【IPOセカンダリー投資】グッピーズ(5127) 上場初日の初値予想

(金)に東証グロース市場に上場する「グッピーズ(5127)」。

グッピーズ(5127)の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

グッピーズ(5127)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 4
公開株数 3
上場日程 4
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:19/25

グッピーズ(5127)のIPO詳細

企業名 株式会社グッピーズ(GUPPY’s Inc.)
企業ホームページ https://www.guppy.co.jp/
銘柄コード 5127
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事 SMBC日興証券
上場日 2022年9月30日(金)
公募価格 1,550円
公募株数 363,000株
売出し株数 759,000
OA(オーバーアロットメント) 168,300株
当選株数合計 1,290,300株
想定時価総額 52.7億円
吸収金額 19.9億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算

グッピーズ(5127)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
肥田 義光(代表取締役) 67.69% 180日間
伊良皆 教弘 12.79% 180日間
(有)グッピー 9.03% 180日間
池田 勝彦 1.67% 180日間
木村 仁士 1.05% 180日間
清水 瞬 1.05% 180日間
長内 尊司 1.05% 180日間
金武 悟 0.74% 180日間
阿部 洋 0.60% 180日間
奥井 章仁 0.50% 180日間

グッピーズ(5127)の事業内容

グッピーズ(5127)の事業内容
画像出典:グッピーズ

グッピーズ(5127)の主な事業内容は、

医療系求人サイトの運営、ヘルスケアアプリの運営を行っています。

医療・介護・福祉業界に特化した人材サービス事業と、

スマートフォンによる健康管理アプリを提供するヘルスケア事業の2つの事業を展開しています。

グッピーズ(5127)のビジネスフロー
画像出典:グッピーズ/目論見書

グッピーズ(5127)の業績

グッピーズ(5127)の業績について。

売上と利益が右肩上がりで伸びており業績好調です。

グッピーズ(5127)の業績
画像出典:kabutan

第3四半期時点で売上約1,368百万円、

経常利益382百万円を達成しております。

グッピーズ(5127)の業績
画像出典:kabutan

グッピーズ(5127)の業績推移は次のとおりです。

グッピーズ(5127)の業績推移
画像出典:グッピーズ/目論見書

グッピーズ(5127)の業績推移
画像出典:グッピーズ/目論見書

グッピーズ(5127)の上場初日における好材料と悪材料

グッピーズ(5127)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

グッピーズ(5127)の上場初日における好材料

業績が好調で

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっています。

グッピーズ(5127)の上場初日における悪材料

吸収金額がやや大きく、

9月は中頃からIPOが過密気味で資金分散しやすいです。

グッピーズ(5127)の上場初日の初値予想

グッピーズ(5127)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

公募価格 気配値の上限価格 気配値の下限価格
1,550円 3,565円 1,163円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

吸収金額は大きめでも初値上昇は期待できそう

東証グロース市場への上場で

想定時価総額が52.7億円で、

吸収金額は19.9億円です。

吸収金額はそれなりに大きいですが、

主要な大株主にはロックアップがかかっており、大きな売り圧力はなさそうです。

9月は中頃からIPOが過密気味で、

資金分散するのは否めませんが

業績が好調で今後の成長も期待できそうです。

将来的な期待先行の買いも集まり、

上場初日の初値はそこそこ上昇が期待できると思います。

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,426円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

グッピーズ(5127)のIPOセカンダリー投資 まとめ

グッピーズ(5127)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績が好調で今後の成長も期待できそう
  • 医療に特化した人材サービス事業とヘルスケア事業を展開
  • 主要な大株主には180日のロックアップがかかっている
  • 吸収金額はやや大きめ
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

LINE証券口座開設

1株単位で株が買えるLINE証券

LINE証券は1株単位で数百円から株が買える、LINEポイントを使って投資ができるなどの魅力があります。業界最低水準の取引コストで、平日21時まで取引できます。LINEアプリで、申込から最短翌営業日で口座開設できるのも魅力です。