(月)に東証スタンダード市場に上場を予定している「アスマーク(4197)」。
「アスマーク(4197)」の事業内容や
上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、
初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。
IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。
この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。
アスマーク(4197)のIPOセカンダリー評価
事業内容 | 3 |
---|---|
業績 | 3 |
公開株数 | 4 |
上場日程 | 5 |
ロックアップ | 5 |
アスマーク(4197)のIPO詳細
企業名 | 株式会社アスマーク(ASMARQ Co., Ltd.) |
---|---|
企業ホームページ | https://www.asmarq.co.jp/ir/ |
銘柄コード | 4197 |
市場 | 東証スタンダード |
業種 | 情報・通信業 |
主幹事 | |
引受幹事 (委託幹事含む) |
|
BB(ブックビルディング)期間 | 2023年11/16(木)~11/22(水) |
仮条件 | 2,150円 ~ 2,300円 |
上場日 | (月) |
公開価格 | 2,300円 |
購入申込期間 | 2023年11/27(月)~11/30(木) |
公募株数 | 85,000株 |
売出し株数 | 425,000株 |
OA(オーバーアロットメント) | 76,500株 |
当選株数合計 | 586,500株 |
想定時価総額 | 25億円 |
吸収金額 | 13.5億円 |
- ※想定時価総額は公開価格で計算
公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算 - ※吸収金額は当選株数合計で計算
公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
アスマーク(4197)の主要株主とロックアップ
株主名 | 比率 | ロックアップ |
---|---|---|
町田 正一(代表取締役) | 79.56% | 180日 |
(株)ビデオリサーチ | 4.55% | 180日 |
町田 香織 | 2.73% | 180日 |
(株)ドゥ・ハウス | 2.27% | 180日 |
木原 康博 | 2.18% | 180日 |
水城 良祐 | 0.91% | 180日 |
飯田 恭介 | 0.73% | 180日 |
観野 広 | 0.36% | 180日 |
藤崎 浩美 | 0.36% | 180日 |
金井 和彦 | 0.36% | 180日 |
アスマーク(4197)の事業内容
アスマーク(4197)の主な事業内容は、マーケティング・リサーチ事業を行っています。
アスマーク(4197)の事業詳細は以下の通りです。
画像出典:アスマーク/目論見書
画像出典:アスマーク/目論見書
画像出典:アスマーク/目論見書
画像出典:アスマーク/目論見書
アスマーク(4197)の業績
アスマーク(4197)の業績について。
画像出典:kabutan
2023年11月期の第3四半期時点で売上約3,215百万円、経常利益約300百万円を達成しております。
画像出典:kabutan
アスマーク(4197)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。
画像出典:アスマーク/目論見書
アスマーク(4197)の上場初日における好材料と悪材料
アスマーク(4197)のIPOセカンダリー投資を考える上で、上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。
アスマーク(4197)の上場初日における好材料
公開株数が少なく需給関係が良好です。
主要な大株主には180日間のロックアップがかかっているのも好材料と言えるでしょう。
アスマーク(4197)の上場初日における悪材料
東証グロース市場に比べると、東証スタンダード市場への上場は不人気です。
アスマーク(4197)の上場初日の初値予想
アスマーク(4197)の上場初日における、初値決定前の気配値の上限価格と下限価格は以下の通りです。
公募価格 | 2,300円 |
---|---|
気配値の上限価格 | 5,290円 |
気配値の下限価格 | 1,725円 |
上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。
- 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
- 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍
好材料と悪材料を踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。
初値は上昇(公開価格以上)が期待できそう
- 上場市場:東証スタンダード
- 想定時価総額:25億円
- 吸収金額:13.5億円
- 当選株数合計:586,500株
公開株数が少なく需給関係が良好です。
直近のIPO市況は選別が激しく、不人気銘柄には買いが集まりづらいですが、これくらいの規模なら初値上昇(公開価格以上)が期待できると思います。
主要な大株主には180日間のロックアップがかかっており、初値形成後の売り圧力も低そうです。
予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。
実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。
引受価額は2,116円
初値が公募割れの場合、シンジケートカバー取引(誠意買い)が行われ、引受価額の2,116円あたりで寄り付く可能性があります。
IPO投資は資金がどれくらい必要かと考える人は多いと思います。 IPOの抽選方法などは証券会社によってさまざまですが、実は資金不要でIPOの抽選に参加できる証券会社があります。 この記事では、IPOに資金不要で参加できる証券会社[…]
アスマーク(4197)のIPOセカンダリー投資 まとめ
アスマーク(4197)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。
- 主な事業内容はマーケティング・リサーチ事業
- 公開株数が少なく需給関係が良好
- 公開価格は2,300円
- 主要な大株主には180日間のロックアップがかかっている
- 上場市場は東証スタンダード
最後まで読んでいただきありがとうございました。
IPO投資は投資経験などに関係なく、当選すれば誰でも利益が出やすいので人気があります。 この記事ではIPO投資に限定して、主な証券会社の比較をしてみます。 比較する証券会社は次の通りです 比較対象の証券会社 S[…]