日本政府が「貯蓄から投資へ」というスローガンを掲げてからしばらく経ちましたが、皆さんはいかがでしょうか。
株式投資を始めてみたいけど、メリットがよくわからないという人もいると思います。
そこで今回は、株式投資を始めるべき3つの理由を紹介します。
- 預金していてもお金は増えない
- 資産を増やす感覚が身につく
- 金融リテラシーが向上する
預金していてもお金は増えない
皆さんもよくご存知だと思いますが、現代は普通預金の金利が0.001%の時代です。普通預金をしているだけではお金が増えません。
金利が低くてもお金が減るわけじゃないから別に良くね?と思っている人も多いと思います。
しかし物価が上昇していくと、お金の価値はどんどん下がっていきます。
物価の上昇に合わせて普通預金の金利も上がってくれたらいいのですが、物価が上がっても金利が低いままでは、実質的なお金の価値は減りますよね。
これはインフレリスクと言われます。
物価が上昇すると給与などは上がる可能性がありますが、預金についてはインフレリスクを避けることが出来ません。
預金だけしてお金をそのまま寝かせておくよりも、少しでもお金に働いてもらうことを意識しみてはいかかでしょうか。
ある程度の預金は必要だと思いますが、全て預金のみなのだとしたらインフレリスクを考慮して、預金の中から無理のない範囲で投資に回してみるのも良いと思います。
インフレによって企業の業績が伸びれば株価も上昇するので、株式はインフレに強い資産といわれます。
もちろん株価はインフレだけではなく、さまざまな要因によって変動しますし、必ず資産が増えるとも限りません。資産が減るリスクもあります。
株式投資にもさまざまな投資の仕方がありますが、投資信託なら少額から投資することができるので、再現性が高くてリスクも小さく抑えることが出来ます。
預金していてもお金は増えない時代です。将来に備えて、“iDeCo”や“つみたてnisa”などの非課税制度を活用して、株式投資で賢く資産運用してみてはいかがでしょうか。
資産を増やす感覚が身につく
年齢が若い時は稼ぐ力も高いと思いますが、ほとんどの人は年齢を重ねるにつれて稼ぐ力は衰えます。
もちろん若いうちに十分な資産を築くことができればいいのですが、なかなかそういう人は少ないというのが現実でしょう。
歳を取ってから退職金などで投資を始めるのではなく、ある程度若いうちから投資に対する理解を深めておくことに越したことはありません。
年齢が若い時の方が投資に対するリスク許容度も高いので、若いうちから株式投資などで資産運用をしていれば、資産を増やす感覚を身につけることが出来ます。
稼げる時にしっかり稼ぎ、投資で増やすことも覚える。若いうちから株式投資などで資産を増やすことを覚えておくと、それこそ退職金なども上手に運用することができるでしょう。
年齢を重ねると共に稼ぐ力は衰えても、資産を増やす力が身についていれば人生設計の幅も広がります。
金融リテラシーが向上する
社会人として経済的に自立し、安定した生活を送っていくためには、お金に関する十分な知識と、お金にかかわる適切な判断力=「金融リテラシー」を身につけることが大事です。
長い人生において、お金に関する適切な判断力が必要になる場面は幾度となく訪れます。
貯蓄にはじまり住宅ローンや保険加入、資産運用など、さまざまな金融商品や金融サービスを利用することがあると思います。
自分の収入や将来の人生設計に合わせて、金融商品に関する理解を深め、お金に関する適切な判断をするために、最低限の金融リテラシーは身につけておきたいものです。
もしかしたら実体のない悪質な投資話を持ち掛けられることもあるかもしれません。そのような投資詐欺の被害にあわないためにも、金融リテラシーは大いに役立ちます。
株式投資を始めると、国内外の経済に関するさまざまな出来事に関心を持つようになります。
また、国債と金利の仕組みや株価との関係など、株式投資がきっかけとなって自ずとお金に関する知識が向上していきます。
その結果、金融リテラシーが高まって、貯蓄と資産運用のバランスや、加入している保険の見直しなどを考えるきっかけにもなり、自分に合った上手なお金との付き合い方ができるようになるでしょう。
株式投資を始めるべき3つの理由
今回は株式投資を始めるべき3つの理由を紹介してみました。
日本人は投資に対する抵抗感が強いと言われますが、長い人生を送る上で株式投資はライフハックに欠かせない強力なツールになり得ます。
株式投資に対する理解を深め、再現性の高い堅実な資産運用をしてみてはいかがでしょうか。
このブログでは株式投資に役立つおすすめの書籍なども紹介していますので、よろしければ参考にしてみてください。
最後に株式投資を始めるべき3つの理由をまとめておきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
- 預金していてもお金は増えない
- 資産を増やす感覚が身につく
- 金融リテラシーが高くなる