【IPOセカンダリー投資】SBIリーシングサービス(5834) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】SBIリーシングサービス(5834) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】SBIリーシングサービス(5834) 上場初日の初値予想

(水)に東証グロース市場に上場する「SBIリーシングサービス(5834)」。

SBIリーシングサービス(5834)の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

SBIリーシングサービス(5834)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 3
公開株数 2
上場日程 4
ロックアップ 4
IPOセカンダリー評価:16/25

SBIリーシングサービス(5834)のIPO詳細

企業名 SBIリーシングサービス株式会社(SBI Leasing Services Co., Ltd.)
企業ホームページ https://www.sbils.co.jp/
銘柄コード 5834
市場 東証グロース
業種 証券・商品
主幹事 大和証券
上場日 2022年10月19日(水)
公募価格 2,980円
公募株数 350,000株
売出し株数 1,850,000株
OA(オーバーアロットメント) 330,000株
当選株数合計 2,530,000株
想定時価総額 221.9億円
吸収金額 75.3億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算

SBIリーシングサービス(5834)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
SBIホールディングス株式会社 91.32% 180日間
株式会社オートパンサー 2.23% 180日間
久保田 光男(代表取締役) 0.48%
辻・本郷税理士法人 0.47% 180日間
越智会計コンサルティング株式会社 0.47% 180日間
株式会社ティーアンドエイネットワーク 0.47% 180日間
小栗 正次 0.47% 180日間
階戸 雅博 0.32%
吉原 寛 0.27%
真鍋 修平 0.27%

SBIリーシングサービス(5834)の事業内容

SBIリーシングサービス(5834)の事業内容
画像出典:SBIリーシングサービス

SBIリーシングサービス(5834)の主な事業内容は、

航空機、船舶などを対象としたオペレーティング・リース事業に投資するファンドの組成・販売を行っています。

SBIリーシングサービス(5834)の事業内容
画像出典:SBIリーシングサービス/目論見書

SBIリーシングサービス(5834)のビジネスモデルは次のようなイメージです。

SBIリーシングサービス(5834)の事業内容
画像出典:SBIリーシングサービス/目論見書

SBIリーシングサービス(5834)の業績

SBIリーシングサービス(5834)の業績について。

直近の売上・利益が急拡大しています。

SBIリーシングサービス(5834)の業績
画像出典:kabutan

第1四半期時点で売上約9,511百万円、

経常利益1,224百万円を達成しております。

SBIリーシングサービス(5834)の業績
画像出典:kabutan

SBIリーシングサービス(5834)の業績等の推移は次のとおりです。

SBIリーシングサービス(5834)の業績推移
画像出典:SBIリーシングサービス/目論見書

SBIリーシングサービス(5834)の主な経営指標(単独)の推移は次のとおりです。

SBIリーシングサービス(5834)の業績推移
画像出典:SBIリーシングサービス/目論見書

SBIリーシングサービス(5834)の主な経営指標(連結)の推移は次のとおりです。

SBIリーシングサービス(5834)の業績推移
画像出典:SBIリーシングサービス/目論見書

SBIリーシングサービス(5834)の上場初日における好材料と悪材料

SBIリーシングサービス(5834)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

SBIリーシングサービス(5834)の上場初日における好材料

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっています。

SBIリーシングサービス(5834)の上場初日における悪材料

公開株数が多いです。

SBIホールディングスとの親子上場となり、親子上場はネガティブ視される傾向があります。

SBIリーシングサービス(5834)の上場初日の初値予想

SBIリーシングサービス(5834)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

公募価格 気配値の上限価格 気配値の下限価格
2,980円 6,860円 2,235円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

単独上場なので公開価格は超えられそう

東証プライム市場への上場で

想定時価総額が221.9億円で、

吸収金額は75.3億円です。

吸収金額が大きめで少し重たさを感じますが、

主要な大株主にはロックアップがかかっており、大きな売り圧力はなさそうです。

直近の業績が急拡大していますが業績のブレがあり、

親子上場というのもネガティブ視されそうですが、

この日は単独上場なのでそれなりに買いが集まりそうです。

上場初日の初値は小幅な上昇は期待できるかもしれませんが、

初値形成後の株価は地合い次第といえそうです。

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の2,741.6円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

SBIリーシングサービス(5834)のIPOセカンダリー投資 まとめ

SBIリーシングサービス(5834)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 直近の業績が急拡大している
  • 主要な大株主には180日のロックアップがかかっている
  • SBIホールディングスとの親子上場
  • 公開株数が多い
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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