画像出典:LINE証券公式サイト
いつも使っているLINEアプリで数百円から株が買えるLINE証券。
からつみたてNISAの提供も開始され
LINE証券に興味がある人も多いのではないでしょうか。
そこで今回はLINE証券の主な特徴と
メリット・デメリットを分かりやすく簡単にまとめて解説します。
LINE証券の特徴
LINE証券はLINEの子会社である「LINE Financial」と
「野村ホールディングス(野村證券の親会社)」が共同で開発した証券サービスです。
「投資をもっと身近に、もっと手軽に」をテーマに開発され
LINE証券はライトユーザー向けの証券サービスとしてスタートしました。
LINE証券の主な特徴は次の3つ。
- スマホでの株取引に特化している
- 1株(単元未満)から株が買える
- キャンペーンが豊富
スマホでの株取引に特化している
LINE証券はスマホでの株取引に特化しており
UI(ユーザーインターフェイス)もシンプルに設計されています。
取引はスマホのみで
投資初心者にとっての使いやすさにこだわっています。
LINEアプリがあれば手軽に株式投資が始められるという特徴があります。
1株(単元未満)から株が買える
LINE証券は1株(単元未満)から株が買えるという特徴があります。
取り扱っている商品は、
「国内株」・「ETF」・「投資信託」で、
国内株は約1,500銘柄、ETFは国内ETF15銘柄に1株から投資できます。
投資信託は33銘柄に最低100円から買付手数料無料で投資できます。
キャンペーンが豊富
LINE証券は独自のキャンペーンが豊富です。
LINE証券の口座を開設してクイズに正解すると
最大1,000相当の株の購入代金がもらえる「LINE証券 初株チャンス」では、
さらにクイズに正解して翌月末までに1万円以上の株取引で
3,000円プレゼントの特典もあります。
株のタイムセールや、
決算発表が終わった銘柄を当日の終値で買えるナイトセールなど、
LINE証券ではユニークなキャンペーンを実施しているのも特徴のひとつです。
LINE証券の取引時間
LINE証券では、
1口から買える国内ETF(上場投資信託)15銘柄と、
1株(単元未満株)から買える日本の有名企業約1,500銘柄が取引できます。
取引できる銘柄がAとBの2つのグループに分けられており
取引時間が「日中」と「夜間」に分かれています。
現時点で夜間に単元未満株の取引ができるのはLINE証券のみです。
- 日中の取引時間:「9:00~11:20、11:30~12:20、12:30~14:50」
- 夜間の取引時間:「17:00~21:00」
- ※ETFは夜間取引の対象外です
- 日中の取引時間:「9:00~11:20、12:30~14:50」
このようにLINE証券では、
東京証券取引所で取引ができない昼休み時間(11:30~12:20)や夜間(17:00~21:00)でも取引ができるという特徴があります。
LINE証券の取引手数料
LINE証券では取引手数料の代わりに、
基準価格に取引コストとしてスプレッド(差額)を乗せるスプレッド方式を採用しています。
AグループとBグループ
それぞれのスプレッドルールは次のとおりです。
グループAのスプレッド
日中取引:9:00~11:20、12:30~14:50
取引所(東証)の最良気配を基準に0.35%のスプレッドを加減算。
日中取引:11:30~12:20
取引所(東証)の前場終値を基準に1%のスプレッドを加減算。
ただし終値引けのみ対象となります。
夜間取引:17:00~21:00
翌日基準値段に1%のスプレッドを加減算。
グループBのスプレッド
日中取引:9:00~11:20、12:30~14:50
取引所(東証)の最良気配を基準に0.35%のスプレッドを加減算。
LINE証券の現物取引手数料
画像出典:LINE証券公式サイト
LINE証券は一般的な証券会社と同様に
東京証券取引所に上場している約3,700銘柄を
100株単位で売買できる「現物取引」や「信用取引」に対応しています。
LINE証券の現物取引手数料は
金額に応じて以下のように決められており、業界最低水準の手数料を実現しています。
約定代金 | 売却手数料 |
~5万円 | 55円 |
~10万円 | 99円 |
~20万円 | 115円 |
~50万円 | 275円 |
~100万円 | 535円 |
~150万円 | 640円 |
~3,000万円 | 1,013円 |
~3,000万円超 | 1,070円 |
手数料などについては変更になる場合があります。
実際に投資を行う際は、必ず公式サイトでご確認してください。
LINE証券のメリット
続いてLINE証券のメリットを紹介します。
LINE証券はLINEアプリに連動していて、
LINE証券ならではのさまざまなメリットがあります。
少額から投資ができるのでリスクが低い
LINE証券では1株単位(単元未満)で株が買えるので、
少額から株式投資が始められるというメリットがあります。
アメリカとは異なり、
日本では株を購入する場合、
通常100株単位で株を購入することになります。
1株が数百円単位なら数万円、
1株1,000円を超えると最低でも10万円以上が必要になります。
そのため株取引は高額になりがちなので、
初心者が始めるには金額的なハードルが高いとも言えます。
アメリカに比べ、
日本ではあまり投資が普及しないのも、
この辺が原因なのかもしれません。
しかしLINE証券では1株単位で株が買えるので、
金額的なハードルが低くなり、リスクも小さくできます。
株取引をしたことがない人にとっては株式投資が始めやすくなります。
1株単位(単元未満)で少額から株式投資が始められるというのは、
LINE証券を利用する1番のメリットといえるでしょう。
夜間に1株単位(単元未満)で取引できる
LINE証券は平日21時まで取引できるので
日中は仕事などで忙しいという人でも
夜間に取引ができるというメリットがあります。
現時点で夜間に単元未満株の取引ができるのはLINE証券のみです。
LINEアプリで手軽に投資が始められる
投資を始めようと思っている人の中には、
「証券口座の開設が大変そう」などと思っている人も多いのではないでしょうか。
LINE証券ならLINEアプリがあれば郵送でのやり取りが不要ですぐに口座の開設ができます。
口座開設に必要な本人確認書類は以下のいずれかです。
- 個人番号カード
- 運転免許証
- マイナンバー記載の住民票の写し
- 健康保険証
上記の本人確認書類をアップロードすれば郵送による書類のやり取りが不要で口座開設ができます。
※パスポートや上記以外の書類は受け付けていません。
こういう手軽さは投資を始めるハードルを低くすることにも繋がりますね。何より便利です。
郵送による簡易書留のハガキで口座を開設することができる「簡易書留受け取り」も選択できます。
LINE Payでの入出金が可能
LINE証券ではLINE Payからの入出金が可能なので、
LINEアプリを利用している人なら入出金がスムーズに行えます。
LINEポイントで投資ができる
LINEを日常的に使っている人は多いと思いますが、
LINE証券ではLINEポイントを使って投資を行うことが可能です。
LINEポイントがたまっている人なら、
現金ではなくLINEポイントを利用して投資が始められるというのも、
投資初心者にはありがたいメリットといえるでしょう。
LINE証券のデメリット
ではLINE証券のデメリットについても見ていきましょう。
以前はつみたてNISAに対応してなかったり、
銀行口座への出金手数料が発生していましたが、
現在ではつみたてNISAに対応しており、
銀行口座への出金手数料もかかりません。
デメリットといえそうなのは、
業界大手のSBI証券などと比べると
取り扱い銘柄が少ないことでしょう。
LINE証券の特徴とメリット・デメリット まとめ
最後にLINE証券の主な特徴とメリット・デメリットをまとめておきます。
- 1株単位(単元未満)で少額から取引できる
- 取引できる銘柄がAとBの2つのグループに分かれている
- LINEアプリで手軽に投資が始められる
- 取り扱い銘柄は少ない
最後まで読んでいただきありがとうございました。