【IPOセカンダリー投資】注目のMedtech(メドテック)銘柄「サスメド(4263)」

【IPOセカンダリー投資】注目のMedtech(メドテック)銘柄「サスメド(4263)」株式上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】注目のMedtech(メドテック)銘柄「サスメド(4263)」

2021年12月24日(金)に東証マザーズに新規株式上場する「サスメド(4263)」。

サスメド(4263)の事業内容や、上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

サスメド(4263)のIPOセカンダリー評価

事業内容 4
業績 2
公開株数 2
上場日程 1
ロックアップ 2.5
IPOセカンダリー評価:11.5/25

サスメド(4263)のIPO詳細

会社名 サスメド株式会社(SUSMED,Inc.)
会社ホームページ https://www.susmed.co.jp
銘柄コード 4263
市場 東証マザーズ
上場日 12月24日(金)
公募価格 1,410円
公募株数 2,291,000株
売出し株数 302,000
OA(オーバーアロットメント) 388,900株
当選株数合計 2,981,900株
想定時価総額 203.7億円
吸収金額 39.1億円

サスメド(4263)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
上野 太郎 48.20% 180日間
Beyond Next Ventures 1号投資事業有限責任組合 15.70% 90日間(1.5倍)
SBI AI&Blockchain投資事業有 限責任組合 8.00% 90日間(1.5倍)
(株)スズケン 4.80% 継続保有
第一生命保険(株) 4.00% 90日間(1.5倍)
市川 太祐 2.80% 180日間
本橋 智光 2.10% 180日間
住友商事(株) 1.70% 継続保有
サワイグループホールディングス(株) 1.70% 継続保有
ソニーグループ(株) 1.20% 90日間

サスメド(4263)の事業内容

サスメド(4263)の事業内容
画像出典:サスメド

サスメド(4263)の主な事業内容は、「治療用アプリの開発」と「臨床試験の効率化推進」の2つを事業の柱としています。

サスメドという社名は「持続可能な医療」に由来しており、医療資源の効率的な配分と、医薬品開発のコスト効率化を実現することで、日本の医療が抱える課題の解決を目指しています。

ブロックチェーン技術を使って開発されている「サスメドシステム」を活用して、臨床試験システムの開発や機械学習による医療データ解析、コンサルティングサービスの提供なども行なっています。

オープンイノベーション型の治療用アプリ開発プラットフォーム“QDTx”を開発して、事業パートナーとの治療用アプリ開発も行なっています。

サスメド(4263)の事業内容
画像出典:サスメド

サスメド(4263)の業績

サスメド(4263)の業績について。

業績についてはまだまだ成長段階という感じですが、将来的な成長余地は十分期待できる事業内容だと思います。

サスメド(4263)の業績
画像出典:kabutan

サスメド(4263)の業績
画像出典:kabutan

サスメド(4263)の上場初日における好材料と悪材料

サスメド(4263)のIPOセカンダリー投資戦略を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

サスメド(4263)の上場初日における好材料

医療とITを組み合わせた「Medtech(メドテック)」系は注目されやすいです。

サスメド(4263)の上場初日における悪材料

12月はIPOが集中しており、サスメド(4263)が上場する12月24日(金)は7社上場予定で、資金分散しやすく上場日程的には最悪です。

大株主のロックアップも緩いです。

サスメド(4263)の上場初日の初値予想

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

公開株数が多く、12月のIPOラッシュの中でもこの日は最も多い7社が上場予定です。

IPOのテーマとしては注目を集めそうなMedtech(メドテック)銘柄ですが、資金分散が避けられず初値上昇は難しいと思います。

相対的に見て上場初日の初値は、公募価格(1,410円)前後になるのではないかと思います。

初値が公募割れの場合、シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、引受価額の1,297円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

サスメド(4263)のIPOセカンダリー投資を考察

将来的な成長性が十分期待できるMedtech(メドテック)銘柄ということもあり、サスメド(4263)に注目している投資家も多いのではないでしょうか。

一時期ほどの加熱ぶりは無くなりましたが、医療テック系への期待は高く、今後も注目されていく分野だと思います。

大株主のロックアップが緩く公開株数も多いので、売り圧力をこなして株価上昇するだけの出来高を保つのは厳しそうな気がします。

サスメド(4263)のIPOセカンダリー投資 まとめ

サスメド(4263)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 将来への期待が高いMedtech(メドテック)系
  • 公開株数が多く初値高騰の可能性は低い
  • 大株主のロックアップが緩い
  • 上場市場は東証マザーズ

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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