【IPOセカンダリー投資】Ridge-i(リッジアイ)5572 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】Ridge-i(リッジアイ)5572 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】Ridge-i(リッジアイ)5572 上場初日の初値予想

松井証券

(水)に東証グロース市場に上場する「Ridge-i(リッジアイ)5572」。

「Ridge-i(5572)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

Ridge-i(5572)のIPOセカンダリー評価

事業内容 4
業績 3.5
公開株数 3.5
上場日程 3
ロックアップ 3.5
IPOセカンダリー評価:17.5/25

Ridge-i(5572)のIPO詳細

企業名 株式会社 Ridge-i(Ridge-i Inc.)
企業ホームページ https://ridge-i.com/
銘柄コード 5572
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年4/11(火)~4/17(月)
仮条件 1,600円 ~ 1,750円
上場日 (水)
公開価格 1,750円
購入申込期間 2023年4/19(水) ~ 4/24(月)
公募株数 330,000株
売出し株数 261,000株
OA(オーバーアロットメント) 88,600株
当選株数合計 679,600株
想定時価総額 66.3億円
吸収金額 11.8億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

Ridge-i(5572)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
柳原 尚史(代表取締役) 36.53% 180日間
(株)柳原ホールディングス 18.94% 180日間
(株)バルカー 11.28% 180日間
小松 平佳 10.14% 180日間
(株)SMBC信託銀行(特定運用金外信託 未来創生2号ファンド) 5.88% 90日間
1.5倍
グローバル・ブレイン7号投資事業有限責任組合 3.74% 90日間
1.5倍間
オリックス(株) 2.94% 90日間
1.5倍
杉山 一成 2.84% 180日間
(株)荏原製作所 2.25% 180日間
中井 努 1.89%

Ridge-i(5572)の事業内容

Ridge-i(5572)の事業内容画像出典:Ridge-i

Ridge-i(5572)の主な事業内容は、

AI・ディープラーニング技術のコンサルティングおよび開発、共同事業、ライセンス、保守モデル、自社開発などによるプロダクトの提供、人工衛星データを活用したAI解析ソリューションの提供を行っています。

Ridge-i(5572)の事業内容画像出典:Ridge-i/目論見書

Ridge-i(5572)の特徴は次のとおりです。

Ridge-i(5572)の特徴画像出典:Ridge-i/目論見書

Ridge-i(5572)のサービス内容と売上は次のとおりです。

Ridge-i(5572)のサービス内容と売上画像出典:Ridge-i/目論見書

Ridge-i(5572)の業績

Ridge-i(5572)の業績について。

売上が右肩上がりで伸びており、業績が好調です。

Ridge-i(5572)の業績画像出典:kabutan

第2四半期時点で売上約436百万円、

経常利益は83百万円を達成しています。

Ridge-i(5572)の業績(第2四半期時点)画像出典:kabutan

Ridge-i(5572)の業績等の推移は次の通りです。

Ridge-i(5572)の業績等の推移Ridge-i(5572)の業績等の推移画像出典:Ridge-i/目論見書

Ridge-i(5572)の上場初日における好材料と悪材料

Ridge-i(5572)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

Ridge-i(5572)の上場初日における好材料

公開株数がそれほど多くはなく、AI関連事業はIPOで人気化しやすいです。

Ridge-i(5572)の上場初日における悪材料

一部の大株主(VC)のロックアップが1.5倍で解除されます。

この日は2社が上場予定なので、資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

※この日に上場予定だったスタジアム(9157)は上場中止となりました。2023/4/21追記

Ridge-i(5572)の上場初日の初値予想

好材料や悪材料などを踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

Ridge-i(5572)の、上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

【Ridge-i(5572) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,750円
気配値の上限価格 4,025円
気配値の下限価格 1,313円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

初値は上昇(公開価格以上)が期待できそう

Ridge-i(5572)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:66.3億円
  • 吸収金額:11.8億円
  • 当選株数合計:679,600株

吸収金額がそれほど大きくはなく、事業内容的にも人気化しそうなIPOです。

業績も好調で将来的な成長性も期待できそうです。

この日はスタジアム(9157)も上場予定で資金分散しやすいのは否めませんが、初値は上昇(公開価格以上)が期待できると思います。

※スタジアム(9157)は上場中止となりました。2023/4/21追記

一部の大株主(VC)のロックアップが緩い(1.5倍で解除)ので、初値形成後の売り圧力は要警戒といった感じでしょうか。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

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Ridge-i(5572)のIPOセカンダリー投資 まとめ

Ridge-i(5572)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上が右肩上がりで伸びており業績が好調
  • 一部の大株主(VC)のロックアップが緩い(1.5倍で解除)
  • AI関連事業はIPOで人気化しやすい
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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