【IPO投資】STG(エスティージー) 5858 上場初日の初値予想

【IPO投資】STG(エスティージー) 5858 上場初日の初値予想

【IPO投資】STG(エスティージー) 5858 上場初日の初値予想

(木)に東証グロース市場に上場を予定している「STG(エスティージー)5858」。

「STG(5858)」の事業内容や上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

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STG(5858)のIPOセカンダリー評価

事業内容 2.5
業績 3
公開株数 5
上場日程 3
ロックアップ 2
IPOセカンダリー評価:15.5/25

STG(5858)のIPO詳細

企業名 株式会社 STG(STG CO.,LTD.)
企業ホームページ https://www.stgroup.jp/
銘柄コード 5858
市場 東証グロース
業種 非鉄金属
主幹事
  • みずほ証券
引受幹事
(委託幹事含む)
  • SBI証券
  • 岡三証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • 松井証券
  • 岡三オンライン
  • リーディング証券
BB(ブックビルディング)期間 2024年3/5(火) ~ 3/11(月)
仮条件 1,820円 ~ 1,920円
上場日 (木)
公開価格 1,920円
購入申込期間 2024年3/13(水) ~ 3/18(月)
公募株数 150,000株
売出し株数 160,000株
OA(オーバーアロットメント) 46,000株
当選株数合計 356,500株
想定時価総額 19億円
吸収金額 6.8億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

STG(5858)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
佐藤 輝明(代表取締役) 32.48% 180日間
TNP中小企業・ベンチャー企業成長応 援投資事業有限責任組合 14.68% 90日間
1.5倍
佐藤 武幸 10.26% 180日間
三菱UFJキャピタル3号投資事業 有限責任組合 8.61% 90日間
1.5倍
KSP3号投資事業有限責任組合 6.15%
森田 泰成 5.41% 180日間
兼光 喜彦 5.17% 180日間
ごうぎんキャピタル3号投資事業有 限責任組合 4.92%
島根県産業活性化投資事業有限責任組合 3.51%
KSP4号投資事業有限責任組合 2.46%

STG(5858)の事業内容

STG(5858)の事業内容画像出典:STG

STG(5858)の主な事業内容は、マグネシウムおよびアルミニウムダイカスト製品の製造・販売を行っています。

STG(5858)の事業内容詳細は以下の通りです。

STG(5858)の主な事業内容画像出典:STG/目論見書

STG(5858)の主な取扱製品と製品の特徴は以下の通りです。

STG(5858)の主な取扱製品と製品の特徴画像出典:STG/目論見書

STG(5858)グループの強みは以下の通りです。

STG(5858)グループの強み画像出典:STG/目論見書

STG(5858)の業績

STG(5858)の業績について。

2024年3月期の第3四半期時点で売上3,729百万円、経常利益は108百万円を達成しています。

STG(5858)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。

STG(5858)の主要な経営指標等の推移STG(5858)の主要な経営指標等の推移STG(5858)の主要な経営指標等の推移画像出典:STG/目論見書

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STG(5858)の上場初日における好材料と悪材料

STG(5858)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

STG(5858)の上場初日における好材料

公開株数が少なく、需給関係が良好です。

STG(5858)の上場初日における悪材料

ロックアップ条項のない株主と、主要な大株主(VC)のロックアップが公開価格の1.5倍で解除されます。

2024年3月後半はIPOが集中しているので資金分散しやすいです。

STG(5858)の上場初日の初値予想

STG(5858)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。

【STG(5858) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,920円
気配値の上限価格 4,420円
気配値の下限価格 1,440円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

公開株数が少なく受給が絞られている

STG(5858)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:19億円
  • 吸収金額:6.8億円
  • 当選株数合計:356,500株

事業内容的に不人気のIPOとなりそうなのと、3月後半はIPOが集中しているので、どのくらい買いが集まるのかが気になるところです。

しかし公開株数が少なく受給が絞られているので、上場初日の初値は多少の上昇(公開価格以上)は期待できると思います。

主要な大株主(VC)のロックアップが公開価格の1.5倍で解除されるので、初値形成後の売り圧力には要警戒といったところでしょうか。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

引受価額は1,766.40円

初値が公募割れの場合、シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、引受価額の1,766円あたりで寄り付く可能性があります。

シンジケートカバー取引は、オーバーアロットメントによる売出し実施時に引受証券会社が、発行会社の株主から借り受けた株式の調達・返還のために行われます。

シンジケートカバー取引は株価下落時に行われ、取引の期間は申込期間の終了日の翌日から最長30日間と定められています。

本来であれば引受証券会社は、株価が低くなればなるほど利益がでますが、引受価額付近で買い戻す傾向があることから、“誠意買い”とも呼ばれています。

シンジケートカバー取引は株価の下支え効果がありますが、オーバーアロットメントによる売出し株数が上限となっているので、効果は限定的です。

STG(5858)のIPOセカンダリー投資 まとめ

STG(5858)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • IPOで不人気となりそうな事業内容
  • 公開株数が少なく需給関係が良好
  • 公開価格は1,920円
  • 主要な大株主(VC)のロックアップが公開価格の1.5倍で解除
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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