オリックス(8591)決算から読み解く高配当株の買い時

オリックス(8591)決算から読み解く高配当株の買い時

オリックス(8591)決算から読み解く高配当株の買い時

どうもタッツェです!

今回は2020年5月21日に発表されたオリックス(8591)の決算内容から、今後の見通しや投資のポイントについて分析してみます。

  • オリックス(8591)の主な決算内容
  • オリックス(8591)の今後の見通し
  • オリックス(8591)株への投資のポイント

オリックスの事業概要などはこちらの記事をご参照ください。

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では順に行ってみましょう!

オリックス(8591)の主な決算内容

【オリックス】
銘柄コード 業種 時価総額
8591 その他金融業 1兆7,273億円

では2020年5月21日に発表された、オリックス(8591)の2020年3月期(2019年4月1日~2020年3月31日)の連結決算内容から、主なポイントを見ていきましょう。

前期実績

オリックス(8591)2020年3月期連結業績
画像出典:kabutan

世界的な感染症の影響を受けた今回の決算では、営業利益は前期比-18.1%減の2,696億円となりましたが、経常利益は4.8%増の4,125億円に増えております。

売上高は2兆2,803億円(前期比6.3%減)、営業利益は2,696億円(前期比18.1%減)、経常利益は4,125億円(前期比4.8%増)、最終利益は3,027億円(前期比6.5%減となっています。

直近3ヶ月(1~3月期)実績

オリックス(8591)1~3ヶ月(4Q)実績
画像出典:kabutan

直近3ヵ月(1~3月期(4Q))の実績は、売上高が前年同期比6.7%減の5,959億円。営業利益は53.7%減の329億円、経常利益は38.2%減の621億円に減少しています。

最終利益は前年同期比33.3%減の583億円となり、売上営業利益率も前年同期の11.2%から5.5%に低下しました。

感染症の影響はもう少し限定的かと思っておりましたが、直近3ヶ月の前年同期比で見ると、けっこう厳しい内容となっています。

今期の業績予想は非開示

今期の決算発表では21年3月期の業績見通しを非開示にする企業が多いですが、オリックスも2021年3月期の業績見通しは開示しませんでした。

また、今期の年間配当は未定としていますが、今期に限っては配当性向を50%くらいに引き上げる方針のようです。

オリックスは株主還元を重視しており、利益余剰金も2兆7,544億円あるので減配はなさそうです。

収益性

オリックス(8591)の収益性画像出典:kabutan

ROEは10.28%で、ROAは2.4%売上営業利益率は11.83%です。

正直次回の決算が気になるところですが、収益性もいい感じに高く、さすが日本を代表する企業といった感じです。

  • ROE:10%以上だと優秀
  • ROA:5%以上だと優秀
  • 売上営業利益率:10%以上だと優秀

財務実績

オリックス(8591)の財務実績
画像出典:kabutan

自己資本比率が22.9%と低いですが、金融事業は他の業種と比較して自己資本比率が低くなる傾向があります。

オリックスは金融事業もやっているので自己資本比率が低くても、とくに心配はないでしょう。流動比率も291%あるので安全水準です。

一般的に自己資本比率は40%以上あれば安全水準と言われていますが、業種によっても異なります。

製造業のように工場などの固定資産を多く使う企業の場合は20%以上、商社や卸売業のように在庫などの流動資産を多く使う企業の場合は15%以上あれば安全水準と言われています。

キャッシュフロー

オリックス(8591)のキャッシュフロー
画像出典:kabutan

投資キャッシュフローのマイナスが大きく、フリーキャッシュフローのマイナスが拡大しています。

決算短信資料には以下のようなキャッシュフローの状況が掲載されています。

オリックス(8591)のキャッシュフロー
画像出典:オリックス/2020年3月期決算説明資料

一般的に「営業キャッシュフロー」がプラスで、「投資キャッシュフロー」と「財務キャッシュフロー」はマイナスであるのが理想とされています。

オリックス(8591)の今後の見通し

世界各地で経済活動の再開が徐々に始まって来ていますが、今後の世界的な経済動向は全く読めません。

事業を多角化して分散している分、不況への耐性も高いと思われますが、業績の回復時期については不透明なところがあり、景気低迷が長期化することも考えられます。

決算短信資料には企業側が発表した今後の見通しも載せておきます。

オリックス(8591)の今後の見通し
画像出典:オリックス/2020年3月期決算説明資料

オリックス(8591)株への投資ポイント

オリックス(8591)株への投資ポイントを考えて見ましょう。

オリックス(8591)の現在(2020年5月21日現在)の株価は1,306円です。業績非開示のためPERは分かりませんが、PBRは0.55倍です。

オリックス(8591)の株価は基本的に割安なのですが、オリックスのように事業分野が多岐にわたる企業は、「コングロマリット・ディスカウント(複合企業割引)」と呼ばれ、株価が割安に見積もられる傾向があります。

下記画像の週足チャートでは、中・長期の移動平均線は下向きですが、短期移動平均線はわずかに上を向いてきた感じです。

オリックス(8591)株価
画像出典:kabutan

さすがに先日の世界的な株価暴落では影響を受けていますが、下がった株価はそのままもみ合っている印象です。

株主優待や配当金が目的なら買いもアリだと思います。

私の個人的な評価は以下のような感じです。

高配当と株主優待は魅力
タッツェ

評価: 3.5オリックス(8591)株といえば、高配当と株主優待が人気の銘柄です。株価が割安な分、配当利回りが高くなるので、株主優待や配当金が目的なら長期保有してもいい銘柄だと思います。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

まとめ

最後にオリックス(8591)株の特徴をまとめておきます。

  • 株価は基本的に割安で変動が少ない
  • 株主優待や配当金が目的なら長期保有もあり
  • 直近3ヶ月の業績悪化は気になるが財務は安定している

このブログでは株式投資にまつわる疑問や個別株の分析など、株式投資に役立つ情報を発信しております。

今後も個別株をできるだけ簡単に分かりやすく紹介してみたいと思いますので、よろしければ参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。