【IPOセカンダリー投資】ニフティライフスタイル(4262) 株式上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ニフティライフスタイル(4262) 株式上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ニフティライフスタイル(4262) 株式上場初日の初値予想

2021年12月24日(金)に東証マザーズに新規株式上場する「ニフティライフスタイル(4262)」。

ニフティライフスタイル(4262)の事業内容や、上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

ニフティライフスタイル(4262)のIPOセカンダリー評価

事業内容 2.5
業績 3.5
公開株数 2.5
上場日程 1
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:14.5/25

ニフティライフスタイル(4262)のIPO詳細

会社名 ニフティライフスタイル株式会社 (NIFTY Lifestyle Co., Ltd.)
会社ホームページ https://niftylifestyle.co.jp
銘柄コード 4262
市場 東証マザーズ
上場日 12月24日(金)
公募価格 2,000円
公募株数 1,250,000株
売出し株数 850,000
OA(オーバーアロットメント) 315,000株
当選株数合計 2,415,000株
想定時価総額 123.1億円
吸収金額 47.6億円

ニフティライフスタイル(4262)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
ニフティ(株) 97.19% 180日間
成田 隆志 0.49% 継続保有
広田 朋美 0.37% 継続保有
松澤 尚樹 0.34% 継続保有
野島 亮司 0.34% 継続保有
西 慶一郎 0.16% 継続保有
井口 康弘 0.14% 継続保有
伊藤 清一 0.11% 継続保有
守谷 和俊 0.10% 継続保有
深山 達郎 0.10% 継続保有

ニフティライフスタイル(4262)の事業内容

ニフティライフスタイル(4262)の事業内容
画像出典:ニフティライフスタイル

ニフティライフスタイル(4262)の主な事業内容は、WEBテクノロジーを活用して生活を便利で豊かにする「行動支援サービス事業」です。

大手不動産サイト掲載の賃貸物件や、購入物件をまとめて検索できる不動産情報サービスの「ニフティ不動産」や、日帰り温泉やスーパー銭湯などの温浴施設情報の総合サービス「ニフティ温泉」などのポータルサイトを運営しています。

ニフティライフスタイル(4262)の事業内容
画像出典:ニフティライフスタイル

ニフティライフスタイル(4262)の事業内容
画像出典:ニフティライフスタイル

ニフティライフスタイル(4262)の業績

ニフティライフスタイル(4262)の業績について。

増収増益で着実に業績を伸ばしており、まだ成長の余地がありそうです。

ニフティライフスタイル(4262)の業績
画像出典:kabutan

ニフティライフスタイル(4262)の業績
画像出典:kabutan

ニフティライフスタイル(4262)の上場初日における好材料と悪材料

ニフティライフスタイル(4262)のIPOセカンダリー投資戦略を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

ニフティライフスタイル(4262)の上場初日における好材料

業績が着実に伸びている点は好材料といえます。

ニフティライフスタイル(4262)の上場初日における悪材料

12月はIPOが集中しており、ニフティライフスタイル(4262)上場する12月24日(金)は7社上場予定で、資金分散しやすく上場日程的には最悪です。

大株主の「ニフティ(株)」の親会社にあたるノジマから見ると孫上場の関係になります。

ニフティライフスタイル(4262)の上場初日の初値予想

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

公開株数が多く、12月のIPOラッシュの中でもこの日は最も多い7社が上場予定です。

資金分散が避けられず初値上昇は期待しづらいと思います。

相対的に見て上場初日の初値は、公募価格の2,000円前後になるのではないかと思います。

初値が公募割れの場合、シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、引受価額の1,840円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

ニフティライフスタイル(4262)のIPOセカンダリー投資を考察

業績が好調という以外これといったアピールポイントもなく、IPO銘柄としての魅力に欠けます。

公開株数も多く、最も過密するIPOラッシュの日に上場することを考えても、株価上昇の期待は持てません。

IPOセカンダリー投資という観点でいうと、買いづらい銘柄だと思います。

ニフティライフスタイル(4262)のIPOセカンダリー投資 まとめ

ニフティライフスタイル(4262)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績は直実に伸びているがIPO銘柄としての魅力に欠ける
  • 公開株数が多く初値高騰の可能性は低い
  • ノジマとの孫上場
  • 上場市場は東証マザーズ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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