【IPOセカンダリー投資】オカムラ食品工業(2938) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】オカムラ食品工業(2938) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】オカムラ食品工業(2938) 上場初日の初値予想

SBI証券[旧イー・トレード証券]

(水)に東証スタンダード市場に上場する「オカムラ食品工業(2938)」。

「オカムラ食品工業(2938)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

オカムラ食品工業(2938)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 4
公開株数 3
上場日程 2.5
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:17.5/25

オカムラ食品工業(2938)のIPO詳細

企業名 株式会社オカムラ食品工業(OKAMURA FOODS CO., LTD.)
企業ホームページ https://www.okamurashokuhin.co.jp/
銘柄コード 2938
市場 東証スタンダード
業種 食料品
主幹事
  • 野村證券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年9/8(金)~9/14(木)
仮条件 1,600円 ~ 1,680円
上場日 (水)
公開価格 1,680円
購入申込期間 2023年9/19(火)~9/22(金)
公募株数 1,050,000株
売出し株数 0株
OA(オーバーアロットメント) 157,500株
当選株数合計 1,207,500株
想定時価総額 130.8億円
吸収金額 20.3億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

オカムラ食品工業(2938)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
(株)オカムラ 40.45% 90日
岡村 恒一(代表取締役) 21.48% 90日
Steelhead Aps 6.08% 90日
岡村 直子 4.01% 90日
八木 康次 3.79% 90日
岡村 祥平 2.05% 90日
岡村 大祐 1.80% 90日
岡村 麻里 1.80% 90日
岡村 英樹 1.64% 90日
岡村 亮治 1.64% 90日

オカムラ食品工業(2938)の事業内容

オカムラ食品工業(2938)の事業内容画像出典:オカムラ食品工業

オカムラ食品工業(2938)の主な事業内容は、サーモンの養殖、水産品の加工・販売を行っています。

オカムラ食品工業(2938)の事業内容詳細は以下の通りです。

オカムラ食品工業(2938)の事業内容詳細画像出典:オカムラ食品工業/目論見書

オカムラ食品工業(2938)を取巻く外部環境は以下の通りです。

オカムラ食品工業(2938)を取巻く外部環境画像出典:オカムラ食品工業/目論見書

オカムラ食品工業(2938)グループの特徴と強みは以下の通りです。

オカムラ食品工業(2938)の特徴と強み画像出典:オカムラ食品工業/目論見書

オカムラ食品工業(2938)の成長戦略は以下の通りです。

オカムラ食品工業(2938)の成長戦略は以下の通りです。画像出典:オカムラ食品工業/目論見書

オカムラ食品工業(2938)の業績

オカムラ食品工業(2938)の業績について。

オカムラ食品工業(2938)の業績画像出典:kabutan

売上と利益が右肩上がりで成長しており業績が好調です。

2023年6月期の第3四半期時点で売上約28,939百万円、経常利益は3,544百万円を達成しております。

オカムラ食品工業(2938)の業績(第3四半期時点)画像出典:オカムラ食品工業/目論見書

オカムラ食品工業(2938)の主要な経営指標等の推移(連結)は次の通りです。

オカムラ食品工業(2938)の主要な経営指標等の推移(連結)画像出典:オカムラ食品工業/目論見書

オカムラ食品工業(2938)の主要な経営指標等の推移(単独)は次の通りです。

オカムラ食品工業(2938)の主要な経営指標等の推移(単独)画像出典:オカムラ食品工業/目論見書

オカムラ食品工業(2938)の上場初日における好材料と悪材料

オカムラ食品工業(2938)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

オカムラ食品工業(2938)の上場初日における好材料

業績が好調で、公開株は売出しがなく、すべて公募というのは好印象です。

主要な大株主には90日間のロックアップがかかっております。

オカムラ食品工業(2938)の上場初日における悪材料

吸収金額が大きく、東証グロース市場に比べると、東証スタンダード市場への上場は不人気です。

上場同日には「AVILEN(5591)」も上場するので、資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

オカムラ食品工業(2938)の上場初日の初値予想

オカムラ食品工業(2938)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。

【オカムラ食品工業(2938) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,680円
気配値の上限価格 3,865円
気配値の下限価格 1,260円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

初値は公開価格前後か

オカムラ食品工業(2938)
  • 上場市場:東証スタンダード
  • 想定時価総額:130.8億円
  • 吸収金額:20.3億円
  • 当選株数合計:1,207,500株

IPO銘柄としては地味な印象があり、上場市場は東証スタンダードです。

9月末はIPOが集中しており、上場同日にはAVILEN(5591)も上場予定で上場スケジュールがネックです。

業績も好調で配当実績もありますが、直近のIPO市況は選別が激しく、不人気銘柄には買いが集まりづらくなっています。

上場初日の初値は公開価格前後になるように思います。

主要な大株主には90日間のロックアップがかかっているので、初値形成後の売り圧力は低そうです。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,554円

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,554円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

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オカムラ食品工業(2938)のIPOセカンダリー投資 まとめ

オカムラ食品工業(2938)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績が好調で配当実績あり
  • 公開株はすべて公募株
  • 主要な大株主には90日間のロックアップがかかっている
  • 上場市場は東証スタンダード

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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