2022年4月28日(木)に東証グロース市場に上場する「ペットゴー(7140)」。
ペットゴー(7140)の事業内容や、
上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、
初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。
IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
ペットゴー(7140)のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 3 |
業績 | 3.5 |
公開株数 | 3.5 |
上場日程 | 3 |
ロックアップ | 3 |
ペットゴー(7140)のIPO詳細
企業名 | ペットゴー株式会社(英文社名:Petgo Corporation) |
企業ホームページ | https://corp.petgo.jp/ |
銘柄コード | 7140 |
市場 | 東証グロース |
主幹事 | みずほ証券 |
上場日 | 4月28日(木) |
公募価格 | 550円 |
公募株数 | 550,000株 |
売出し株数 | 80,000株 |
OA(オーバーアロットメント) | 94,500株 |
当選株数合計 | 724,500株 |
ペットゴー(7140)の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
黒澤 弘 | 27.10% | 180日間 |
小出 文彦 | 9.17% | 180日間 |
SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合 | 6.54% | 90日間 1.5倍 |
中谷 将史 | 6.36% | 180日間 |
サーラエナジー(株) | 4.97% | 180日間 |
(株)AMG | 4.93% | 90日間 1.5倍 |
アイペット損害保険(株) | 3.93% | 180日間 |
(株)コーポレート・アドバイザーズ | 3.28% | 180日間 |
AGキャピタル(株) | 3.27% | 90日間 1.5倍 |
住友商事(株) | 2.62% | 180日間 |
ペットゴー(7140)の事業内容
画像出典:ペットゴー
ペットゴー(7140)の主な事業内容は、
ペットヘルスケアに特化したEコマース事業を行っています。
「ハッピーペットライフ・ハッピーワールド」というスローガンを掲げ、
「ペットのQOL向上」に役立つ商品を中心に販売しています。
犬や猫を対象にした食事療法食やサプリメント、
D2C(Direct to Consumer)ブランド製品の企画・開発も行っています。
ペットゴー(7140)の業績
ペットゴー(7140)の業績について。
安定して利益が出ているものの、
事業の成長性は緩やかな印象です。
画像出典:kabutan
第3四半期時点で売上7,127百万円、経常利益109百万円を達成しています。
画像出典:kabutan
ペットゴー(7140)の上場初日における好材料と悪材料
ペットゴー(7140)のIPOセカンダリー投資戦略を考える上で、
上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
ペットゴー(7140)の上場初日における好材料
公開株数が多くはなく、
吸収金額も3.6億円と小さいので需給は絞れています。
ペットゴー(7140)の上場初日における悪材料
大株主(VC)のロックアップが公募価格の1.5倍(825円)で解除されます。
ペットゴー(7140)が上場する4月28日(木)は、
東証グロース市場にクリアル(2998)も上場するので、
資金分散しやすいです。
ペットゴー(7140)の上場初日の初値予想
好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
IPOのテーマとしては、
これといったアピールポイントがありませんが、
公開株数が多くはなく吸収金額も小さいので、
上場初日の初値は小幅上昇ぐらいは期待できると思います。
予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
ペットゴー(7140)のIPOセカンダリー投資を考察
東証グロース市場の小型案件で、
想定時価総額が8.7億円で、吸収金額は3.6億円です。
4月後半はIPOが集中しており、
この日も2社が東証グロース市場に上場予定です。
吸収金額が小さく需給が絞れているので、
初値はそこそこ上昇するかもしれませんが、
大株主(VC)のロックアップが公募価格の1.5倍(825円)で解除されるので、
初値がついてからは出来高を保てないと上値が重い展開になりそうです。
ペットゴー(7140)のIPOセカンダリー投資 まとめ
ペットゴー(7140)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- IPOのテーマ性はやや弱い
- 業績は安定的
- 大株主(VC)のロックアップが公募価格の1.5倍(825円)で解除される
- 公開株数は多くはない
- 上場市場は東証グロース
最後まで読んでいただきありがとうございました。