【IPOセカンダリー投資】ABEJA(アベジャ)5574 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ABEJA(アベジャ)5574 上場初日の初値予想

【IPOセカンダリー投資】ABEJA(アベジャ)5574 上場初日の初値予想

松井証券

(火)に東証グロース市場に上場する「ABEJA(アベジャ)5574」。

「ABEJA(5574)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

ABEJA(5574)のIPOセカンダリー評価

事業内容 4
業績 3
公開株数 3
上場日程 5
ロックアップ 3
IPOセカンダリー評価:18/25

ABEJA(5574)のIPO詳細

企業名 株式会社ABEJA(ABEJA,Inc.)
企業ホームページ https://www.abejainc.com/
銘柄コード 5574
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事
  • 野村證券
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年5/29(月)~6/1(水)
仮条件 1,450円 ~ 1,550円
上場日 (火)
公開価格 1,550円
購入申込期間 2023年6/5(月) ~ 6/8(木)
公募株数 700,000株
売出し株数 550,000株
OA(オーバーアロットメント) 187,500株
当選株数合計 1,437,500株
想定時価総額 130.3億円
吸収金額 22.2億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

ABEJA(5574)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
岡田 陽介(代表取締役) 17.76% 180日間
SOMPO Light Vortex(株) 17.61% 180日間
ヒューリック(株) 4.50% 180日間
(株)インスパイア・インベストメント 4.47% 90日間
1.5倍
外木 直樹 3.69% 180日間
富松 圭介 3.68% 90日間
1.5倍間
SBI AI&Blockchain投資事業有限責任組合 3.61% 90日間
1.5倍
SBI Ventures Two(株) 3.61% 90日間
1.5倍
コタエル信託(株) 3.45% 180日間
(株)NTTドコモ 3.39% 180日間

ABEJA(5574)の事業内容

ABEJA(5574)の事業内容画像出典:ABEJA

ABEJA(5574)の主な事業内容は、

DXプラットフォーム「ABEJA Platform」を基盤として顧客企業のDXを総合的に支援する「デジタルプラットフォーム事業」の運営を行っています。

ABEJA Platformは、DXの実行に必要なデータ生成からデータ収集、データの加工と分析、AIモデリングまでのプロセスを提供し、継続的で安定的な運用を行います。

ABEJA(5574)はグローバル展開も行っており、にシンガポール現地法人「ABEJA Singapore Pte. Ltd.」を設立。

には、米シリコンバレーに現地法人「ABEJA Technologies, Inc.」を設立してます。

ABEJA(5574)は米NVIDIA社と資本業務提携、米Google社からも出資を受けていることでも知られています。

事業内容の詳細は次の通りです。

ABEJA(5574)の事業内容ABEJA(5574)の事業内容画像出典:ABEJA/目論見書

ABEJA(5574)の特徴は次のとおりです。

ABEJA(5574)の特徴画像出典:ABEJA/目論見書

ABEJA(5574)の成長戦略は次のとおりです。

ABEJA(5574)の成長戦略画像出典:ABEJA/目論見書

ABEJA(5574)の業績

ABEJA(5574)の業績について。

売上が右肩上がりで伸びており、業績が好調です。

今期は黒字化の見通しです。

ABEJA(5574)の業績画像出典:kabutan

第2四半期時点で売上約1,407百万円、

経常利益は345百万円を達成しています。

ABEJA(5574)の業績(第2四半期時点)画像出典:kabutan

ABEJA(5574)の業績等の推移は次の通りです。

ABEJA(5574)の業績等の推移ABEJA(5574)の業績等の推移画像出典:ABEJA/目論見書

ABEJA(5574)の上場初日における好材料と悪材料

ABEJA(5574)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

ABEJA(5574)の上場初日における好材料

業績が好調で、事業内容もIPOで人気化しやすいDX関連事業です。

約1ヶ月半ぶりのIPOということで注目が集まりそうです。

米NVIDIA社や米Google社から出資を受けているというのも好印象といえそうです。

ABEJA(5574)の上場初日における悪材料

一部の大株主のロックアップが1.5倍で解除されます。

ABEJA(5574)の上場初日の初値予想

好材料や悪材料などを踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

ABEJA(5574)の、上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

【ABEJA(5574) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,550円
気配値の上限価格 3,565円
気配値の下限価格 1,163円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

初値高騰も期待できそう

ABEJA(5574)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:130.3億円
  • 吸収金額:22.2億円
  • 当選株数合計:1,437,500株

業績が好調で、事業内容的にも人気化しそうなIPOです。

米NVIDIA社や米Google社から出資を受けて、積極的にグローバル展開を行っている点も好印象です。

一部の大株主のロックアップが1.5倍で外れますが、久しぶりのIPOということで注目度も高く買いが集まりそうです。

公開株数もそれほど多くはないので、地合い次第では初値高騰が期待できるかもしれません。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

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ABEJA(5574)のIPOセカンダリー投資 まとめ

ABEJA(5574)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上が右肩上がりで伸びており今期は黒字予想
  • 一部の大株主のロックアップが1.5倍で解除される
  • 米NVIDIA社・米Google社が出資
  • DX関連事業はIPOで人気化しやすい
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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