【2021年版】株式投資おすすめ本15選 初心者からデイトレーダーまで必読の1冊

【厳選名著20冊】株式投資におすすめの本|初心者からデイトレーダーまで必読の1冊

【2021年版】株式投資おすすめ本15選 初心者からデイトレーダーまで必読の1冊

株式投資に関する本はいくつもありますが、株の本はどれを読んだらいいか分からないと言う人が多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、数ある株式投資のおすすめ本の中から“20冊を厳選”してみました。

具体的には

  • 株初心者におすすめの本
  • 株式投資全般におすすめの本
  • インデックス投資におすすめの本
  • 有望株探しにおすすめの本
  • バリュー株(割安株)投資におすすめの本
  • 成長株(グロース株)投資におすすめの本
  • 株トレーダーにおすすめの本

株初心者にもわかりやすいように、株式投資の目的別に紹介していますので参考にしてください。

目次から投資目的別に飛べますのでご参照ください。

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株初心者におすすめの本

株だなんだという前に投資とはなんぞやということを理解するために、最低限のお金に対する知識と教養を身につけることが大事です!

ということで、まずは株初心者の方におすすめの本を紹介します。

  • 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!
  • 世界一楽しい決算書の読み方
  • ビジネスエリートになるための教養としての投資

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!

難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!この本「難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」は、投資を始める前に知っておきたいお金に対しての知識を分かりやすく解説されています。

株初心者におすすめの本は、株の基本用語や基礎知識などを詳しく解説している本が多いです。

株の基礎知識を丁寧に解説するのは良いとして、投資初心者の方がいきなり株の知識ばかりを詰め込んでもろくなことはありません。

この本は銀行の金利や年金、生命保険や国債など、お金に対しての知識をわかりやすく解説した上で、投資の有益性を紹介してるところが、投資初心者の方におすすめです。

投資を始める前に、まずはこういうことが知りたかったという人もきっと多いと思います。

この本の著者である山崎元さんは資産運用が専門の経済評論家で、東大経済学部を卒業後、数々の証券会社を渡り歩いた金融のプロとして数々の著書を出版しております。

この本は、図やイラストを改訂した「図解・最新 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!」もあります。

※この本はAmazonプライム会員の方なら無料(Amazon Prime Reading)で読めます。無料で読める期間については不明ですので、興味がある方でアマゾンプライム会員の方はチェックしてみてください。
※U-NEXTのブック(オススメ無料)でも読めます(無料で読める期間は不明)。

世界一楽しい決算書の読み方

世界一楽しい決算書の読み方―会計クイズを解くだけで財務3表がわかるこの本「世界一楽しい決算書の読み方―会計クイズを解くだけで財務3表がわかる」は、会計の知識がなくても決算書(財務諸表)の読み方がわかりやすく説明されています。

他の専門書とは全く違った切り口になっていて、実在する企業の財務諸表をクイズ形式で読み進めるという構成になっています。

大抵この手の本は途中で飽きてしまうことがあると思いますが、財務諸表を比較するわかりやすいクイズになっているので、自分なりに考えながら読み進めるのが楽しくなります。

図解でわかりやすく、難しい専門用語で頭が混乱することもほぼありません。

切り口を変えるだけでこんなに読みやすくて理解しやすくなるのかと感心させられます。

本当に見事な構成力で、“どうしたら理解しやすいか”、“どうしたら読みやすいか”ということが、とても意識されているように感じます。

株式投資を始めるのに決算書(財務諸表)の読み方を勉強したいという人に、こんな本があったらいいな〜と思えるような本だと思います。

本の著者は、自らも公認会計士でTwitterの「#会計クイズ」で有名な「大手町のランダムウォーカー」さんです。

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世界一楽しい決算書の読み方―会計クイズを解くだけで財務3表がわかる

ビジネスエリートになるための教養としての投資

ビジネスエリートになるための 教養としての投資世界的に見ても日本人は投資が苦手なので、投資に対して抵抗感が強いという人が多いと思います。

この本「ビジネスエリートになるための 教養としての投資」では、「なぜ日本人は投資が苦手なのか」という事にも重点を置き、投資のイロハを教える前に、まずは投資に対する考え方を説明しています。

多くの日本人が抱える、投資に対する「心の壁」を踏まえた上で説明している点は、著者が日本人ならではといえますが、さすがです。

本の著者は農林中金バリューインベストメンツ株式会社のCIO(最高投資責任者)を務める奥野一成さんです。

奥野さんは「投資とは企業のオーナーになること」という投資スタンスをお持ちの方で、この本では具体的な例を挙げて、株式投資で成功するコツなどが説明されています。

投資が人生にどのような影響を与えてくれるかがわかりやすく、投資に対するイメージを変えてくれる本だと思います。

投資にいい印象がないという人にはぜひ読んでもらいたい本です。

投資に対する考え方を知ることで、人生観も変わるかもしれません。

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株式投資全般におすすめの本

株式投資の目的別のおすすめ本を紹介する前に、

株式投資を勉強したいけど何から勉強すればいいの?

という方におすすめの本をご紹介します。

  • 株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書
  • ブラック・スワン〜不確実性とリスクの本質

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書

株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書この本「株を買うなら最低限知っておきたい ファンダメンタル投資の教科書」は、個別株を買う時に知っておきたい銘柄選びの方法だけではなく、株の売り買いについても丁寧に解説されています。

本の題名通り、個別株投資をするなら最低限知っておきたい知識は、この本を読むだけでもだいたい理解できると思います。

個別株の投資をしたいけど何から勉強すればいいの?という方には、とりあえずこの本をおすすめします。

銘柄を選ぶ→株を買う→株を売る」までがサポートされており、銘柄選びについては「成長株」・「割安株」・「復活株」に分けて、それぞれの特徴や、注意点などについても解説されています。

会社四季報を例にして要点をわかりやすく解説しており、個別株投資に必要な最低限知っておきたい知識が、わかりやすく具体例とともに紹介されています。

この本の全般的に言えることですが、説明が決して長くなり過ぎず、要点をわかりやすいように説明しているので、とても読みやすいです。

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ブラック・スワン〜不確実性とリスクの本質

ブラック・スワン〜不確実性とリスクの本質この本は、株式投資を始める前に知っておきたい金融市場においての不確実性とリスク管理の考え方についての教訓が得られる本です。

この本は上・下巻で内容的にも少し難しい部類に入ると思いますが、人間の予測に対する不確実性とリスクについて説明されており、誰も予想しなかったあり得ない事象(ブラック・スワン)が起こる原理が考察されています。

金融の世界でもリーマンショックなど、誰も予想し得ない重大な事象が起こることがあります。

この本では、なぜそのような事象が起こるのかということが、さまざまな観点で考察されており、とても興味深いです。

本書の著者である「ナシーム・ニコラス・タレブ」は、“金融業界における知の巨人”ともいえるような人物で、タレブの著書は世界中で翻訳されており、ベストセラーとなっているものばかりです。

この本も発売直後から話題となってミリオンセラーになっており、投資の世界における不確実性について造詣の深さが感じられます。

基本的にタレブの著書は、よくある投資の指南書とは切り口が全然違っていて、あくまでも人間の本質的なことにフォーカスしています。

本書では人間の思い込みなど、さまざまな観点から人間の心理バイアスが、思考や感情にどういう影響を与えているのかということが詳しく解説されています。

また、この本「ブラック・スワン」は熱心な読書家としても知られる、Amazon創業者のジェフ・ベゾスの愛読書としても有名です。

金融取引の技術的な手法や方法論ではなく、人間の予測に対する不確実性について知りたいという人におすすめの本です。

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【Amazon創業者 ジェフ・ベゾスの愛読書】ブラック・スワン〜不確実性とリスクの本質

株式投資の目的別におすすめの本

ここからは株式投資の目的別におすすめの本を紹介していきます。

  • インデックス投資におすすめの本
  • 有望株探しにおすすめの本
  • バリュー株投資におすすめの本
  • 成長株(グロース株)投資におすすめの本
  • 株トレーダー(投機家)におすすめの本

それでは順番に紹介していきます。

インデックス投資におすすめの本

まずは株式投資の中でも最も再現性が高いインデックス投資におすすめの本を紹介します。

  • お金は寝かせて増やしなさい
  • 教養の投資
  • 敗者のゲーム
  • ウォール街のランダム・ウォーカー
  • 投資の大原則

お金は寝かせて増やしなさい

【インデックス投資におすすめの本】お金は寝かせて増やしなさいこの本「お金は寝かせて増やしなさい」は、インデックス投資家として有名なブロガー「水瀬ケンイチ」さんの著書です。

金融機関の人が書くようなインデックス投資の本ではなく、インデックス投資の長期実践者が経験に基づいて書いた、インデックス投資の本があってもいいのではないかと思って書かれた本です。

一般的な投資初心者むけの本というのは、

どのように投資を始めるかということにフォーカスしている本が多く、出口戦略についてはあまり触れていません。

この本はインデックス投資の入口(始め方)から、出口戦略(解約のタイミングなど)まで解説されているので、これからインデックス投資を始めようという人におすすめです。

この本は文章を区切る間隔が長くなり過ぎず、とにかく読みやすいです。

インデックス投資を始める前に読んでみてほしい本です。

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【インデックス投資におすすめの本】お金は寝かせて増やしなさい

敗者のゲーム

敗者のゲームこの本「敗者のゲーム」はインデックス投資の名著として知られ、株式市場で個人投資家が資産を増やすにはどうするべきか、ということにフォーカスして書かれています。

株式市場という同じ舞台で、百戦錬磨の機関投資家に個人投資家が勝つのは至難の業です。

スポーツの試合を例にして、プロ(勝者のゲーム)アマチュア(敗者のゲーム)の違いを解説しており、個人投資家がどのような投資を目指すべきかが書かれています。

長期投資は複利効果が働きます。

投資にリスクはつきものですが、長期になればなるほど、複利効果が投資のリスクを軽減してくれるということがわかりやすいです。

分散投資や長期投資の重要性など、一般の個人投資家にインデックス投資がなぜ向いているのかがわかりやすく、基本的な投資の考え方が身につく一冊です。

海外の投資本の翻訳版ということで、少し難しそうに感じる方もいるかもしれませんが、内容自体はいたってシンプルです。

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敗者のゲームを読むべき3つの理由<原著第6版>

ウォール街のランダム・ウォーカー

ウォール街のランダム・ウォーカーインデックス投資本のラスボス的な名著「ウォール街のランダム・ウォーカー」。

この本の著者は「ファンダメンタル分析もテクニカル分析も市場平均を上回ることはできない」と断言しており、一般の個人投資家にとってはインデックス投資が最適の投資法だと力説されています。

主に米国株の投資市場を研究し続けてきた結果をまとめた本で、「効率的市場仮説」に基づく「ランダムウォーク理論」を前提にして投資理論が展開されています。

多少むずかしくても納得のいく投資理論で、インデックス投資の優位性を知りたいという人におすすめの本です。

投資初心者の方には少し難しい部分もあると思いますが、この本を読めば鋼のメンタルを持ったインデックス投資家になれること間違いなしです!

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ウォール街のランダム・ウォーカー

投資の大原則

投資の大原則この本「投資の大原則」は、先に紹介した「ウォール街のランダム・ウォーカー」の著者“バートン・マルキール”と、「敗者のゲーム」の著者“チャールズ・エリス” による共著です。

インデックス投資におすすめの本として必ず名前が上がる、「ウォール街のランダム・ウォーカー」と「敗者のゲーム」ですが、投資初心者には少し難しく感じるかもしれません。

特に「ウォール街のランダム・ウォーカー」はかなりのボリュームなので、普段あまり活字に慣れていないと読破するだけでも大変です。

インデックス投資の2大名著の著者によるこの本は、2つの本のエッセンスがコンパクトにまとまっているような本で、投資初心者でも読みやすいと思います。

主な内容としては、「ウォール街のランダム・ウォーカー」と「敗者のゲーム」でも解説されている、長期投資の有効性や複利効果といった“投資の大原則”について解説されています。

「ウォール街のランダム・ウォーカー」と「敗者のゲーム」の、どちらを読めばいいか迷うという人にもおすすめだと思います。

有望株探しにおすすめの本

ここでは誰しもが知りたいと思われる、将来的に株価が何倍にもなりそうな有望株探しにおすすめの本を紹介します。

  • 株で勝つ
  • 会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方

株で勝つ

伝説のファンドマネージャーが語る株式投資の極意。この本「株で勝つ」は伝説のファンドマネージャーとして知られる「ピーター・リンチ」の代表作として有名な名著です。

“テンバガー(10倍株)”の名付け親として知られるピーター・リンチですが、自身の経験を通してプロの投資家にはないアマチュア投資家の強みや、有望株の探し方などが具体的に書かれていて参考になります。

株式投資で成功するためのポイントや、どのようなことに注意して銘柄選定をすればいいか、最も避けたい株や、売り買いのベストタイミングなども書かれているので、個別株投資をするなら一度は読んでおきたい本です。

この本が書かれた当時(1989年)とは、時代背景が大きく変わっていますが、個人投資家が機関投資家に勝つためのヒントや、現代でも通じるピーター・リンチの投資哲学が詰まった個別株投資におすすめの本です。

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伝説のファンドマネージャーが語る株式投資の極意。

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方

会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方この本「会社四季報の達人が教える10倍株・100倍株の探し方」は、株投資家の愛読書「四季報」を読んで有望株を探すときにおすすめの本です。

四季報は季節ごとに年4回発売され、上場企業の基本情報や業績などがまとめられていて、株投資家なら目を通しておきたい必読書です。

しかし四季報には日本の上場企業すべての情報が掲載されているので約2,000ページもあり、読破するのは大変です。(最初から読む気にならないという人も多いと思います)

そこで役立つのがこの本です。

約2,000ページもある四季報の中から、「10倍株・100倍株探しのポイント」や「PERが低い割安株=良い株は本当か」など、四季報を効率よく読んで有望株を探すためのコツがわかりやすくまとめられています

四季報で有望株を探すコツを知りたいという人には最適の本です。

この本の著者の渡部清二さんは野村證券に入社後、個人資産向けの資産コンサルティングや機関投資家向けの日本株のセールスに携わっていた方で、四季報を20年以上にわたって読破してきた「四季報のプロ」として知られています。

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バリュー株(割安株)投資におすすめの本

投資の神様と言われる「ウォーレン・バフェット」の代表的な投資法として知られる、バリュー株投資のおすすめ本を紹介します。

バリュー株投資は株式投資の王道です!

  • 賢明なる投資家
  • 投資で一番大切な20の教え

賢明なる投資家

賢明なる投資家この本「賢明なる投資家」は「ウォーレン・バフェット」の師匠である「ベンジャミン・グレアム」という人が書いた本で、個人投資家のバイブルと言われる名著です。

古い本ですが「投資」と「投機」の違いを明確にして、バリュー投資に興味がなくても、時代に左右されない投資の本質が詰まっているので、とても参考になると思います。

また、投資家のタイプを「防衛的投資家」と「積極的投資家」の2つのタイプに分けて、それぞれのタイプの投資家が、どのような投資をするべきかが具体的に書かれています

私も最近はバリュー株に投資することが少なくなりましたが、読み返す度に気付きがあり、投資が何たるかを再認識させられます。

バフェットの人生を変えたと言われる投資の古典的名著です。

「賢明なる投資家」には、現代に合わせた注釈がついた「新・賢明なる投資家(上・下巻)」もあるので、これから読む人は、そちらの方が良いかもしれません。

「新・賢明なる投資家」は注釈がある分、かなりページ数が多くなっているので上・下巻に分かれていますが、原文の内容自体は全く同じです。

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投資で一番大切な20の教え

投資で一番大切な20の教えこの本「投資で一番大切な20の教え」は、個別株投資を始めてみたいという人に読んでみてほしい本です。

個人的な考えですが、株式投資を始めるにあたって大事なのは、まずは“投資の本質を理解すること”だと思っています。

その理由は、投資初心者がいきなり大きな失敗をしないためです。

バリュー株投資は“手堅い投資”とも言えますが、“株式の本質的価値を見極めることに重点を置く投資”です。

ディフェンシブで大きな損失を被る可能性を低く抑えられるという点では、バリュー株投資の右に出る投資手法はありません。

この本はバリュー株投資の考え方がベースになっており、二次的思考やリスクに対する考え方、市場の効率性などについての理解を深めることができます。

本書の著者である「ハワード・マークス」は、40年以上にわたって投資の世界で成果を上げ続けた金融界の重鎮で、オークツリー・キャピタル・マネジメントというファンドの会長兼共同創業者です。

ハワード・マークスは投資の神様と呼ばれる“ウォーレン・バフェット”が絶大な信頼を寄せる人物でもあり、「君が本を書くなら、必ず推薦文を寄せる」と言わしめるほどです。

実際にバフェットはこの本を“極めて稀に見る実益のある本”と絶賛し、この本を自身の会社であるバークシャー・ハザウェイの株主総会で配ったというのも有名な話です。

さらにこの本は、

インデックスファンドの生みの親として知られ、世界三大資産運用会社の一つ、バンガード社の創業者である“ジョン・ボーグル”からも、投資関連の書籍では「他を圧倒する水準」と評価されています。

投資界の重鎮たちからお墨付きをもらったこの本は名著に相応しく、何度も読み返す価値がある良書です。

バリュー株投資におすすめの本にしましたが、株式投資全般に参考になる本です。

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成長株(グロース株)投資におすすめの本

ここ数年は成長株(グロース株)投資が大人気です。

将来の成長を見込んで株価が急騰する成長株に魅せられて、成長株投資が気になっている人も多いと思います。

将来の大化け成長株を見つける、成長株投資におすすめの本を紹介します!

  • オニールの成長株発掘法
  • ミネルヴィニの成長株投資法

オニールの成長株発掘法

オニールの成長株発掘法成長株(グロース株)投資といえばこの本「オニールの成長株発掘法」。

この本を読まずして成長株(グロース株)投資は語れません。

オニールの成長株発掘法」は、アメリカを代表する著名株式投資家の一人、「ウィリアム・J・オニール」が書いた本で、成長株(グロース株)投資のバイブルと言われる名著です。

この本では、成長株をチャートパターンで説明する「Cup with handle(カップウィズハンドル)」と、ファンダメンタルズ的な要素で成長株を見分ける「CAN-SLIM(キャンスリム)」という独自の銘柄スクリーニング法が紹介されています。

カップウィズハンドルとは、株価チャートの形状が「取っ手の付いたコーヒーカップのような形」をしていることを表現しています。

CAN-SLIM(キャンスリム)とは、将来の大化け成長株を見極める7つの指標の頭文字を取ったものです。

銘柄選定の時にPERを重要な指標にしている人は多いと思いますが、オニールはPER重視の考えでは大化け成長株は見つけられないと言っています。

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ミネルヴィニの成長株投資法

【成長株投資におすすめの本】マーク・ミネルヴィニの成長株投資法成長株(グロース株)投資といえばこの本「ミネルヴィニの成長株投資法」も外せません。

個人投資家が最も影響を受けた成長株投資の本として必ずといっていいほど名前を上げるのが、先に紹介した「オニールの成長株発掘法」と、この「ミネルヴィニの成長株投資法」です。

本書では具体例として、株価のチャートパターンが数多く掲載されており、ケーススタディを通して実践的に詳しく解説されています。

この本では彼の代名詞とも言えるSEPA(スペシフィック・エントリー・ポイント・アナリシス)トレード法が詳しく説明されています。

SEPAトレード法は会社のファンダメンタルズと株価のテクニカルな動きを組み合わせて、将来的に急成長しそうな銘柄を選定し、明確な買い場を分析する方法です。

再現性が高く、成長株投資をするなら必ず読むべき1冊だと思います。

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株トレーダーにおすすめの本

最後は投機家(speculator)におすすめの本を紹介します。

デイトレードやスイングトレードなど、株の短期トレーダーにおすすめの本を紹介します。

  • ゾーン「勝つ」相場心理学入門
  • デイトレード
  • タートル流 投資の魔術
  • マーケットの魔術師
  • 板読みデイトレード術

ゾーン「勝つ」相場心理学入門

ゾーン「勝つ」相場心理学入門まずトレーダーにぜひおすすめしたいのがこの本『ゾーン「勝つ」相場心理学入門』です。

ゾーンとは心理状態を表す心理学用語で、感情に左右されない無心の精神状態のことを表しています。

よく一流アスリートの方たちが、素晴らしい結果を残した時の精神状態を語るときに、「ゾーンに入った」と語っていることがありますね。あのゾーンのことです。

この本ではトレーダーの成功を妨げる原因となる、人間の感情について詳しく書かれているのでとても参考になります。

なぜ人間は感情に流されてしまうのかということを、2匹の猿を使った実験の例で紹介されていて興味深いです。

動物の本能が、人間のメンタル面にどのような影響を与えているのかを知ることができます。

その点がこの本のおすすめポイントです。トレードするときの心理状態を意識することができます。

個人的にこの本はトレーダーの必読書だと思っています。

デイトレード

デイトレード【トレーダー必見の名著】トレーダー必読といえば、やはりこの本「デイトレード」も外せません。

株トレーダー必見の名著として有名な本です。

「デイトレード」は多くのトレーダーがおすすめしているので知っている人も多いと思いますが、一言でいうと「トレード哲学を学ぶ」ための本です。

この本は「どうしたら勝てるかではなく、どのようにトレードに臨むべきか」という事にフォーカスされていて、優れたトレーダーになるためにはどうあるべきかというような、トレーディング哲学が詰まっています。

一つ一つの項目が簡潔で読みやすく、その項目のポイントをわかりやすく解説するような形式で書かれているのも良いです。

この本を読み終える頃には、トレーダーとしてどうあるべきかという事が理解できるはずです。

優れたトレーダーになるためのヒントが多い不朽のロングセラーです。

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タートル流 投資の魔術

【タートル流 投資の魔術】伝説のトレーダー集団タートルズの最高エリートが語るトレードの極意この本「タートル流 投資の魔術」は、伝説のトレーダー集団「タートルズ」のNo1トレーダー「カーティス・フェイス」が書いた本です。

成功するトレーダー(投機家)になるための秘訣や、トレーダーの成功を妨げる人間の心理について、カーティスの具体的な見解が記されています。

先に紹介した「ゾーン」を読んでからこの本を読むと、カーティス・フェイスがなぜタートルズで最高の結果を残せたのかが理解できると思います。

実際にタートルズが行っていたトレードルールも詳細に公開されていて、いかに個人の裁量トレードに頼っていてはいけないということに気付かされます。

トレーダー必見の興味深い内容が多く、自分なりのトレードルールを作るときの参考にもなります。

タートルズ系の本は他にもあるのでどれか一つを選ぶとすれば、トレーダーが読むならこの本が1番おすすめだと思います。

タートルズ時代のいろんなエピソードも紹介されています。

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マーケットの魔術師

マーケットの魔術師また魔術という名がつく本になってしまいましたが、特に魔術が好きなわけではありません・笑

この本「マーケットの魔術師」はアメリカを代表する伝説のトレーダーたちにインタビューを行い、トレーダーとしての成功の秘訣などがインタビュー形式で綴られています。

インタビューをしている著者自身が優秀なトレーダーなので、トレーダーならではの鋭い質問をぶつけた対話がやり取りされた内容になっていて、とても参考になります。

このような趣旨で書かれている本も珍しいと思いますが、偉大なトレーダーたちが、どういう考えで突出した成功を収めたのかを知ることができます。(グロース株投資で紹介したウィリアム・オニールのインタビューもあります)

この本では世界的に名だたる16人のトレーダーにインタビューをしています。

トップ・トレーダーたちの貴重な意見を知ることができるとあって、この本はベストセラーとなり、「マーケットの魔術師」はシリーズ化されて4冊出版されています。

この本は「マーケットの魔術師」シリーズの中でも1番人気が高い第1作目で、通称「青本」と呼ばれています。

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マーケットの魔術師

板読みデイトレード術

板読みデイトレード術 5%であり続けるための考え方この本「板読みデイトレード術(5%であり続けるための考え方)」は、デイトレに役立つ板の読み方や考え方が紹介されています。

板の読み方=心理読みという視点から、「なぜ負けてしまうのか」「どうしたら勝てるようになるのか」についても詳細に解説されています。

株の世界でずっと勝ち続けられる人は「5%程度」だと言われています。

この厳しい相場の世界で生き残るためには何が必要なのか。

必要なのは「魚」なのか、それとも「魚の釣り方」なのか。

相場の世界で生き残るために必要なのは「手法=魚」ではなく、「その手法を活かす考え方=魚の釣り方」だということの重要性を知ることができます。

トレーダーとして生き残るには手法を知るだけではなく、「どうしてそう考えるのか」というのが本書のポイントになっています。

板の読み方が知りたい人や、実戦的な板読みという手法に興味がある人には参考になることが多いと思います。

著名個人投資家の「テスタさん」がおすすめしていることでも知られる板読み本です。

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株式投資におすすめの本 まとめ

今回は株式投資におすすめの本として、株初心者からデイトレーダーまで、1度は読んでおきたい必読の名著を20冊厳選して紹介してみました。

一言で株式投資と言っても、

株式投資の目的や読む人のレベルによって読むべき本も異なります。

特に「成長株(グロース株)投資」とか「バリュー株投資」とかに関係なく、どの本も株式投資に役立つ内容のものばかりです。

もっと株の知識を広げたいという人や、投資リテラシーの向上に役立てて下さい。

いろんなタイプの株本を読むことで、投資に対する理解も深まると思います。

“knowledge is power(知識は力なり)”です!

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