ウォーレン・バフェット(Warren Buffett)の本を読んでみたいけど、バフェットの関連本は多すぎて何を読んだら良いかわからないという人も多いと思います。
本記事ではウォーレン・バフェットの関連本の中から、投資初心者におすすめの5冊を厳選して紹介します!
- 仕事と人生を豊かにする8つの哲学
- ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ
- ウォーレン・バフェット 賢者の名言365
- スノーボール ウォーレン・バフェット伝
- バフェットからの手紙
それでは順番に紹介します。
ウォーレン・バフェットの「仕事と人生を豊かにする8つの哲学」 資産10兆円の投資家は世界をどう見ているのか
本書はウォーレン・バフェットの哲学と投資のアプローチに焦点を当てた本です。
バフェットの成功の秘訣として、「ものの見方」・「考え方」・「守備範囲」・「リスク対策」・「習慣」・「お金のルール」・「時間管理」・「自分磨き」の8つの哲学が紹介されています。
バフェットの成功は、これらの哲学に基づいて築かれており、リスク管理や価値投資へのコミットメントなど、投資や人生における価値ある教訓が詳細に説明されています。
また、バフェットがなぜ日本の商社に投資したのかについても考察されています。
バフェットの投資哲学だけではなく、彼の仕事や経済観なども知りたいという人にもおすすめの本です。
人生を豊かにするバフェット流の思考がわかりやすくまとめられていて、バフェットの入門書としても最適な1冊だと思います。
ウォーレン・バフェットはこうして最初の1億ドルを稼いだ―若き日のバフェットに学ぶ最強の投資哲学
若い頃のバフェットが、どのような投資をして資産を築いて行ったのかということに興味があるという人は多いでしょう。
本書は若き日のバフェットが、11歳の頃の貯金120ドルから1億ドルを作るまでの20の投資案件に焦点を当てています。
偉大な投資家になる前のバフェットが、何を考え何を重視して、どのような投資を行なってきたのか。
莫大な資産を築くまでの過程と成功の秘訣が詳細に解説されています。
世界で最も尊敬される偉大な投資家への布石が記された1冊です。
ウォーレン・バフェット 賢者の名言365
本書はバフェットが小さなビジネスを始めた6歳の頃から、90歳を超えた現在までの名言をまとめた本です。
バフェットがどのような人生を送り、その成長過程でどんなことが起こって数々の名言が生まれたのかが紹介されています。
本書ではバフェットの年齢によって5つの章に分けて、その年代にバフェットがどのような経験をしてきたのかが分かりやすくまとめられています。
バフェットの人生経験を通して、彼の成功の背景にある考え方に触れることができます。
バフェットの年代と各章の内訳は、以下のようになっています。
- 第1章 バフェットの6歳から21歳
- 大学院を卒業するまで。バフェットが言うところの「小さな雪の玉」を転がし始めた時期。
- 第2章 バフェットの22歳から32歳
- 大学院を卒業して父親の会社に就職。退社してグレアム・ニューマンの会社に就職。その後、オマハに帰ってパートナーシップを運営していた時期。
- 第3章 バフェットの40歳から48歳
- バフェット社を解散してバークシャー・ハサウェイの経営に専念。ワシントンポストへの投資などを始めた時期。
- 第4章 バフェットの56歳から70歳
- 56歳で初めて「フォーブス400」のベスト10に入り、以後ずっと維持し続ける。ソロモンブラザーズの暫定会長になり、危機を回避したことで「オマハの賢人」に。
- 第5章 バフェットの71歳から
- ITバブルの崩壊によってあらためてバフェットの凄さが認められて以後のお話し。
スノーボール(改訂新版) ウォーレン・バフェット伝
もはや生きる伝説となっている世界一有名な投資家「ウォーレン・バフェット」の伝記です。
バフェット本人や彼の近親者へのインタビューに5年以上の歳月を費やして執筆された公認伝記です。
自身では伝記は書かないと公言してきたバフェット公認の伝記とあって、本書は大ベストセラーとなっています。
投資家としてはあまりにも偉大すぎるバフェットですが、一個人としてのバフェットの人柄と人生観が分かる一冊です。
バフェットはもちろんですが、偉人の伝記本が好きな人にもおすすめの1冊です。
本書は上巻・中巻・下巻の3冊構成となっており、この改訂新版は新章が2章追加されています。
Kindle版限定になりますが、上巻・中巻・下巻の3冊の合本版があります。
紙の本でなくてもいいという人には、1冊ずつ買うより安く読めるのでおすすめです!
バフェットからの手紙【第8版】
『バフェットからの手紙』は、ウォーレン・バフェットが株主と投資家に宛てた手紙(年次報告書)をまとめた本です。
第8版ということでも分かると思いますが、ロングセラーとなっている本書はバフェット本の中でも人気が高く、“バフェットが最も多くのサインをした本”としても知られています。
他の様々なバフェット関連本でも、この本から引用されている部分が多いです。
リスク評価、資産の選定、持続可能な競争優位性など、投資に関するテーマだけではなく、ビジネス環境や金融市場などの学びも多い内容となっています。
バフェットの入門書としては少し難しい内容ですが、バフェットの賢明な投資とビジネスの原則が学べる1冊です。
バフェット関連の書籍を何冊も読んだ人からの評価が高い本としては、真っ先に思い浮かぶのが本書です。
まさに通好みの1冊といえばこの本です。
投資初心者におすすめのウォーレン・バフェット本 まとめ
いかがでしたか?
他の著名投資家に比べ、バフェット関連の本は比較にならないほど多いので、どれを読めばいいのか迷う人がほとんどだと思います。
今回はウォーレン・バフェットの関連本の中から、投資初心者におすすめの本を5冊紹介しました。
本の趣旨は違いますが、どの本も“投資の神様”と呼ばれる偉大な投資家「ウォーレン・バフェット」の投資哲学に触れることができます。
億万長者と呼ばれる人に読書家が多いというのは有名ですが、バフェット自身も熱心な読書家として知られています。
バフェットは本を読む目的を「人の意見を聞く」のではなく「事実を知るため」だとコメントしていて、90歳を超えた現在でも1日の80%を読書に費やすのだそうです。
バフェットの関連本は多いので好みも分かれると思いますが、バフェットの考え方や人物像を知ることで、自ずと投資に対する理解も深まると思います。
ウォーレン・バフェットについて知りたいという人はもちろん、投資リテラシーの向上に役立てていただければ幸いです。
マンガでわかる バフェットの投資術
最後に番外編として、もう1冊紹介します。
バフェットについて知りたいが、どうしても活字が苦手という人や、とりあえずさくっと読みたいという人におすすめなのがこの本です。
マンガなのでわかりやすく、ざっくりとバフェットの投資手法について知りたいという人にはおすすめです。
また、お子さんに早いうちから投資に対する理解を深めてほしいという人にとっても、投資に触れる入り口としていいかもしれませんね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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