【IPOセカンダリー投資】ホームポジション(2999)上場初日の初値予想

(木)に東証スタンダード市場に上場する「ホームポジション(2999)」。

ホームポジション(2999)の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

ホームポジション(2999)のIPOセカンダリー評価

事業内容 1.5
業績 3
公開株数 2
上場日程 1.5
ロックアップ 3.5
IPOセカンダリー評価:11.5/25

ホームポジション(2999)のIPO詳細

企業名 ホームポジション株式会社
企業ホームページ https://www.homeposition.co.jp/realestatelist/aichi/
銘柄コード 2999
市場 東証スタンダード
主幹事 いちよし証券
上場日 2022年6月23日(木)
公募価格 450円
公募株数 1,100,000株
売出し株数 900,000株
OA(オーバーアロットメント) 300,000株
当選株数合計 2,300,000株

ホームポジション(2999)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
伴野 博之(代表取締役) 75.46% 180日間
伴野アセットマネジメント(株) 9.78% 180日間
ホームポジション従業員持株会 4.58% 180日間
海野 純子 2.35% 180日間
祐成 太郎 2.35% 180日間
青木 潤 2.35%
小島 鉄也 2.35%
菊地 隆夫 0.78%

ホームポジション(2999)の事業内容

ホームポジション(2999)の事業内容
画像出典:ホームポジション

ホームポジション(2999)の主な事業内容は、

戸建分譲事業を行っています。

ホームポジション(2999)の業績

ホームポジション(2999)の業績について。

業績は増加傾向にあります。

ホームポジション(2999)の業績
画像出典:kabutan

第2四半期時点で売上約1,0167百万円、

経常利益598百万円を達成しています。

ホームポジション(2999)の業績
画像出典:kabutan

ホームポジション(2999)の上場初日における好材料と悪材料

ホームポジション(2999)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

ホームポジション(2999)の上場初日における好材料

主要な大株主には180日のロックアップがかかっています。

ホームポジション(2999)の上場初日における悪材料

事業内容がIPOのテーマとしては弱いです。

6月は後半にIPOが集中しており、この日は3社が上場です。

資金分散しやすく上場スケジュールも悪いです。

ホームポジション(2999)の上場初日の初値予想

ホームポジション(2999)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

公募価格 気配値の上限価格 気配値の下限価格
450円 1,035円 338円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

将来的な成長がイメージしにくい事業内容で

IPO銘柄としての魅力に欠けます。

成長性という意味ではあまり評価されないように思います。

この日は3社が上場で、

資金分散しやすいというのも悪材料です。

相対的に見て上場初日の初値は、

公募価格(450円)を上回れば良しといえると思います。

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の414円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

ホームポジション(2999)のIPOセカンダリー投資を考察

東証スタンダード市場への上場で

想定時価総額が28.5億円で、

吸収金額は11.5億円です。

IPO銘柄としてのアピールポイントがなく公開株数も多めです。

主要な大株主には180日のロックアップがかかっていて

公募価格も低いですが、

これといった買い材料が見当たりません。

3社同日上場ということもあり、厳しめな印象です。

ホームポジション(2999)のIPOセカンダリー投資 まとめ

ホームポジション(2999)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • IPO銘柄としての魅力に欠ける
  • 業績は増加傾向
  • 公募割れのリスクがある
  • 主要な大株主には180日のロックアップがかかっている
  • 上場市場は東証スタンダード

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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