【IPO投資】情報戦略テクノロジー(155A) 上場初日の初値予想

(木)に東証グロース市場に上場を予定している「情報戦略テクノロジー(155A)」。

「情報戦略テクノロジー(155A)」の事業内容や上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

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情報戦略テクノロジー(155A)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 3
公開株数 2
上場日程 1
ロックアップ 5
IPOセカンダリー評価:14.5/25

情報戦略テクノロジー(155A)のIPO詳細

企業名 株式会社情報戦略テクノロジー(Information Strategy and Technology Co., Ltd.)
企業ホームページ https://www.is-tech.co.jp/
銘柄コード 155A
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事
  • みずほ証券
引受幹事
(委託幹事含む)
  • SBI証券
  • 松井証券
  • 岩井コスモ証券
  • 丸三証券
  • アイザワ証券
  • マネックス証券
  • あかつき証券
  • 極東証券
BB(ブックビルディング)期間 2024年3/11(月) ~ 3/15(金)
仮条件 380円 ~ 460円
上場日 (木)
公開価格 460円
購入申込期間 2024年3/19(火) ~ 3/25(月)
公募株数 1,470,000株
売出し株数 600,000株
OA(オーバーアロットメント) 310,500株
当選株数合計 2,380,500株
想定時価総額 45.9億円
吸収金額 10.9億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

情報戦略テクノロジー(155A)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
髙井 淳(代表取締役) 47.42% 180日間
(株)ISTホールディングス 37.08% 180日間
コタエル信託(株) 6.99% 180日間
近藤 将人 2.97% 180日間
礒谷 幸始 2.80% 180日間
情報戦略テクノロジー社員持株会 1.75% 180日間
廣田 重徳 1.00% 180日間

情報戦略テクノロジー(155A)の事業内容

情報戦略テクノロジー(155A)の事業内容画像出典:情報戦略テクノロジー

情報戦略テクノロジー(155A)の主な事業内容は、大手企業向けDX内製支援サービスなどを行っています。

情報戦略テクノロジー(155A)の目論見書に記載されている事業内容詳細は以下の通りです。

情報戦略テクノロジー(155A)の事業内容画像出典:情報戦略テクノロジー/目論見書

情報戦略テクノロジー(155A)の目論見書に記載されている事業の特徴は以下の通りです。

情報戦略テクノロジー(155A)の目論見書に記載されている事業の特徴画像出典:情報戦略テクノロジー/目論見書

情報戦略テクノロジー(155A)の業績

情報戦略テクノロジー(155A)の業績について。

売上が右肩上がりで伸びており業績が好調です。

2023年12月期は第3四半期時点で売上3,908百万円、経常利益は304百万円を達成しています。

情報戦略テクノロジー(155A)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。

情報戦略テクノロジー(155A)の主要な経営指標等の推移情報戦略テクノロジー(155A)の主要な経営指標等の推移情報戦略テクノロジー(155A)の主要な経営指標等の推移画像出典:情報戦略テクノロジー/目論見書

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情報戦略テクノロジー(155A)の上場初日における好材料と悪材料

情報戦略テクノロジー(155A)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

情報戦略テクノロジー(155A)の上場初日における好材料

購入単価が低い(公開価格は460円)IPOは初値が上昇しやすい傾向にあります。

業績が好調で主要な大株主には180日間のロックアップがかかっています。

情報戦略テクノロジー(155A)の上場初日における悪材料

2024年3月後半はIPOが集中しており、資金分散しやすいです。

公開株数は多め(200万株以上)。

情報戦略テクノロジー(155A)の上場初日の初値予想

情報戦略テクノロジー(155A)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。

【情報戦略テクノロジー(155A) 初値決定前の気配値】
公募価格 460円
気配値の上限価格 1,058円
気配値の下限価格 345円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

初値は公開価格前後か

情報戦略テクノロジー(155A)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:45.9億円
  • 吸収金額:10.9億円
  • 当選株数合計:2,380,500株

IPOのテーマとしては人気化しやすいDX関連銘柄です。

公開株数は多めですが、購入単価が低い(公開価格は460円)IPOは初値が上昇しやすい傾向にあります。

主要な大株主には180日間のロックアップがかかっているので、売り圧力に対する警戒感も低いと思います。

しかしIPOが集中している点や、仮条件の上限価格が大きく引き下げられた点なども考えると、上場初日の初値は公開価格前後になるように思います。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は423.20円

初値が公募割れの場合、シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、引受価額の423円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

情報戦略テクノロジー(155A)のIPOセカンダリー投資 まとめ

情報戦略テクノロジー(155A)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • IPOでは人気化しやすいDX関連
  • 売上が右肩上がりで伸びており業績が好調
  • 公開株数は多め
  • 公開価格は460円
  • 主要な大株主には180日間のロックアップ
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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