【IPOセカンダリー投資】モイ(5031)上場初日の初値予想

2022年4月27日(水)に東証グロース市場に上場する「モイ(5031)」。

モイ(5031)の事業内容や、

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

モイ(5031)のIPOセカンダリー評価

事業内容 4
業績 3.5
公開株数 2
上場日程 3
ロックアップ 1.5
IPOセカンダリー評価:14/25

モイ(5031)のIPO詳細

企業名 モイ株式会社 (moi Corporation)
企業ホームページ https://about.moi.st/ja/
銘柄コード 5031
市場 東証グロース
主幹事 SBI証券
上場日 4月27日(水)
公募価格 470円
公募株数 1,041,800株
売出し株数 1,320,000株
OA(オーバーアロットメント) 354,200株
当選株数合計 2,716,000株

モイ(5031)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
赤松 洋介 55.29% 180日間
イーストベンチャーズ投信事業有限責任組合 15.88% 90日間
(1.5倍)
Mandela Capital Limited 4.28%
グローバル・ブレイン6号投信事業有限責任組合 3.38% 90日間
(1.5倍)
SBI AI & Blockchain投信事業有限責任組合 3.38% 90日間
(1.5倍)
赤松 真矢子 2.90%
伊藤 将雄 2.44% 180日間
大森 正則 2.39% 継続保有
赤松 賢介 2.14%
芝岡 寛之 1.83% 180日間

モイ(5031)の事業内容

モイ(5031)の事業内容
画像出典:モイ

モイ(5031)の主な事業内容は、

ライブ配信コミュニケーションプラットフォーム、

「ツイキャス」の企画・開発・運営を行っています。

モイ(5031)の業績

モイ(5031)の業績について。

経常利益は赤字が続いていますが、今期は黒字見通しです。

売上高も右肩上がりで成長しています。

モイ(5031)の業績
画像出典:kabutan

第3四半期時点で売上4,939百万円、経常利益197百万円を達成しています。

モイ(5031)の業績
画像出典:kabutan

モイ(5031)の上場初日における好材料と悪材料

モイ(5031)のIPOセカンダリー投資戦略を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

モイ(5031)の上場初日における好材料

モイが運営している「ツイキャス」は、

MAU(月間アクティブユーザー数)が主要ライブ配信アプリでNo.1になるなど知名度が抜群です。

IPO銘柄としての注目度が高く、

売上高が右肩上がりで成長しているのも好材料です。

モイ(5031)の上場初日における悪材料

主要な大株主(VC)のロックアップが緩いです。

モイ(5031)が上場する4月27日(水)は、

東証グロース市場にストレージ王(2997)も上場するので、

資金分散しやすく需給面も良いとは言えません。

モイ(5031)の上場初日の初値予想

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

公開株数が多めですが、

注目度が高く、それなりに買いが集まりやすいと思います。

公募価格も低い(470円)ので、

上場初日の初値は、ある程度の上昇が期待できそうです。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

モイ(5031)のIPOセカンダリー投資を考察

初値上昇の期待が高いグロース市場への上場で、

想定時価総額が61.9億円で、吸収金額は12.8億円です。

大株主(VC)のロックアップが公募価格の1.5倍(705円)で解除されるので、

株価が上昇すれば売り圧力が強くなりそうです。

注目度が高い銘柄なので出来高さえ保てれば、

売り圧力をこなして株価が上昇していくかもしれませんが、

初値がついてからは売り圧力への警戒感もあり、

上値が重い展開になることもあるでしょう。

ツイキャス」の将来性に期待して、

モイ(5031)に中長期的な投資を考えている人もいると思います。

中長期投資を考えている人は上場初日にこだわらず、

株価が少し落ち着いてからのタイミングで投資を検討する方がいいかもしれません。

IPO銘柄の上場初日はボラティリティが非常に高くなるので、

投資スタンスは明確にしてポジションを取るようにしましょう。

モイ(5031)のIPOセカンダリー投資 まとめ

モイ(5031)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 知名度抜群で注目度が高い
  • 売上高は右肩上がりで成長
  • 主要な大株主のロックアップが緩い
  • 公開株数が多め
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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