【IPOセカンダリー投資】クラシコム(7110) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】クラシコム(7110) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】クラシコム(7110) 上場初日の初値予想

(金)に東証グロース市場に上場する「クラシコム(7110) 」。

クラシコム(7110) の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

クラシコム(7110)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 4
公開株数 2
上場日程 4
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:18/25

クラシコム(7110)のIPO詳細

企業名 株式会社クラシコム(Kurashicom Inc.)
企業ホームページ https://kurashi.com/
銘柄コード 7110
市場 東証グロース
業種 小売業
主幹事 みずほ証券
上場日 2022年8月5日(金)
公募価格 1,420円
公募株数 670,000株
売出し株数 1,468,000
OA(オーバーアロットメント) 320,700株
当選株数合計 2,458,700株
想定時価総額 100.4億円
吸収金額 34.9億円

クラシコム(7110)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
青木 耕平(代表取締役) 75.50% 360日間
佐藤 友子 20.00% 360日間
青木 祐一郎 4.50%

クラシコム(7110)の事業内容

クラシコム(7110)の事業内容
画像出典:クラシコム

クラシコム(7110)の主な事業内容は、

ECサイト『北欧、暮らしの道具店』における服飾雑貨などの販売事業を行っています。

クラシコム(7110)の業績

クラシコム(7110)の業績について。

売上高と利益が右肩上がりで伸びており業績が好調です。

クラシコム(7110)の業績
画像出典:kabutan

第3四半期時点で売上約3,863百万円、

経常利益626百万円を達成しています。

クラシコム(7110)の業績
画像出典:kabutan

クラシコム(7110)の上場初日における好材料と悪材料

クラシコム(7110)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

クラシコム(7110)の上場初日における好材料

業績が好調で、

ECサイト『北欧、暮らしの道具店』の知名度も高いです。

大株主は創業家の3人だけなので売り圧力が低いといえます。

クラシコム(7110)の上場初日における悪材料

公開株数が多く、

IPOのテーマとしても小売業はあまり人気がありません。

吸収金額が34.9億円というのも重たさを感じます。

クラシコム(7110)の上場初日の初値予想

クラシコム(7110)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

公募価格 気配値の上限価格 気配値の下限価格
1,420円 3,266円 1,065円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

吸収金額が大きく

公開株数が多いのは気になるところですが、

大きな売り圧力もなく、

上場初日の初値は

小幅な上昇は期待できると思います。

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,306円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

クラシコム(7110)のIPOセカンダリー投資を考察

東証グロース市場への上場で

想定時価総額が100.4億円で、

吸収金額は34.9億円です。

吸収金額が大きく

IPOでは不人気の「小売業」ですが、

クラシコム(7110)は業績が好調で、

利益率の高さと独自性で

ECサイト『北欧、暮らしの道具店』の人気の高さが伺えます。

公開株数は多いですが、

上場スケジュール的にも問題なく知名度もあります。

IPOは地合いの影響が大きいですが、

それなりに買いが集まるように思います。

クラシコム(7110)のIPOセカンダリー投資 まとめ

クラシコム(7110)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上高と利益が右肩上がりで業績が好調
  • IPOでは不人気の「小売業」だが知名度はある
  • 公開株数が多い
  • 大株主は創業家の3人だけなので売り圧力が低い
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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