(水)に東証グロース市場に上場する「ファインズ(5125)」。
ファインズ(5125)の事業内容や
上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、
初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。
IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
ファインズ(5125)のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 4 |
業績 | 3 |
公開株数 | 3 |
上場日程 | 2.5 |
ロックアップ | 5 |
ファインズ(5125)のIPO詳細
企業名 | 株式会社ファインズ(Fines inc.) |
企業ホームページ | https://e-tenki.co.jp/ |
銘柄コード | 5125 |
市場 | 東証グロース |
業種 | 情報・通信業 |
主幹事 | 野村證券 |
上場日 | 2022年9月28日(水) |
公募価格 | 1,800円 |
公募株数 | 250,000株 |
売出し株数 | 770,000 |
OA(オーバーアロットメント) | 153,000株 |
当選株数合計 | 1,173,000株 |
想定時価総額 | 72.3億円 |
吸収金額 | 18.9億円 |
ファインズ(5125)の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
三輪 幸将(代表取締役) | 50.59% | 90日間 |
武吉 広大 | 17.75% | 90日間 |
(株)EPARK | 16.86% | 90日間 |
白木 政宏 | 4.44% | 90日間 |
ファインズ従業員持株会 | 2.57% | 180日間 |
中䑓 昭二 | 1.04% | 90日間 |
赤池 直樹 | 0.88% | 90日間 |
塩田 広大 | 0.87% | 90日間 |
佐藤 翔太 | 0.55% | 90日間 |
森田 創 | 0.53% |
ファインズ(5125)の事業内容
画像出典:ファインズ
ファインズ(5125)の主な事業内容は、
動画制作サービス、動画配信プラットフォームサービス(Videoクラウド)、DXコンサルティングを行っています。
動画を起点とした企業のマーケティングDXを支援している企業です。
画像出典:ファインズ
ファインズ(5125)の業績
ファインズ(5125)の業績について。
着実に売上を伸ばし業績が好調です。
画像出典:kabutan
画像出典:ファインズ
2023年6月期の業績予想は次のとおりです。
- 売上高2,979百万円(+14.7%)
- 営業利益735百万円(+24.4%)
- 経常利益732百万円(+21.8%)
画像出典:ファインズ
ファインズ(5125)の上場初日における好材料と悪材料
ファインズ(5125)のIPOセカンダリー投資を考える上で、
上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
ファインズ(5125)の上場初日における好材料
順調に売上を伸ばし、
事業内容が動画制作関連&DX支援ということで、IPOでは人気化しやすいです。
主要な大株主には期間のロックアップがかかっているのも好材料です。
ファインズ(5125)の上場初日における悪材料
ファインズ(5125)が上場する日は3社が上場予定です。
資金分散しやすく上場スケジュールはマイナス材料です。
ファインズ(5125)の上場初日の初値予想
ファインズ(5125)の
上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。
公募価格 | 気配値の上限価格 | 気配値の下限価格 |
1,800円 | 4,140円 | 1,350円 |
上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。
- 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
- 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍
好材料と悪材料を踏まえ、
上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
業績が好調で人気になりそうなIPO銘柄です。
株式相場全体の地合いは良いとはいえませんが、
直近上場のIPO初日に限っていうと、追い風が吹いているかのように好調です。
公開価格も1,800円に決まり、それほど高い印象もありません。
上場初日の初値はそこそこ上昇するのではないかと思います。
予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
ファインズ(5125)のIPOセカンダリー投資を考察
東証グロース市場への上場で
想定時価総額が72.3億円で、
吸収金額は18.9億円です。
公開株数がそれなりに多く、この日は3社が同時上場です。
資金分散しやすいのは気になりますが、
主要な大株主には期間のロックアップがかかっていて、大きな売り圧力もなさそうです。
あまりに初値が高騰するようなら注意が必要ですが、それなりに買いが集まるように思います。
ファインズ(5125)のIPOセカンダリー投資 まとめ
ファインズ(5125)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- 売上が順調に伸びており業績は好調
- IPOでは人気化しやすい動画制作関連事業
- 主要な大株主には期間のロックアップがかかっている
- 上場スケジュールはマイナス材料
- 上場市場は東証グロース
最後まで読んでいただきありがとうございました。