【IPO投資】ダイブ(151A) 上場初日の初値予想

【IPO投資】ダイブ(151A) 上場初日の初値予想

【IPO投資】ダイブ(151A) 上場初日の初値予想

(水)に東証グロース市場に上場を予定している「ダイブ(151A)」。

「ダイブ(151A)」の事業内容や上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

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ダイブ(151A)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3
業績 3
公開株数 3.5
上場日程 1
ロックアップ 3.5
IPOセカンダリー評価:14/25

ダイブ(151A)のIPO詳細

企業名 株式会社ダイブ(Dive Inc.)
企業ホームページ https://dive.design/
銘柄コード 151A
市場 東証グロース
業種 サービス業
主幹事
  • SBI証券
引受幹事
(委託幹事含む)
  • SMBC日興証券
  • 松井証券
  • 岩井コスモ証券
  • 大和証券
  • 岡三証券
  • マネックス証券
  • 楽天証券
  • 大和コネクト証券
  • 岡三オンライン
  • SBIネオトレード証券
  • あかつき証券
  • 極東証券
BB(ブックビルディング)期間 2024年3/11(月) ~ 3/15(金)
仮条件 1,710円 ~ 1,820円
上場日 (水)
公開価格 1,820円
購入申込期間 2024年3/19(火) ~ 3/25(月)
公募株数 365,000株
売出し株数 250,000株
OA(オーバーアロットメント) 92,200株
当選株数合計 707,200株
想定時価総額 50.3億円
吸収金額 12.8億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

ダイブ(151A)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
庄子 潔(代表取締役) 52.69% 180日間
合同会社なかなか 27.55% 180日間
コタエル信託(株) 7.20%
山本 拓嗣 2.80% 180日間
ダイブ従業員持株会 2.39% 180日間
SBI4&5投資事業有限責任組合 1.85% 180日間
野方 慎太郎 1.62% 180日間
SBI4&5投資事業有限責任組合2号 1.15% 180日間
合同会社ノットカンパニー 0.44% 180日間
西江 肇司 0.44%

ダイブ(151A)の事業内容

ダイブ(151A)の事業内容画像出典:ダイブ

ダイブ(151A)の主な事業内容は、リゾートバイトに特化した人材派遣・人材紹介事業、宿泊施設運営事業、情報システム事業を行っています。

ダイブ(151A)の事業セグメントは次の3つに分かれています。

  • 観光HR事業
  • 地方創生事業
  • 情報システム事業

各セグメントの主な事業内容は次の通りです。

観光HR事業

リゾートバイトに特化した人材サービスを提供。

地方創生事業

グランピング施設などの企画開発や運営を行う。

情報システム事業

取引先の情報システム周り全般のサポートを行う。

ダイブ(151A)の目論見書に記載されている事業概要と事業環境は以下の通りです。

ダイブ(151A)の事業概要画像出典:ダイブ/目論見書

ダイブ(151A)の目論見書に記載されている事業内容詳細は以下の通りです。

ダイブ(151A)の事業内容詳細画像出典:ダイブ/目論見書

ダイブ(151A)の事業内容詳細画像出典:ダイブ/目論見書

ダイブ(151A)の業績

ダイブ(151A)の業績について。

コロナ禍で大きく落ち込んだ業績も元の水準に回復しているようです。

2024年6月期は第2四半期時点で売上6,223百万円、経常利益は471百万円を達成しています。

ダイブ(151A)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。

ダイブ(151A)の主要な経営指標等の推移ダイブ(151A)の主要な経営指標等の推移画像出典:ダイブ/目論見書

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ダイブ(151A)の上場初日における好材料と悪材料

ダイブ(151A)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

ダイブ(151A)の上場初日における好材料

公開株数が少なく需給関係が良好です。

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっています。

ダイブ(151A)の上場初日における悪材料

2024年3月後半はIPOが集中しており、資金分散しやすいです。

一部株主のロックアップ条項がありません。

ダイブ(151A)の上場初日の初値予想

ダイブ(151A)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。

【ダイブ(151A) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,820円
気配値の上限価格 4,190円
気配値の下限価格 1,365円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

初値は公開価格前後か

ダイブ(151A)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:50.3億円
  • 吸収金額:12.8億円
  • 当選株数合計:707,200株

IPOのテーマとしてはインパクトに欠けますが、インバウンド需要も順調に回復しており業績も成長しています。

公開株数が100万株以下で需給関係は良好ですが、IPOの過密スケジュールで資金分散するのは否めません。

これだけIPOが集中していると銘柄の選別も厳しくなるので、上場初日の初値は公開価格前後で落ち着くように思います。

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっていますが、一部株主のロックアップ条項がない点は覚えておきましょう。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,674.40円

初値が公募割れの場合、シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、引受価額の1,674円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

ダイブ(151A)のIPOセカンダリー投資 まとめ

ダイブ(151A)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • コロナ禍に影響を受けた業績が回復
  • 公開株数は100万株以下で受給が絞られている
  • 公開価格は1,820円
  • 一部株主のロックアップ条項がない
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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