【IPOセカンダリー投資】リアルゲイト(5532) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】リアルゲイト(5532) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】リアルゲイト(5532) 上場初日の初値予想

松井証券

(木)に東証グロース市場に上場する「リアルゲイト(5532)」。

「リアルゲイト(5532)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

リアルゲイト(5532)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 3
公開株数 3.5
上場日程 3
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:17.5/25

リアルゲイト(5532)のIPO詳細

企業名 株式会社リアルゲイト(REALGATE INC.)
企業ホームページ https://realgate.jp/
銘柄コード 5532
市場 東証グロース
業種 不動産業
主幹事
  • 大和証券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年6/7(水)~6/13(火)
仮条件 1,700円 ~ 1,790円
上場日 (木)
公開価格 1,790円
購入申込期間 2023年6/15(木) ~ 6/20(火)
公募株数 670,000株
売出し株数 0株
OA(オーバーアロットメント) 100,500株
当選株数合計 770,500株
想定時価総額 47.8億円
吸収金額 13.8億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

リアルゲイト(5532)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
(株)サイバーエージェント 80.64% 180日間
岩本 裕(代表取締役) 12.23% 180日間
サッポロ不動産開発(株) 1.76% 180日間
渡邊 学 1.52% 180日間
横山 和哉 0.95% 180日間
黒川 亮 0.51% 180日間
山崎 誠一 0.42% 180日間
井上 陽平 0.29% 180日間
菊池 史哉 0.27% 180日間
菅原 大輔 0.26% 180日間

リアルゲイト(5532)の事業内容

リアルゲイト(5532)の事業内容画像出典:リアルゲイト

リアルゲイト(5532)の主な事業内容は、

不動産に関するコンサルタント業務、不動産売買業務、不動産仲介業務、不動産賃貸業務、不動産管理運営業務、建築・設計監理業務、建築および内装工事請負業務、損害保険の代理店業務を行っています。

事業内容詳細は以下の通りです。

リアルゲイト(5532)の事業内容画像出典:リアルゲイト/目論見書

リアルゲイト(5532)の強みと特徴は次の通りです。

リアルゲイト(5532)の強みと特徴画像出典:リアルゲイト/目論見書

リアルゲイト(5532)の成長戦略は次の通りです。

リアルゲイト(5532)の成長戦略画像出典:リアルゲイト/目論見書

リアルゲイト(5532)の業績

リアルゲイト(5532)の業績について。

業績は安定的で売上も緩やかに伸びています。

リアルゲイト(5532)の業績画像出典:kabutan

第2四半期時点で売上約3,894百万円、

経常利益は393百万円を達成しています。

リアルゲイト(5532)の業績(第2四半期時点)画像出典:kabutan

リアルゲイト(5532)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。

リアルゲイト(5532)の主要な経営指標等の推移リアルゲイト(5532)の業績等の推移画像出典:リアルゲイト/目論見書

前期は固定資産の減損による329百万円の減損損失を計上している点は気になりますが、今期の特別損失はなさそうです。

画像出典:リアルゲイト/目論見書

リアルゲイト(5532)の上場初日における好材料と悪材料

リアルゲイト(5532)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

リアルゲイト(5532)の上場初日における好材料

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっております。

公開株は売出しがなく、すべて公募というのも好印象です。

リアルゲイト(5532)の上場初日における悪材料

不動産関連事業はIPOで不人気です。

今回の上場はサイバーエージェント(4751)との親子上場となり、親子上場はネガティブ視される傾向があります。

この日はアイデミー(5577)も上場するので、資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

リアルゲイト(5532)の上場初日の初値予想

好材料や悪材料などを踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

リアルゲイト(5532)の、上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

【リアルゲイト(5532) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,790円
気配値の上限価格 4,120円
気配値の下限価格 1,343円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好調なIPO市況

リアルゲイト(5532)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:47.8億円
  • 吸収金額:13.8億円
  • 当選株数合計:770,500株

業績は安定しておりますが、これといった好材料に乏しく不動産関連事業はIPOで不人気業種です。

評価が難しいIPO銘柄といえそうでが、6月から始まったIPO市況は絶好調で初値高騰が続いております。

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっており、この好調なIPOの地合いが続いている限り、初値は上昇(公開価格以上)が期待できそうです。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,646.80円

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,646.80円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

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リアルゲイト(5532)のIPOセカンダリー投資 まとめ

リアルゲイト(5532)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績は安定的
  • 公開株は売出しがなく公募のみ
  • サイバーエージェント(4751)との親子上場
  • 主要な大株主には180日間のロックアップがかかっている
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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