち感も出てきたように見えます。
画像出典:kabutan
第3四半期時点で売上6,894百万円、経常利益488百万円を達成しています。
画像出典:kabutan
エフビー介護サービス(9220)の上場初日における好材料と悪材料
エフビー介護サービス(9220)のIPOセカンダリー投資戦略を考える上で、
上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
エフビー介護サービス(9220)の上場初日における好材料
主要な大株主にはしっかりロックアップがかかっています。
エフビー介護サービス(9220)の上場初日における悪材料
IPOのテーマとしては弱く、地味な印象が否めません。
エフビー介護サービス(9220)の上場初日の初値予想
好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
IPO銘柄としてはこれといって目立ったアピールポイントもなく、
相対的に見て注目度は低くなり、初値上昇は期待しづらいと思います。
個人的に上場初日の初値は公募価格前後ではないかと思います。
予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
エフビー介護サービス(9220)のIPOセカンダリー投資を考察
東証スタンダード市場の中型案件で、
想定時価総額が30.9億円で、吸収金額は12.5億円です。
主要な大株主にはしっかりロックアップがかかっていますが、
IPOのテーマとして弱く、公開株数もそれなりに多めで、
株価上昇を期待するだけの材料が見当たりません。
東証市場再編後、初のスタンダード市場への上場となりますが、
注目度という点で見ても、やはりスタンダード市場は地味な印象になりそうです。
IPO銘柄の上場初日はボラティリティが非常に高くなるので、自分の投資スタンスは明確にしてポジションを取るようにしましょう。
エフビー介護サービス(9220)のIPOセカンダリー投資 まとめ
「エフビー介護サービス(9220)」のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- IPOのテーマとしては弱い
- 業績は安定している
- 大株主にはしっかりロックアップがかかっている
- 公開株数はそれなりに多め
- 上場市場は東証スタンダード
最後まで読んでいただきありがとうございました。