【IPOセカンダリー投資】unerry(ウネリー)5034 上場初日の初値予想

(木)に東証グロース市場に上場する「unerry(ウネリー)5034」。

unerry(5034)の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

unerry(5034)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 2
公開株数 4
上場日程 2.5
ロックアップ 2.5
IPOセカンダリー評価:14.5/25

unerry(5034)のIPO詳細

企業名 株式会社unerry
企業ホームページ https://www.unerry.co.jp/
銘柄コード 5034
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事 SMBC日興証券
上場日 2022年7月28日(木)
公募価格 1,290円
公募株数 140,000株
売出し株数 327,600株
OA(オーバーアロットメント) 70,100株
当選株数合計 537,700株
想定時価総額 41.3億円
吸収金額 6.3億円

unerry(5034)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
内山 英俊(代表取締役) 34.58% 180日間
(株)UC AIR 14.54% 180日間
三菱商事 8.35% 180日間
みずほ成長支援第2号投資事業有限責任組合 7.71% 90日間
1.5倍
CQベンチャーズ(株) 6.22% 90日間
1.5倍
鈴木 茂二郎 5.18% 180日間
斎藤 泰志 4.96% 180日間
FinTechビジネスイノベーション投資事業有限責任組合 3.67% 90日間
1.5倍
(株)エヌ・ティ・ティ・データ 2.75% 180日間
かながわ成長企業支援投資事業組合 2.20% 90日間
1.5倍

unerry(5034)の事業内容

unerry(5034)の事業内容
画像出典:unerry

unerry(5034)の主な事業内容は、

人流データによるビッグデータプラットフォームの運営、小売・メーカー・自治体へのデータ分析や広告サービスの提供を行っています。

unerry(5034)の業績

unerry(5034)の業績について。

売上高が右肩上がりで成長しており今期は黒字の見込みです。

unerry(5034)の業績
画像出典:kabutan

第3四半期時点で売上約1,111百万円、

経常利益120百万円を達成しています。

unerry(5034)の業績
画像出典:kabutan

unerry(5034)の上場初日における好材料と悪材料

unerry(5034)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

unerry(5034)の上場初日における好材料

公開株数が少なく、売上も順調に成長しています。

「ビッグデータとAI解析を活用」する事業内容も

IPOでは人気化しやすいといえます。

unerry(5034)の上場初日における悪材料

VC(ベンチャーキャピタル)のロックアップが1.5倍(1,935円)で外れます。

unerry(5034)が上場するこの日は、

HOUSEI(5035)も上場することになっており資金分散しやすいです。

unerry(5034)の上場初日の初値予想

unerry(5034)の

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

公募価格 気配値の上限価格 気配値の下限価格
1,290円 2,967円 968円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、

上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

上場スケジュールは良いとはいえませんが、

公開株数が少なく、今期の黒字も見込めるので

IPO銘柄としてはそれなりに評価されそうです。

上場初日の初値は

そこそこ上昇が期待できると思います。

初値が公募割れの場合、

シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、

引受価額の1,186円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い“とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

unerry(5034)のIPOセカンダリー投資を考察

東証グロース市場への上場で

想定時価総額が41.3億円で、

吸収金額は6.3億円です。

公開株数が少なく需給が絞られているので、

初値の上昇が期待できそうですが、

VCのロックアップが外れる

1,935円(1.5倍)辺りはかなり意識されそうです。

初値がどのくらいになるかが気になるところです。

unerry(5034)のIPOセカンダリー投資 まとめ

unerry(5034)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上高が右肩上がりで今期は黒字の見込み
  • IPOでは人気化しやすい「ビッグデータとAI解析を活用」する事業内容
  • 公開株数が少なく需給が絞られている
  • VCのロックアップが1.5倍(1,935円)で外れる
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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