【IPOセカンダリー投資】トライアルホールディングス(5882) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】トライアルホールディングス(5882) 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】トライアルホールディングス(5882) 上場初日の初値予想

松井証券

トライアルホールディングス(5882)は、新規上場の承認取り消しが発表されました。4/3追記

(水)に東証グロース市場に上場する「トライアルホールディングス(5882)」。

「トライアルホールディングス(5882)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

トライアルホールディングス(5882)のIPOセカンダリー評価

事業内容 2.5
業績 3.5
公開株数 1
上場日程 3
ロックアップ 4.5
IPOセカンダリー評価:14.5/25

トライアルホールディングス(5882)のIPO詳細

企業名 株式会社トライアルホールディングス(Trial Holdings Inc.)
企業ホームページ https://trial-holdings.inc/
銘柄コード 5882
市場 東証グロース
業種 小売業
主幹事
  • 大和証券
  • 三菱UFJモルガン・スタンレー証券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年3/27(月)~3/31(金)
仮条件 1,800円 ~ 2,000円
上場日 (水)
公開価格 4/3(月)に決定
購入申込期間 2023年4/4(火) ~ 4/7(金)
公募株数 23,800,000株
売出し株数 1,855,600株
OA(オーバーアロットメント) 3,848,300株
当選株数合計 29,503,900株
想定時価総額 2,429.8億円(仮条件の上限価格で計算)
吸収金額 590.1億円(仮条件の上限価格で計算)
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

トライアルホールディングス(5882)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
(株)ティー・エイチ・シー 66.38% 180日間
(株)Heroic investment 9.43% 180日間
永田 久男(代表取締役会長) 1.98% 180日間
(株)PALTAC 1.21% 180日間
サントリー(株) 1.01% 180日間
三井食品(株) 1.01% 180日間
ヤマエ久野(株) 1.01% 180日間
加藤産業(株) 0.60% 180日間
北尾 吉孝 0.40%
SBIVenturesTwo(株) 0.40% 180日間

トライアルホールディングス(5882)の事業内容

トライアルホールディングス(5882)の事業内容画像出典:トライアルホールディングス

トライアルホールディングス(5882)の主な事業内容は、

小売、物流、金融・決済、リテールテックなど、各事業を中心とした企業グループの企画・管理・運営(純粋持株会社)を行っています。

トライアルホールディングス(5882)の事業内容画像出典:トライアルホールディングス/目論見書

トライアルホールディングス(5882)の業績

トライアルホールディングス(5882)の業績について。

売上が右肩上がりで伸びており、業績が安定しています。

トライアルホールディングス(5882)の業績画像出典:kabutan

第2四半期時点で売上約336,327百万円、

経常利益は7,519百万円となっています。

トライアルホールディングス(5882)の業績(第2四半期時点)画像出典:kabutan

トライアルホールディングス(5882)の業績画像出典:トライアルホールディングス

トライアルホールディングス(5882)の経営指標等の推移(連結)は次の通りです。

トライアルホールディングス(5882)の経営指標等の推移(連結)トライアルホールディングス(5882)の経営指標等の推移(連結)画像出典:トライアルホールディングス/目論見書

トライアルホールディングス(5882)の経営指標等の推移(単独)は次の通りです。

トライアルホールディングス(5882)の経営指標等の推移(単独)画像出典:トライアルホールディングス/目論見書

トライアルホールディングス(5882)の上場初日における好材料と悪材料

トライアルホールディングス(5882)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

トライアルホールディングス(5882)の上場初日における好材料

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっています。

トライアルホールディングス(5882)の上場初日における悪材料

公開株数が非常に多いです。

この日はispace(9348)も上場予定なので、資金分散しやすく上場スケジュールはマイナス材料です。

トライアルホールディングス(5882)の上場初日の初値予想

トライアルホールディングス(5882)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

【トライアルホールディングス(5882) 初値決定前の気配値】
公募価格 4/3(月)に決定
気配値の上限価格
気配値の下限価格

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

公募割れしなければ良し

東証グロース市場への上場で

想定時価総額が2,429.8億円(仮条件の上限価格で計算)で、

吸収金額は590.1億円(仮条件の上限価格で計算)です。

公開株数が非常に多く、IPOとしては地味な印象を受けます。

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっていますが、

購入単価が2,000円(想定価格)ということを考えても、厳しいIPOとなりそうです。

上場初日の初値は、公募割れしなければ良しという感じでしょうか。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

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トライアルホールディングス(5882)のIPOセカンダリー投資 まとめ

トライアルホールディングス(5882)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上が右肩上がりで伸びており業績が安定
  • IPOとしては地味な印象
  • 主要な大株主には180日間のロックアップがかかっている
  • 公開株数が非常に多い
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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