【IPOセカンダリー投資】楽天銀行(5838) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】楽天銀行(5838) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】楽天銀行(5838) 上場初日の初値予想

松井証券

(金)に東証プライム市場に上場する「楽天銀行(5838)」。

「楽天銀行(5838)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

楽天銀行(5838)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 3.5
公開株数 1
上場日程 3.5
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:16.5/25

楽天銀行(5838)のIPO詳細

企業名 楽天銀行株式会社(Rakuten Bank, Ltd.)
企業ホームページ https://www.rakuten-bank.co.jp/
銘柄コード 5838
市場 東証プライム
業種 銀行業
主幹事
  • SMBC日興証券
  • 大和証券
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
  • みずほ証券
  • ゴールドマン・サックス証券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年4/5(水)~4/11(火)
仮条件 1,300円 ~ 1,400円
上場日 (金)
公開価格 1,400円
購入申込期間 2023年4/14(金) ~ 4/19(水)
公募株数 5,555,500株
売出し株数 53,951,300株
OA(オーバーアロットメント) 4,463,000株
当選株数合計 63,969,800株
想定時価総額 2,380.2億円
吸収金額 895.5億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

楽天銀行(5838)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
楽天グループ 100% 180日間

楽天銀行(5838)の事業内容

楽天銀行(5838)の事業内容画像出典:楽天銀行

楽天銀行(5838)の主な事業内容は、

インターネット銀行を行っています。

楽天銀行(5838)の事業内容楽天銀行(5838)の事業内容画像出典:楽天銀行/目論見書

楽天銀行(5838)の業績

楽天銀行(5838)の業績について。

日本最大の顧客数を誇るインターネット銀行で、口座開設数も順調に増加しており業績が好調です。

楽天銀行(5838)の主な経営指標の推移は次の通りです。

楽天銀行(5838)の主な経営指標の推移楽天銀行(5838)の主な経営指標の推移画像出典:楽天銀行/目論見書

楽天銀行(5838)の上場初日における好材料と悪材料

楽天銀行(5838)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

楽天銀行(5838)の上場初日における好材料

日本No.1のインターネット銀行として知名度が高く、注目度が高いのは好材料といえるでしょう。

大株主である楽天グループの100%出資で180日間のロックアップがかかっています。

楽天銀行(5838)の上場初日における悪材料

公開株数が非常に多いです。

楽天銀行(5838)の上場初日の初値予想

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

楽天銀行(5838)の、上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

【楽天銀行(5838) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,400円
気配値の上限価格 3,220円
気配値の下限価格 1,050円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

公募割れしなければ良し

楽天銀行(5838)
  • 上場市場:東証プライム
  • 想定時価総額:2,380.2億円
  • 吸収金額:895.5億円
  • 当選株数合計:63,969,800株

住信SBIネット銀行(7163)に続く楽天銀行(5838)のIPO。

日本最大の顧客数を誇るネット銀行の超大型IPOということで、注目度が高くなりそうです。

しかし公開株数が非常に多く、

この規模になると初値高騰は厳しく、公募割れしなければ良しという感じでしょうか。

先に上場する住信SBIネット銀行(7163)の動向が気になるところですね。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,330円

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,330円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

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楽天銀行(5838)のIPOセカンダリー投資 まとめ

楽天銀行(5838)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 口座開設数が順調に増加しており業績が好調
  • 日本No.1のインターネット銀行として知名度が高い
  • 公開株数が非常に多い
  • 上場市場は東証プライム

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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