ヘッジファンド型投資信託の特徴と一般的な投資信託の違い

ヘッジファンド型投資信託の特徴と一般的な投資信託の違いを簡単解説

今回はコロナ禍の下落局面において高いパフォーマンスを発揮して注目を浴びた、ヘッジファンド型投資信託の主な特徴と、一般的な投資信託の違いを簡単に解説します。

ヘッジファンド型投資信託とは

一般的にヘッジファンドというと、何十倍ものレバレッジをかけたリスクの高い運用を行っているイメージが強いと思います。

もちろんそういった一面はありますが、本来ヘッジファンドの「ヘッジ」というのは「避ける」という意味です。

多種多様な取引手法を用いて、リスクを避けながら高いリターンを目指すのがヘッジファンドの目的です。

ヘッジファンドの多くは「絶対収益追求型」の運用手法を採用していて、どんな相場環境でも収益を追求するという特徴があります。

このようなヘッジファンドの運用手法を、一般的な公募型の投資信託に取り入れたのが、ヘッジファンド型投資信託です。

AIやビッグデータを活用して市場動向をフルタイムで分析するものなど、さまざまなタイプのヘッジファンド型投資信託があります。

ヘッジファンド型投資信託は相場環境に左右されにくい

一般的な投資信託に比べて、ヘッジファンド型投資信託は下落耐性があるといえるでしょう。

一般的な投資信託の場合、特定のインデックスに連動した運用を行っているものが多いので、良くも悪くも運用成績は相場環境に左右されます。

それに対してヘッジファンド型投資信託は「絶対収益追求型」の運用を行っているので、相場が下落局面だったとしてもリターンを期待できます。

通常の相場とは異なる値動きをするため、一般的な投資信託に比べてヘッジファンド型投資信託は、株式市場の動向に左右されにくいという特徴があります。

コロナ禍の下落局面においても、高いパフォーマンスを発揮したヘッジファンド型投資信託が注目されているようです。

ヘッジファンド型投資信託は少額でも投資可能?

ヘッジファンドの中には、最低投資額が億単位からというファンドもあり、かなり高額です。

そのため一般の投資家にはハードルが高く、基本的にヘッジファンドは富裕層向けの投資ファンドです。

しかしヘッジファンド型投資信託にはさまざまなファンドがあり、最低投資額が数千円から購入できるものもあります。

一般的な投資信託とは異なり、初期の購入費用がかかるなどコストは高めですが、ヘッジファンド型投資信託には少額から投資できるものもあります。

ヘッジファンド型投資信託と一般的な投資信託の違い

一般的な投資信託に比べて運用コストが高いです。

また特定のインデックスに連動した運用を行っている投資信託に比べて、ヘッジファンド型投資信託は投資対象が幅広いので、運用手法が分かりづらいという違いもあります。

そのためファンド選びが難しいのも、ヘッジファンド型投資信託の特徴といえます。

一般的な投資信託であれば運用会社が違っていても、連動するインデックスが同じであればパフォーマンスはほとんど変わりません。

しかしヘッジファンド型投資信託は運用会社によって投資戦略はさまざまです。

株式・債券・コモディティ・為替など、さまざまな投資対象に、「トレンド戦略」や「リスクコントロール戦略」などを組み合わせるなど、運用手法も複雑です。

このような運用手法を理解してファンドを見極めるには、それなりの知識も必要です。

最大で200%のレバレッジをかけて高リターンを目指すファンドもあるので、リスク許容度に対する理解も必要でしょう。

まとめ

最後にヘッジファンド型投資信託の主な特徴をまとめておきます。

  • 一般的な投資信託に比べて相場環境に左右されにくい
  • 一般的な投資信託に比べて運用コストが高い
  • 運用手法が複雑でファンド選びが難しい

最後まで読んでいただきありがとうございました。