【IPOセカンダリー投資】日本ビジネスシステムズ(5036) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】日本ビジネスシステムズ(5036) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】日本ビジネスシステムズ(5036) 上場初日の初値予想

(火)に東証スタンダード市場に上場する「日本ビジネスシステムズ(5036)」。

日本ビジネスシステムズ(5036)の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

日本ビジネスシステムズ(5036)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 3.5
公開株数 2
上場日程 3.5
ロックアップ 4.5
IPOセカンダリー評価:17/25

日本ビジネスシステムズ(5036)のIPO詳細

企業名 日本ビジネスシステムズ株式会社(Japan Business Systems, Inc.)
企業ホームページ https://www.jbs.co.jp/
銘柄コード 5036
市場 東証スタンダード
業種 情報・通信業
主幹事 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
上場日 2022年8月2日(火)
公募価格 1,520円
公募株数 2,438,000株
売出し株数 0
OA(オーバーアロットメント) 365,700株
当選株数合計 2,803,700株
想定時価総額 343.4億円
吸収金額 39.8億円

日本ビジネスシステムズ(5036)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
ロマネ(株) 40.23% 180日間
(株)三菱総合研究所 14.69% 180日間
牧田 幸弘(代表取締役) 8.65% 180日間
長井 一浩 8.19%
日本ビジネスシステムズ社員持株会 4.92% 180日間
三菱総研DCS(株) 4.59% 180日間
(有)セブンレイヤーズ 1.59% 180日間
牧田 和也 1.50% 180日間
森屋 正樹 0.70% 180日間
小澤 正彦 0.54% 180日間

日本ビジネスシステムズ(5036)の事業内容

日本ビジネスシステムズ(5036)の事業内容
画像出典:日本ビジネスシステムズ

日本ビジネスシステムズ(5036)の主な事業内容は、

マイクロソフト製品を中心とした、

DX計画策定からクラウドによる効果創出までの

一貫したITサービスの提供を行っています。

日本ビジネスシステムズ(5036)の業績

日本ビジネスシステムズ(5036)の業績について。

売上高は右肩上がりで伸びており業績は安定しています。

日本ビジネスシステムズ(5036)の業績
画像出典:kabutan

第2四半期時点で売上約37,831百万円、

経常利益2,570百万円を達成しています。

日本ビジネスシステムズ(5036)の業績
画像出典:kabutan

日本ビジネスシステムズ(5036)の上場初日における好材料と悪材料

日本ビジネスシステムズ(5036)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

日本ビジネスシステムズ(5036)の上場初日における好材料

IPOでは人気化しやすいクラウド関連銘柄で、

公開株は売出しがなく公募のみというのは好印象です。

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっています。

日本ビジネスシステムズ(5036)の上場初日における悪材料

IPOでは東証グロース市場に比べて、

スタンダード市場は人気が劣る印象が否めません。

スタンダード市場で

吸収金額が39.8億円というのは重たさを感じます。

日本ビジネスシステムズ(5036)の上場初日の初値予想

日本ビジネスシステムズ(5036)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

公募価格 気配値の上限価格 気配値の下限価格
1,520円 3,496円 1,140円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

主要な大株主には180日のロックアップがかかっていますが、

吸収金額が大きく公開株数も多いので、

上場初日の初値高騰は

あまり期待できないように思います。

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,406円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

日本ビジネスシステムズ(5036)のIPOセカンダリー投資を考察

東証スタンダード市場への上場で

想定時価総額が343.4億円で、

吸収金額は39.8億円です。

業績が安定しており、

IPOでは人気化しやすいクラウド関連銘柄で

主要な大株主には180日のロックアップがかかっていますが、

スタンダード市場ということと、

公開株数のことを考えると

あまり買いが集まりづらい印象があります。

初値がついてからは

多少の上昇はあるかもしれませんが

地合い次第では厳しめなIPOになる可能性も否定できません。

日本ビジネスシステムズ(5036)のIPOセカンダリー投資 まとめ

日本ビジネスシステムズ(5036)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上高は右肩上がりで業績は安定的
  • IPOでは人気化しやすいクラウド関連銘柄
  • 売出しがなく公募のみだが公開株数が多い
  • 主要な大株主には180日のロックアップがかかっている
  • 上場市場は東証スタンダード

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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