【IPOセカンダリー投資】サンウェルズ(9229)上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】サンウェルズ(9229)上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】サンウェルズ(9229)上場初日の初値予想

(月)に東証グロース市場に上場する「サンウェルズ(9229)」。

サンウェルズ(9229)の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

サンウェルズ(9229)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 4
公開株数 1.5
上場日程 2
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:16/25

サンウェルズ(9229)のIPO詳細

企業名 株式会社サンウェルズ
企業ホームページ https://sunwels.jp/pdh/
銘柄コード 9229
市場 東証グロース
業種 サービス業
主幹事 野村證券
上場日 2022年6月27日(月)
公募価格 1,940円
公募株数 1,761,000株
売出し株数 1,174,000株
OA(オーバーアロットメント) 440,200株
当選株数合計 3,375,200株
想定時価総額 227.8億円
吸収金額 65.5億円

サンウェルズ(9229)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
(株)杏 56.53% 90日間
苗代 亮達(代表取締役) 13.33% 90日間
越野 亨 0.19% 継続保有
長山 知広 0.19% 継続保有
中山 美智代 0.19% 継続保有
上野 英一 0.19% 継続保有
長戸 優也 0.13% 継続保有
青山 剛之 0.13% 継続保有
石浦 志乃 0.13% 継続保有
勝木 ひかる 0.13% 継続保有

サンウェルズ(9229)の事業内容

サンウェルズ(9229)の事業内容
画像出典:サンウェルズ

サンウェルズ(9229)の主な事業内容は、

パーキンソン病専門の有料老人ホーム

「PDハウス」を中心とした介護事業等の運営を行なっています。

サンウェルズ(9229)の業績

サンウェルズ(9229)の業績について。

売上、利益ともに右肩上がりで成長しており、

業績は堅調に推移してるのがわかります。

サンウェルズ(9229)の業績
画像出典:kabutan

第3四半期時点で売上約5,921百万円、

経常利益72百万円を達成しています。

サンウェルズ(9229)の業績
画像出典:IRBANK

サンウェルズ(9229)の上場初日における好材料と悪材料

サンウェルズ(9229)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

サンウェルズ(9229)の上場初日における好材料

業績が堅調で既に黒字を達成しているのは好印象です。

主要な大株主には90日のロックアップがかかっているのも好材料と言えます。

サンウェルズ(9229)の上場初日における悪材料

公開株数が多く吸収金額も大きいです。

6月は後半にIPOが集中しており、

サンウェルズ(9229)が上場するこの日は

イーディーピー(7794)も上場するので

資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

サンウェルズ(9229)の上場初日の初値予想

サンウェルズ(9229)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

公募価格 気配値の上限価格 気配値の下限価格
1,940円 4,462円 1,455円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

公開株数が多く吸収金額が大きい(65.5億円)ので重たさを感じます。

業績面はプラス材料ですが、

上場日程的にも資金分散しやすく

IPO銘柄として株価が高騰するほどのインパクトはありません。

相対的に見て上場初日の初値は、

公募価格(1,940円)を上回るのが厳しいかも知れません。

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,784円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

サンウェルズ(9229)のIPOセカンダリー投資を考察

東証グロース市場への上場で

想定時価総額が227.8億円で、

吸収金額は65.5億円です。

主要な大株主には90日のロックアップがかかっていますが、

IPO銘柄としての注目度は低くなりそうです。

事業内容的には今後の需要拡大が見込めますが、

公開価格(1,940円)から見ても

なかなか買いが集まりにくいように感じます。

株価を上昇させるような材料も見当たらず、

IPO銘柄としては厳しい印象が否めません。

サンウェルズ(9229)のIPOセカンダリー投資 まとめ

サンウェルズ(9229)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • IPO銘柄としては地味な印象
  • 業績堅調ですでに黒字を達成
  • 公開株数が多く吸収金額が大きい
  • 主要な大株主には90日のロックアップがかかっている
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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