2021年12月24日(金)に東証マザーズに新規株式上場する「F-CODE(エフ・コード)9211」。
「F-CODE(エフ・コード)9211」の事業内容や、上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
F-CODE(エフ・コード)9211のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 4 |
業績 | 3.5 |
公開株数 | 5 |
上場日程 | 1 |
ロックアップ | 4 |
F-CODE(エフ・コード)9211のIPO詳細
会社名 | 株式会社エフ・コード |
会社ホームページ | https://f-code.co.jp |
銘柄コード | 9211 |
市場 | 東証マザーズ |
上場日 | 12月24日(金) |
公募価格 | 2,020円 |
公募株数 | 100,000株 |
売出し株数 | 59,700 |
OA(オーバーアロットメント) | 23,900株 |
当選株数合計 | 183,600株 |
想定時価総額 | 37.3億円 |
吸収金額 | 3.3億円 |
F-CODE(エフ・コード)9211の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
工藤 勉 | 59.29% | 180日間 |
梅澤 康二 | 5.31% | 180日間 |
荒井 裕希 | 4.95% | 180日間 |
(株)マイナビ | 4.52% | 継続保有 |
(株)リヴァンプ | 4.26% | 継続保有 |
平井 隆仁 | 3.12% | 180日間 |
須合 聡 | 2.92% | 180日間 |
長島 毅 | 2.15% | |
衣笠 槙吾 | 1.41% | 180日間 |
大山 卓也 | 1.34% |
F-CODE(エフ・コード)9211の事業内容
画像出典:エフ・コード
F-CODE(エフ・コード)の主な事業内容は、「デジタル顧客獲得支援サービス」と「デジタル顧客育成支援サービス」を行なっています。
F-CODE(エフ・コード)はCX(Customer Experience=顧客体験)領域のデータ解析やノウハウを強みとしている企業で、SaaS型のマーケティングプラットフォーム「CODE Marketing Cloud」を提供しています。
累計1,000社を超える膨大なCXデータ・ノウハウを蓄積しており、多様なDXニーズに対してワンストップなサービスを提供しています。
画像出典:エフ・コード
画像出典:エフ・コード
F-CODE(エフ・コード)9211の業績
F-CODE(エフ・コード)9211の業績について。
業績は着実に成長しており、既に黒字を達成しています。
将来的に事業の需要が拡大すると思われ、業績の成長性が期待できそうです。
画像出典:kabutan
第3四半期時点で売上477百万円、経常利益136百万円を達成しています。
画像出典:kabutan
F-CODE(エフ・コード)9211の上場初日における好材料と悪材料
F-CODE(エフ・コード)9211のIPOセカンダリー投資戦略を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
F-CODE(エフ・コード)9211の上場初日における好材料
公開株数が非常に少なく、IPOでは人気化しやすいSaaS系銘柄です。
主要な大株主には180日間のロックアップがかかっております。
F-CODE(エフ・コード)9211の上場初日における悪材料
12月はIPOが集中しており、F-CODE(エフ・コード)9211が上場する12月24日(金)は7社上場予定で、資金分散しやすく上場日程的には最悪です。
F-CODE(エフ・コード)9211の上場初日の初値予想
好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
公開株数が非常に少なく、IPOでは人気のSaaS系の銘柄です。
ネガティブ要素と言えば上場スケジュールくらいのものでしょう。
単独上場であれば上場初日には初値がつかないレベルです。
IPOラッシュで資金分散が避けられませんが、初値高騰はほぼ間違いなさそうです。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
F-CODE(エフ・コード)9211のIPOセカンダリー投資を考察
IPOでは人気が高いSaaS系銘柄で、将来的な成長性も十分期待できるマザーズの超小型案件です。
IPOでの当選確率も低く、セカンダリー狙いの投資家も多いでしょう。
12月の中でもこの日が最も新規上場数が多く、現時点では7社が上場の予定ですが、F-CODE(エフ・コード)9211に関して言えば、IPOラッシュの資金分散はかえって好都合に感じます。
初値高騰はほぼ間違いなく、主要な大株主にもロックアップがかかっているので、初値がついたとしても買いが殺到しそうに思います。
F-CODE(エフ・コード)9211のIPOセカンダリー投資 まとめ
F-CODE(エフ・コード)9211のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- IPOでは人気が高いSaaS系銘柄
- 公開株数が非常に少なく初値高騰はほぼ間違いない
- 主要な大株主には180日間のロックアップがかかっている
- 上場市場は東証マザーズ
最後まで読んでいただきありがとうございました。