【IPO投資】ジンジブ(142A)上場初日の初値予想

【IPO投資】ジンジブ(142A)上場初日の初値予想

【IPO投資】ジンジブ(142A)上場初日の初値予想

(金)に東証グロース市場に上場を予定している「ジンジブ(142A)」。

「ジンジブ(142A)」の事業内容や上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

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ジンジブ(142A)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 3.5
公開株数 4.5
上場日程 3
ロックアップ 3
IPOセカンダリー評価:17/25

ジンジブ(142A)のIPO詳細

企業名 株式会社ジンジブ(JINJIB Co.,Ltd.)
企業ホームページ https://jinjib.co.jp/
銘柄コード 142A
市場 東証グロース
業種 サービス業
主幹事
  • SBI証券
引受幹事
(委託幹事含む)
  • SMBC日興証券/li>
  • マネックス証券
  • 松井証券
  • 岩井コスモ証券
  • 香川証券
  • 極東証券/li>
  • Jトラストグローバル証券
  • 東海東京証券
  • 東洋証券
  • 水戸証券
  • むさし証券
  • あかつき証券
  • SBIネオトレード証券
BB(ブックビルディング)期間 2024年3/6(水) ~ 3/12(火)
仮条件 1,620円 ~ 1,750円
上場日 (金)
公開価格 1,750円
購入申込期間 2024年3/14(木) ~ 3/19(火)
公募株数 200,000株
売出し株数 150,000株
OA(オーバーアロットメント) 52,500株
当選株数合計 402,500株
想定時価総額 24.4億円
吸収金額 7億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

ジンジブ(142A)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
佐々木 満秀(代表取締役) 74.54% 180日間
三菱UFJキャピタル7号投資事業有限責任組合 10.09% 90日間
1.5倍
ナントCVC2号投資事業有限責任組合 3.88% 90日間
1.5倍
海老根 智仁 2.33% 180日間
森 隆史 1.76% 180日間
森田 司 1.15% 180日間
渡邊 圭美 1.07% 180日間
新田 圭 0.99% 180日間
長谷川 佳紀 0.99% 180日間
池田 良介 0.78% 180日間

ジンジブ(142A)の事業内容

ジンジブ(142A)の事業内容画像出典:ジンジブ

ジンジブ(142A)の主な事業内容は、高卒就職採用支援サービスおよび人財育成サービスを行っています。

ジンジブ(142A)の事業の概要は以下の通りです。

ジンジブ(142A)の事業の概要画像出典:ジンジブ/目論見書

ジンジブ(142A)の企画制作と代行支援サービスは以下の通りです。

ジンジブ(142A)の企画制作と代行支援サービス画像出典:ジンジブ/目論見書

ジンジブ(142A)の教育領域のサービスは以下の通りです。

ジンジブ(142A)の教育領域のサービス画像出典:ジンジブ/目論見書

ジンジブ(142A)の業績

ジンジブ(142A)の業績について。

2023年3月期の第3四半期時点で売上1,548百万円、経常利益は173百万円を達成しています。

ジンジブ(142A)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。

ジンジブ(142A)の主要な経営指標等の推移ジンジブ(142A)の主要な経営指標等の推移画像出典:ジンジブ/目論見書

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ジンジブ(142A)の上場初日における好材料と悪材料

ジンジブ(142A)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

ジンジブ(142A)の上場初日における好材料

公開株数が少なく、需給関係が良好です。

売上が右肩上がりで伸びており業績が好調なのも好印象です。

ジンジブ(142A)の上場初日における悪材料

主要な大株主(VC)のロックアップが公開価格の1.5倍で解除されます。

2024年3月後半はIPOが集中しているので資金分散しやすいです。

ジンジブ(142A)の上場初日の初値予想

ジンジブ(142A)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。

【ジンジブ(142A) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,750円
気配値の上限価格 4,025円
気配値の下限価格 1,313円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

業績が好調で需給関係が良好

ジンジブ(142A)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:24.4億円
  • 吸収金額:7億円
  • 当選株数合計:402,500株

事業内容的に見ると人気化するのは難しそうですが、業績が好調で今後の成長も期待出来そうなのは好印象です。

3月後半はIPOが集中しているので、どのくらい買いが集まるのかが気になるところですが、公開株数が少なく受給が絞られている点は好材料です。

上場初日の初値は上昇(公開価格以上)が期待できると思います。

主要な大株主(VC)のロックアップが公開価格の1.5倍で解除されるので、初値形成後の売り圧力には要警戒といったところでしょうか。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,610円

初値が公募割れの場合、シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、引受価額の1,610円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

ジンジブ(142A)のIPOセカンダリー投資 まとめ

ジンジブ(142A)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 業績が好調で黒字化を達成
  • 公開株数が少なく需給関係が良好
  • 公開価格は1,750円
  • 主要な大株主(VC)のロックアップが公開価格の1.5倍で解除
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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