2021年12月21日(火)に東証マザーズに上場する「YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)」。
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の事業内容や、上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
- 1 YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPOセカンダリー評価
- 2 YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPO詳細
- 3 YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の事業内容
- 4 YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の上場初日における好材料と悪材料
- 5 YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の上場初日の初値予想
- 6 YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPOセカンダリー投資を考察
- 7 YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPOセカンダリー投資 まとめ
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 3 |
業績 | 3 |
公開株数 | 2 |
上場日程 | 1.5 |
ロックアップ | 5 |
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPO詳細
会社名 | YCP Holdings (Global) Limited |
会社ホームページ | https://ycp.com/ja |
銘柄コード | 9257 |
市場 | 東証マザーズ |
上場日 | 12月21日(火) |
公募価格 | 830円 |
公募株数 | 3,925,400株 |
売出し株数 | 0 |
OA(オーバーアロットメント) | 588,800株 |
当選株数合計 | 4,514,200株 |
想定時価総額 | 155.1億円 |
吸収金額 | 35.7億円 |
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
Y Asset Management Limited | 80.82% | 180日間 |
粕本 晋吾 | 8.41% | 180日間 |
ダミアン・デュアメル | 2.91% | 180日間 |
ハイコー・バグズ | 2.78% | 180日間 |
天野 淳 | 0.96% | 180日間 |
石崎 貴紘 | 0.76% | 180日間 |
松田 清人 | 0.61% | 180日間 |
松尾 豊 | 0.61% | 180日間 |
大河原 貴宏 | 0.57% | 180日間 |
ピラー・ディーター | 0.39% | 180日間 |
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の事業内容
画像出典:YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の主な事業内容は、マネジメントサービス事業(各種コンサルティング及び調査等)と、プリンシパル投資事業(パーソナルケア領域、ペットケア領域、戦略投資領域)です。
マネジメントサービス事業では、アジアを中心とする世界17都市に拠点を開設して、企業の成長、変革、拡大を支援するサービスを展開しています。
利益の大半はマネジメントサービス事業によるもので、プリンシバル投資事業では、スタートアップ企業や既存企業への投資やマネジメントを行なっています。
また、オーガニック市場におけるリーディングカンパニーを目指し、自然由来で無添加のスキンケア商品を展開したり、動物病院の運営なども行なっています。
画像出典:YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の業績
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の業績について。
直近の業績は伸びていますが、利益に関しては鈍化傾向に見えます。
業績に関しては可もなく不可もなくという感じでしょうか。
画像出典:YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)/有価証券報告書
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の上場初日における好材料と悪材料
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPOセカンダリー投資戦略を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の上場初日における好材料
主要な大株主には180日間のロックアップがかかっています。
個人投資家に人気のマザーズ上場で公募価格が1,000円以下なので、買いが集まりやすいです。
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の上場初日における悪材料
公開株数が多く、事業内容的にも目新しさがないので、IPO銘柄としてのインパクトに欠けます。
12月はIPOが集中しており、YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)が上場する12月21日(火)は、4社上場予定なので、資金分散しやすく需給面も良いとは言えません。
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)の上場初日の初値予想
好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
マザーズ上場で公募価格が低位(1,000円以下)なので、それなりに買いが集まりそうですが、公開株数が多く初値はそれほど上昇しないと思います。
個人的に上場初日の初値は1,000円前後ではないかと予想します。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPOセカンダリー投資を考察
IPOが4社同日上場ということで需給面は決して良いとはいえませんが、公募価格が低いので短期トレード目当ての買いが集まり、出来高が多くなりそうです。
公開株数は多いですが、主要株主にはしっかりロックアップがかかっています。
短期トレードならリスクも低く、デイトレしやすい銘柄だと思います。
初値がつくのも早いと思うので、個人的にはデイトレに絞って売買しようと思います。
IPO銘柄の上場初日はボラティリティが非常に高くなるので、自分の投資スタンスは明確にしてポジションを取るようにしましょう。
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPOセカンダリー投資 まとめ
YCPホールディングスホールディングス(グローバル)リミテッド(9257)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- 公募価格が低位 (1,000円以下)
- 公開株数が多く初値高騰の可能性は低い
- 主要な大株主には180日のロックアップがかかっている
- 上場市場は東証マザーズ
最後まで読んでいただきありがとうございました。