オンライン診療で注目の医療テック株

【株式投資】オンライン診療で注目の医療DX株

オンライン診療の恒久化実現に向けて注目されている医療のデジタルトランスフォーメーション

そこで今回は医療DXで有望な国内の医療テック株5選を紹介します。

  • メドピア(証券コード:6095)
  • メドレー(証券コード:4480)
  • ケアネット(証券コード:2150)
  • MDV(証券コード:3902)
  • エムスリー(証券コード:2413)

メドピア(MedPeer)

医師12万人(国内医師の3人に1人)が参加する医師専用のコミュニティサイト「MedPeer」を運営しています。

また、オンライン医療相談サービスの「first call」や、オンライン診療機能を可能にする、かかりつけクリニック支援サービス「kakari for Clinic」なども提供しています。

医師の転職支援や症例相談、薬剤評価などの情報を無料提供し、サイト内に掲載されている製薬会社などの広告が収益源となっています。

医療コンテンツの制作会社を買収するなど、M&Aも積極的に行って事業の幅を広げています。

製薬会社がオンライン営業に移行するなどの追い風が吹くなか、業績も最高益を更新している注目の医療DX企業です。

同社代表取締役CEOの石見さんは現役の医師で医学博士です。

株価は軽い調整中

医療テック株の中でも安定した上昇を続けているメドピア。

グロース株らしくと言うべきか、株価もかなり高騰してきましたが、押し目があれば買いたい銘柄です。

8,850円の高値をつけてから、現在は軽い調整局面をこなしているように見えます。

メドピアの株価チャート
画像出典:kabutan

2021/1/22時点でのメドピアの主な基本情報は以下の通りです。

  • 証券コード:6095
  • 業種:サービス業
  • 時価総額:1,722億円
  • 株価:8,000円
  • PER:160倍
  • PBR:32.24倍
  • 信用倍率:1.73倍

メドレー(MEDLEY)

医療ヘルスケア分野の人材紹介サービス「ジョブメドレー」と、日本最大級のオンライン診療システム「CLINICSオンライン診療」を事業の中核としています。

最近はTVでもジョブメドレーのCMを見かける機会が多くなりましたが、現在は医科領域だけにとどまらず、歯科・介護・保育などにも対象を広げてサービスを拡充しています。

ジョブメドレーは17万人を超える事業所に活用されるサービスに成長し、ダイレクト・リクルーティングが可能な人材プラットフォームとして、多くの求職者と事業所のサポートを行っています。

共同経営者の豊田さんは、日本医学会の最高峰である東大医学部卒の脳外科医として活躍し、アメリカの名門病院でも腕を磨いたという経歴の持ち主。奥様はTBS系のニュース番組「NEWS23」でメインキャスターを務める小川彩佳アナウンサー。

日本医療界の課題を解決する様々なサービスを提供するのが目的で起業家に転身したそうです。

機関投資家の保有率が高く海外投資家からも高評価

マザーズに上場して約1年ですが、機関投資家の保有率が45%と高く、外国人持株比率も34.6%と海外投資家からの評価も高いようです。

株価は2020年10月に7,370円の高値をつけてから下落トレンドに突入。一時は4,000円台も割るかと思いましたが、現在は上昇トレンドに転換してきました。

メドレーの株価チャート
画像出典:kabutan

2021/1/22時点でのメドレーの主な基本情報は以下の通りです。

  • 証券コード:4480
  • 業種:情報・通信業
  • 時価総額:1,804億円
  • 株価:5,840円
  • PER:424倍
  • PBR:18.8倍
  • 信用倍率:13.76倍

ケアネット(CareNet)

医師や医療従事者向けのサービスを提供しており、日常臨床に役立つ医学情報サイトを運営し、動画配信による医師向け教育コンテンの提供も行っています。

注目論文の解説記事や国内外から収集した最新の医学ニュース、診療ノウハウを解説する動画コンテンツなど、医師が評価する信頼性が高い情報を公開しています。

ケアネットが提供している「PubMedCLOUD」は、世界最大級の医学・生命科学文献データベース「MEDLINE」の検索エンジンである「PubMed」を使えるツールです。

「PubMedCLOUD」は英語サイトの「PubMed」を、日本語キーワードでも瞬時に自動翻訳して該当文献を検索してくれる便利なサービスです。

医学情報サイトを通じて製薬会社の営業支援の需要が拡大しており、医薬業界のオンライン営業化が追い風となっています。

マザーズ期待の小型成長株

今回紹介した5つの銘柄の中では唯一、時価総額が1,000億円以下の小型成長株です。

2020年11月に発表された決算が好感されて株価が急騰していましたが、6,420円の高値をピークに株価は下落。

4,120円を底値に、株価は緩やかに上昇の気配です。

信用倍率が高過ぎるのが気になる所ですが、今後の伸び代が期待できそうなマザーズの小型成長株です。

ケアネットの株価チャート
画像出典:kabutan

2021/1/22時点でのケアネットの主な基本情報は以下の通りです。

  • 証券コード:4480
  • 業種:サービス業
  • 時価総額:510億円
  • 株価:4,615円
  • PER:79.9倍
  • PBR:16.53倍
  • 信用倍率:6,936倍

MDV(メディカル・データ・ビジョン)

国内最大級の量と質を誇る医療データを保有し、医療機関や製薬会社向けに医療データのネットワーク化と利活用サービスを提供しています。

オンライン診療の規制緩和が追い風となり、オンライン医療の実施医療機関が患者情報を把握するための支援サービスも好調です。

病院の許諾や個人の同意を得た医療ビッグデータの利活用ビジネスは、今後様々な分野へ急拡大していくことが予想されています。

筆頭株主は、医療機器や医薬品、再生医療などの事業拡大が目覚ましい成長を続ける「富士フィルム」

また、先に紹介したケアネットとも包括業務提携しています。

もみ合いからの上抜けを期待

2020年は綺麗に右肩上がりを続けていた株価でしたが、10月の高値から一気に急落。

現在株価は3,000円付近で、もみ合っているような展開です。

信用買い残が重荷となって、なかなか上昇しきれない印象もありますが、現在のもみ合いから上抜けできるかが、今後の株価上昇の鍵となりそうです。

メディカル・データ・ビジョンの株価チャート
画像出典:kabutan

2021/1/22時点でのMDVの主な基本情報は以下の通りです。

  • 証券コード:4480
  • 業種:情報・通信業
  • 時価総額:1,207億円
  • 株価:3,015円
  • PER:198倍
  • PBR:30.27倍
  • 信用倍率:26.35倍

エムスリー(M3)

日本最大の医療従事者サイト「m3.com」を運営しているエムスリー。もはや説明不要、日本医療テック界のキングです。

製薬会社のオンライン営業やマーケティング支援、LINEヘルスケアを通じたオンライン診療など、安定市場での圧倒的な優位性で成長街道爆進中です。

海外でもM&Aによる事業の拡大を積極的に行っており、もし日本から米国のGAFAのようなグレートグロース企業が誕生するとしたら、このエムスリーが大本命と言っても過言ではないでしょう。

大株主は日本が世界に誇る企業「SONY(ソニー)」です。

安定成長し続ける優良株

医療テック界を代表するエムスリーは、今や日本を代表する優良株として安定した成長を続けています。

株価が高騰して時価総額は6兆円を超え、多少の押し目は作るものの、株価は綺麗な右肩上がりを続けています。

株価がここまでくると買いにくいと思う人も多いと思いますが、過去にエムスリー株を保有していた人にとっては、黙って持っておけば良かった・・と思っている人も少なくはなさそうですね・笑

エムスリーの株価チャート
画像出典:kabutan

2021/1/22時点でのエムスリーの主な基本情報は以下の通りです。

  • 証券コード:2413
  • 業種:サービス業
  • 時価総額:6兆8,893億円
  • 株価:10,150円
  • PER:ー倍
  • PBR:39.30倍
  • 信用倍率:1.88倍

まとめ

エムスリーをはじめ、医療従事者向けのサービスを提供している企業は急成長していますね。

医療テック企業は今後も成長が期待されるので医療DX株は注目です。

医療環境の課題解決や、医療従事者と患者にとって、便利でより良い医療環境の実現に向けて、個人的にも医療テック企業の活躍に期待しています。

このブログでは株式投資にまつわる疑問や個別株の分析など、株式投資に役立つ情報を発信しております。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。