【IPOセカンダリー投資】プロディライト(5580) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】プロディライト(5580) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】プロディライト(5580) 上場初日の初値予想

松井証券

(水)に東証グロース市場に上場する「プロディライト(5580)」。

「プロディライト(5580)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

プロディライト(5580)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 3.5
公開株数 4
上場日程 3
ロックアップ 2.5
IPOセカンダリー評価:16/25

プロディライト(5580)のIPO詳細

企業名 株式会社プロディライト(Prodelight Co.,Ltd.)
企業ホームページ https://prodelight.co.jp/
銘柄コード 5580
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事
  • 野村證券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年6/12(月)~6/16(金)
仮条件 1,400円 ~ 1,440円
上場日 (水)
公開価格 1,440円
購入申込期間 2023年6/20(火) ~ 6/23(金)
公募株数 150,000株
売出し株数 324,700株
OA(オーバーアロットメント) 71,200株
当選株数合計 545,900株
想定時価総額 22.4億円
吸収金額 7.8億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

プロディライト(5580)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
小南 秀光(代表取締役) 45.11% 90日間
川田 友也 19.33% 90日間
SMBCベンチャーキャピタル1号投資事業有限責任組合 11.28% 90日間
1.5倍
大日本ビジネスシステムズ(株) 6.44% 90日間
SMBCベンチャーキャピタル2号投資事業有限責任組合 3.87% 90日間
1.5倍
池田泉州キャピタルニュービジネス4号投資事業有限責任組合 3.87% 90日間
1.5倍
奥井 琢磨 2.58%
三菱UFJキャピタル5号投資事業有限責任組合 1.07% 90日間
1.5倍
金森 一樹 0.77%
岡田 良平 0.53%

プロディライト(5580)の事業内容

プロディライト(5580)の事業内容画像出典:プロディライト

プロディライト(5580)の主な事業内容は、

自社開発のIP電話用クラウドPBX『INNOVERA』等、音声コミュニケーションのDXに向けたワンストップ・ソリューションの提供を行っています。

事業内容詳細は以下の通りです。

プロディライト(5580)の事業内容画像出典:プロディライト/目論見書

プロディライト(5580)の経営戦略は次の通りです。

プロディライト(5580)の経営戦略画像出典:プロディライト/目論見書

プロディライト(5580)の業績

プロディライト(5580)の業績について。

売上を着実に伸ばしており業績が好調です。

プロディライト(5580)の業績画像出典:kabutan

第2四半期時点で売上約958百万円、

経常利益は59百万円を達成しています。

プロディライト(5580)の業績(第2四半期時点)画像出典:kabutan

プロディライト(5580)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。

プロディライト(5580)の主要な経営指標等の推移プロディライト(5580)の主要な経営指標等の推移画像出典:プロディライト/目論見書

プロディライト(5580)の上場初日における好材料と悪材料

プロディライト(5580)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

プロディライト(5580)の上場初日における好材料

吸収金額が小さく公開株数が少なめです。

プロディライト(5580)の上場初日における悪材料

一部株主(VC)のロックアップが1.5倍で外れます。

この日はノイルイミューン・バイオテック(4893)も上場するので、資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

プロディライト(5580)の上場初日の初値予想

好材料や悪材料などを踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

プロディライト(5580)の、上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

【プロディライト(5580) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,440円
気配値の上限価格 3,315円
気配値の下限価格 1,080円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

初値は多少の上昇(公開価格以上)が期待できそう

プロディライト(5580)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:22.4億円
  • 吸収金額:7.8億円
  • 当選株数合計:545,900株

IPO銘柄としてのインパクトに欠けますが、業績が好調で吸収金額が小さいので受給が絞られています。

6月はIPOラッシュで同日に「ノイルイミューン・バイオテック(4893)」も上場します。

IPOラッシュ真っ只中で、どれだけ買いが集まるかはわかりませんが、多少の上昇(公開価格以上)は期待できると予想します。

一部株主(VC)のロックアップが1.5倍で解除されるので、初値形成後の売り圧力は要警戒といったところでしょうか。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,324.80円

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,324.80円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

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プロディライト(5580)のIPOセカンダリー投資 まとめ

プロディライト(5580)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 事業内容は音声コミュニケーションのDXなどを展開
  • 売上が伸びており業績が好調
  • IPO銘柄としてのインパクトに欠ける
  • 公開株数が少なめ
  • 一部株主(VC)のロックアップが1.5倍で外れる
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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