【IPOセカンダリー投資】湖北工業(6524)

【IPOセカンダリー投資】湖北工業(6524) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】湖北工業(6524)

2021年12月21日(火)に東証2部に上場する「湖北工業(6524)」。

湖北工業(6524)の事業内容や、上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

湖北工業(6524)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 4
公開株数 2
上場日程 1.5
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:15.5/25

湖北工業(6524)のIPO詳細

企業名 湖北工業株式会社(KOHOKU KOGYO CO.,LTD.)
企業ホームページ https://www.kohokukogyo.co.jp/
銘柄コード 6524
市場 東証2部
上場日 12月21日(火)
公募価格 4,000円
公募株数 1,600,000株
売出し株数 1,000,000株
OA(オーバーアロットメント) 390,000株
当選株数合計 2,990,000株

湖北工業(6524)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
石井 太 96.12% 90日間
湖北工業従業員持株会 1.62% 180日間
北川 一清 0.26% 90日間
国友 啓行 0.23% 90日間
加藤 隆司 0.23% 90日間
荒木 治人 0.23% 90日間
鈴木 基司 0.23% 90日間
髙原 誠 0.23% 90日間
山田 大元 0.23% 90日間
山﨑 学 0.23% 90日間

湖北工業(6524)の事業内容

湖北工業(6524)の事業内容
画像出典:湖北工業

湖北工業(6524)の主な事業内容は、アルミ電解コンデンサ用リード端子と、光ファイバ通信網用光部品の製造・販売を行っています。

アルミ電解コンデンサは電装化が進む自動車 (CASE)、 情報通信分野 (5G)、産業機器(ロボット化)などで活躍の場が広がっています。

湖北工業は独自の生産設備や長年のノウハウを基に、 年間生産個数は400億個以上にもなり、世界でもトップシェアを誇っています。

湖北工業(6524)の業績

湖北工業(6524)の業績について。

業績は安定して伸びており、直近では急激に伸びているのがわかります。

湖北工業の業績
画像出典:kabutan

湖北工業の業績
画像出典:kabutan

環境対応自動車の普及で自動車全体の電子化が進んだことなどで、アルミ電解コンデンサの需要が拡大したこと、5Gネットワークなどの光通信インフラの投資が増強されていることが、業績への追い風となっているようです。

湖北工業(6524)の上場初日における好材料と悪材料

湖北工業(6524)のIPOセカンダリー投資戦略を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

湖北工業(6524)の上場初日における好材料

大株主に売り圧力となるVCなどはおらず、主要な大株主にはしっかりロックアップがかかっています。

業績も安定して伸びており、直近の売上が急激に伸びているのも好材料といえるでしょう。

湖北工業(6524)の上場初日における悪材料

東証2部への上場は、将来的な成長期待が低く見積もられる傾向があります。

公開株数も多く、IPOのテーマとしては地味な印象が否めません。

12月はIPOが集中しており、湖北工業(6524)が上場する12月21日(火)は4社上場予定なので、資金分散しやすく需給面も良いとは言えません。

湖北工業(6524)の上場初日の初値予想

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

大株主にしっかりロックアップがかかっているとはいえ、IPO銘柄としての魅力に欠けます。

4社同日上場で東証2部、公開株数も多いことを考慮すると、初値高騰の期待は出来そうもありません。

個人的に上場初日の初値は公募価格の4,000円前後ではないかと予想します。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

湖北工業(6524)のIPOセカンダリー投資を考察

東証2部上場でそれなりに大きい方の案件です。想定時価総額が345.6億円で、吸収金額は114.8億円になります。

業績は伸びているものの、IPOセカンダリー投資という観点でいうと、正直投資しづらい銘柄だと思います。

特に上場初日に投資する理由もないので、個人的には見送りの方向です。

湖北工業(6524)に投資するにしても、上場初日に飛びつかなくてもいいように思います。

湖北工業(6524)のIPOセカンダリー投資 まとめ

湖北工業(6524)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績は成長しているがIPO銘柄としての魅力に欠ける
  • 公開株数も多く初値高騰は期待しづらい
  • 大株主にはしっかりロックアップがかかっている
  • 上場市場は東証2部

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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