四季報の達人が教える10倍株の探し方

【四季報愛読者におすすめ】四季報の達人が教える10倍株の探し方

どうもタッツェです!

今回も前回に続いて株式投資に役立つおすすめ本のご紹介です。

そろそろ株式投資家必見の愛読書「会社四季報」が発売される時期になってきました。

そこで今回は、四季報と合わせて読みたい「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」を紹介します。

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方

この本は“四季報のプロ”としても知られる「渡部清二」さんが2018年に出された本です。

渡部さんは野村證券に入社後、個人投資家向け資産コンサルティングに10年、機関投資家向け日本株セールスに12年携わっていた方で、現在はTVやラジオなどでも幅広く活躍されています。

約2,000ページにもおよぶ四季報を、20年以上にわたって読破してきた著者ならではの視点で、四季報から見つけた10倍株や100倍株、10倍株探しのポイントが解説されています。

前回紹介したピーター・リンチの名著「株で勝つ」からの引用もあり、10倍株探しのノウハウが分かりやすく解説されています。

  • 四季報から見つけた10倍株・100倍株
  • 10倍株探しの4つのポイント
  • 10倍株はこうして見つける
  • お宝銘柄を見つけるための常識・非常識
  • 四季報を読む&使うための技術

この本の中から参考ポイントを私なりに3つ抜粋してみます。

  1. 株価が何倍になるかを考える時に重要なのは時価総額
  2. 10倍株探しの4つのポイント
  3. PERが低い割安株=良い株は本当か

では簡単にそれぞれ解説します。

株価が何倍になるかを考える時に重要なのは時価総額

時価総額というのは「株価×発行済株数」で求められます。

時価総額というのは、その会社の市場価値というのが一般的です。

増資などで株式の数が変わらない限り、株価が2倍になれば時価総額も2倍になり、時価総額が2倍になれば株価も2倍になると言えます。

このことを念頭において考えると、10倍株になるポテンシャルを秘めているのは自ずと絞られてきます。

例えば本書では、日本のNTTが10倍になるには時価総額も10倍になる必要があるという例をあげています。

現在(2020/6/11)のNTTの時価総額は約9兆8千億円なので、10倍になるには時価総額が98兆円になる必要があるということです。

そう考えると、やはり時価総額が大きい株が10倍になる可能性というのは、かなり低いというのがわかりますね。

このように本書ではとても分かりやすい例えで解説してくれています。

10倍株探しの4つのポイント

10倍株探しのポイントとして、以下の4つがピックアップされています。

  1. 成長性を示す「増収率」が高い
  2. 稼ぐ力を示す「営業利益率」が高い
  3. オーナー経営者で筆頭株主
  4. 上場5年以内

とにかくこれはテンバガー銘柄(10倍株)にはマストの条件ともいえますね。

必ず4つ全てが揃わないと10倍株にはならないとはいいませんが、この4つのうちのどれにも当てはまらないテンバガー銘柄というのは、まずないと言ってもいいと思います。

PERが低い割安株=良い株は本当か

一般的にPERというのは、株価の割安性を図る指標として使われます。

「PERが低い=お買い得」という認識が強いので、PERの低い株は割安な優良株と思われがちです。

しかし本書はそれを100%否定しています。ある条件においてPERが低い株を買うというのは正しくも、単純にPERが低い株を買うのは間違いだということです。

これはつくづく私もそう思います。株を買う目的にもよりますが、将来の株価値上がり期待でPERが低い割安株を買ったのに、いつまで経っても株価が上がらないということは結構よくあります。

逆にグロース株(成長株)に代表されるPERが高い株というのは、株価にも勢いがあり、株価の成長スピードが早く、どんどん高騰していく傾向が強いです。

PERは株価の割安性を図るだけではなく、市場の期待値としての側面もあるということを、わかりやすく解説されています。

まとめ

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方
株式投資家の中には、会社四季報の発売時期を毎回楽しみにしている人も多いと思います。

四季報はとにかくボリュームがあるので読破するのが大変ですが、こういう本があれば大事なポイントが分かるので要領良く読み進めることができると思います。

四季報は読まないという人にも参考になることが多いと思うのでおすすめです。

このブログでは株式投資にまつわる疑問や個別株の分析など、株式投資に役立つ情報を発信しておりますので、よろしければ参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。