(木)に東証グロース市場に上場する「FPパートナー(7388)」。
FPパートナー(7388)の事業内容や
上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、
初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。
IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
FPパートナー(7388)のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 2 |
業績 | 4 |
公開株数 | 1.5 |
上場日程 | 4 |
ロックアップ | 3.5 |
FPパートナー(7388)のIPO詳細
企業名 | 株式会社FPパートナー |
企業ホームページ | https://fpp.jp/ |
銘柄コード | 7388 |
市場 | 東証グロース |
業種 | 保険業 |
主幹事 | 大和証券 |
上場日 | 2022年9月22日(木) |
公募価格 | 2,600円 |
公募株数 | 1,500,000株 |
売出し株数 | 1,500,100 |
OA(オーバーアロットメント) | 450,000株 |
当選株数合計 | 3,450,000株 |
想定時価総額 | 269.1億円 |
吸収金額 | 80.7億円 |
FPパートナー(7388)の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
合同会社FPコンサルティング | 46.73% | 180日間 |
黒木 勉(代表取締役) | 42.06% | 180日間 |
小川 実 | 6.54% | |
黒木 真澄 | 4.67% | 180日間 |
FPパートナー(7388)の事業内容
画像出典:FPパートナー
FPパートナー(7388)の主な事業内容は、
個人及び法人向けの保険代理業、
金融商品仲介業、銀行代理業を行っています。
安心して人生を楽しむために、
保険に限らない解決方法を提供する店舗型サービスの「マネードクター」を展開しています。
画像出典:FPパートナー
FPパートナー(7388)の業績
FPパートナー(7388)の業績について。
着実に売上を伸ばし業績が好調です。
画像出典:kabutan
第2四半期時点で売上約12,203百万円、
経常利益2,042百万円を達成しています。
画像出典:kabutan
FPパートナー(7388)の上場初日における好材料と悪材料
FPパートナー(7388)のIPOセカンダリー投資を考える上で、
上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
FPパートナー(7388)の上場初日における好材料
売上の規模が大きく、
順調に売上を伸ばしているのは好材料です。
FPパートナー(7388)の上場初日における悪材料
公開株数が多く、
吸収金額が80.7億円というのは重たさを感じます。
保険業という業態も目新しさがなくIPOでは不人気です。
FPパートナー(7388)の上場初日の初値予想
FPパートナー(7388)の
上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。
公募価格 | 気配値の上限価格 | 気配値の下限価格 |
2,600円 | 5,980円 | 1,950円 |
上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。
- 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
- 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍
好材料と悪材料を踏まえ、
上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
業績は好調ですがIPO銘柄としての魅力に欠けます。
この規模の大型IPOとなると
初値高騰はけっこう厳しいと思います。
上場初日の初値は公募価格前後になるように思います。
予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
FPパートナー(7388)のIPOセカンダリー投資を考察
東証グロース市場への上場で
想定時価総額が269.1億円で、
吸収金額は80.7億円です。
公開株数が多く重たさが否めません。
地合い次第では公募割れがあるかもしれません。
初値がどのくらいになるかにもよりますが、
IPO銘柄としてはこれといったアピールポイントもなく
積極的には買いづらい印象です。
FPパートナー(7388)のIPOセカンダリー投資 まとめ
FPパートナー(7388)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- 売上が順調に伸びており業績は好調
- IPO銘柄としての魅力にかける
- 市場からの吸収金額が大きく重たさがある
- 上場市場は東証グロース
最後まで読んでいただきありがとうございました。