【IPOセカンダリー投資】フーディソン(7114) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】フーディソン(7114) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】フーディソン(7114) 上場初日の初値予想

(金)に東証グロース市場に上場する「フーディソン(7114)」。

「フーディソン(7114)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

フーディソン(7114)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 3
公開株数 3
上場日程 2
ロックアップ 2
IPOセカンダリー評価:13/25

フーディソン(7114)のIPO詳細

企業名 株式会社フーディソン(Foodison,Inc.)
企業ホームページ https://foodison.jp/
銘柄コード 7114
市場 東証グロース
業種 卸売業
主幹事
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2022年12/1(木)~12/7(水)
仮条件 2,210円 ~ 2,300円
上場日 (金)
公募価格 2,300円
購入申込期間 2022年12/9(金)~12/14(水)
公募株数 680,000株
売出し株数 386,800株
OA(オーバーアロットメント) 160,000株
当選株数合計 1,226,800株
想定時価総額 100.2億円
吸収金額 28.2億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

フーディソン(7114)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
山本 徹(代表取締役) 50.65% 180日間
(株)リープラジャパン 20.48% 180日間
グローバル・ブレイン5号投資事業有限責任組合 7.17% 90日間
1.5倍
SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 2.93% 90日間
1.5倍
(株)ミロク情報サービス 2.87% 180日
内藤 直樹 2.25% 180日
谷村 格 1.56% 180日
三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 1.43% 90日間
1.5倍
電通デジタル投資事業有限責任組合 1.43% 90日間
1.5倍
伊藤 貴彦 1.15% 180日

フーディソン(7114)の事業内容

フーディソン(7114)の事業内容画像出典:オープンワーク

フーディソン(7114)の主な事業内容は、

飲食店向け食品eコマースサービス「魚ポチ(ウオポチ)」を主軸とした生鮮流通プラットフォーム提供事業を行っています。

BtoB向けECサービス「sakana bacca」を中心に、BtoCコマースサービスとHR(ヒューマンリソース)サービスの3サービスを展開しております。

フーディソン(7114)の事業内容画像出典:フーディソン/目論見書

フーディソン(7114)の事業の特徴と、今後の成長戦略は次の通りです。

フーディソン(7114)の事業の特徴
フーディソン(7114)の今後の成長戦略画像出典:フーディソン/目論見書

フーディソン(7114)の業績

フーディソン(7114)の業績について。

売上高は右肩上がりで伸びており、赤字が縮小しています。

フーディソン(7114)の業績画像出典:kabutan

第2四半期時点で売上約2.361百万円、

経常利益は59百万円を達成しています。

フーディソン(7114)の業績(第2四半期時点)画像出典:kabutan

フーディソン(7114)の経営指標等の推移(連結)は次の通りです。

フーディソン(7114)の経営指標等の推移(連結)
フーディソン(7114)の経営指標等の推移(連結)画像出典:フーディソン/目論見書

フーディソン(7114)の経営指標等の推移(単独)は次の通りです。

フーディソン(7114)の経営指標等の推移(単独)画像出典:フーディソン/目論見書

フーディソン(7114)の上場初日における好材料と悪材料

フーディソン(7114)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

フーディソン(7114)の上場初日における好材料

売上高が右肩上がりで伸びており、黒字化も見えています。

フーディソン(7114)の上場初日における悪材料

この日はRebase(5138)とオープンワーク(5139)も上場するので、資金分散しやすく上場スケジュールはマイナス材料です。

VCのロックアップが公開価格の1.5倍で外れます。

フーディソン(7114)の上場初日の初値予想

フーディソン(7114)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

【フーディソン(7114)初値決定前の気配値】
公募価格 2,300円
気配値の上限価格 5,290円
気配値の下限価格 1,725円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

小幅な上昇は期待できる?

東証グロース市場への上場で

想定時価総額が100.2億円で、

吸収金額は28.2億円です。

12月も半ばに差し掛かり、いよいよIPOラッシュ本番というところでの上場です。

事業内容が飲食店向けのeコマースを主軸に展開しており、IPOでは特に注目されることもなさそうですが、業績は今後も成長が期待できそうです。

IPOラッシュの真っ只中で、この日は3社が同日上場です。

吸収金額もそれなりに大きく、VCのロックアップが公開価格の1.5倍で外れるので、売り圧力の警戒感から初値の高騰は期待しづらいといえるでしょう。

上場初日の初値は公開価格前後になるのではないかと思います。

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の2,116円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

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フーディソン(7114)のIPOセカンダリー投資 まとめ

フーディソン(7114)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上高が右肩上がりで伸びており今期は黒字化が期待できそう
  • 事業内容の主軸は飲食店向けeコマースサービス
  • VCのロックアップが公開価格の1.5倍で外れる
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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