【IPOセカンダリー投資】HOUSEI(ホウセイ)5035 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】HOUSEI(ホウセイ)5035 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】HOUSEI(ホウセイ)5035 上場初日の初値予想

(木)に東証グロース市場に上場する「HOUSEI(ホウセイ)5035」。

HOUSEI(5035)の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

HOUSEI(5035)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 4
公開株数 2
上場日程 2.5
ロックアップ 4
IPOセカンダリー評価:16/25

HOUSEI(5035)のIPO詳細

企業名 HOUSEI株式会社
企業ホームページ https://www.housei-inc.com/
銘柄コード 5035
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事 みずほ証券
上場日 2022年7月28日(木)
公募価格 400円
公募株数 850,000株
売出し株数 963,000株
OA(オーバーアロットメント) 271,900株
当選株数合計 2,084,900株
想定時価総額 28.4億円
吸収金額 8.8億円

HOUSEI(5035)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
佰瑞祥鴻(香港)有限公司 38.28% 180日間
KSK合同会社 37.76% 180日間
EPSホールディングス(株) 14.68% 180日間
メディカル・データ・ビジョン(株) 3.06% 180日間
篠崎 弘美 1.94%
石 自力 0.50%
芦野 雄一 0.23%
胡 奎 0.16%
古市 健 0.12%
羽入 友則 0.11%

HOUSEI(5035)の事業内容

HOUSEI(5035)の事業内容
画像出典:HOUSEI

HOUSEI(5035)の主な事業内容は、

情報システム開発・運用・保守事業、

および自社開発の情報システム・ソフトウエア・クラウドサービスを提供する事業、

並びに中国の消費者向けに日本製品を販売し、

そのためのクラウドサービスを提供する事業を行っています。

HOUSEI(5035)の業績

HOUSEI(5035)の業績について。

売上高が順調に伸びており業績が安定しています。

HOUSEI(5035)の業績
画像出典:kabutan

第1四半期時点で売上約1,024百万円、

経常利益64百万円を達成しています。

HOUSEI(5035)の業績
画像出典:kabutan

HOUSEI(5035)の上場初日における好材料と悪材料

HOUSEI(5035)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

HOUSEI(5035)の上場初日における好材料

業績が安定しており、

クラウド関連事業はIPOで人気化しやすいです。

主要な大株主には180日のロックアップがかかっているのも好材料です。

HOUSEI(5035)の上場初日における悪材料

公開株数が多く、

HOUSEI(5035)が上場するこの日は、

unerry(5034)も上場することになっており資金分散しやすいです。

HOUSEI(5035)の上場初日の初値予想

HOUSEI(5035)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

公募価格 気配値の上限価格 気配値の下限価格
400円 920円 300円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

公開株数が多く

上場スケジュールも良いとはいえません。

しかし公募価格が低いので、

上場初日の初値は

小幅な上昇は期待できるかもしれません。

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の368円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

HOUSEI(5035)のIPOセカンダリー投資を考察

東証グロース市場への上場で

想定時価総額が28.4億円で、

吸収金額は8.8億円です。

業績は安定していますが、

将来的な成長性という意味では不透明感が否めません。

公開株数は多いですが、

主要な大株主には180日のロックアップがかかっており

公募価も低いので初値がついてからは多少の上昇が期待できるかもしれません。

業績とロックアップの好材料で

IPOセカンダリー評価的には、

同日上場のunerry(5034)より少し高くなりますが、

どちらかというとunerry(5034)の方に注目が集まるように感じます。

IPO銘柄は良くも悪くも出来高次第なので、

公募価格が低い分、

出来高があるうちはトレードしやすいように思います。

HOUSEI(5035)のIPOセカンダリー投資 まとめ

HOUSEI(5035)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績は安定しているが将来的な成長がイメージしにくい
  • IPOでは人気化しやすいクラウド関連銘柄
  • 公開株数が多い
  • 主要な大株主には180日のロックアップがかかっている
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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