【IPOセカンダリー投資】アイデミー(5577) 上場初日の初値予想

松井証券

(木)に東証グロース市場に上場する「アイデミー(5577)」。

「アイデミー(5577)」の事業内容や

上場初日における好材料や悪材料を踏まえ、

初値予想などを含めたIPOセカンダリー投資を考察します。

IPOセカンダリー投資についてはさまざま解釈があります。

この記事では、IPO株(新規公開株)が上場した直後に値動きの大きいタイミングで投資して、短期で利益を狙う投資手法のことをIPOセカンダリー投資としています。

アイデミー(5577)のIPOセカンダリー評価

事業内容 3.5
業績 3
公開株数 4
上場日程 3
ロックアップ 2
IPOセカンダリー評価:15.5/25

アイデミー(5577)のIPO詳細

企業名 株式会社アイデミー(Aidemy Inc.)
企業ホームページ https://aidemy.co.jp/
銘柄コード 5577
市場 東証グロース
業種 情報・通信業
主幹事
引受幹事
(委託幹事含む)
BB(ブックビルディング)期間 2023年6/6(火)~6/12(月)
仮条件 810円 ~ 1,050円
上場日 (木)
公開価格 1,050円
購入申込期間 2023年6/14(水) ~ 6/19(月)
公募株数 50,000株
売出し株数 400,000株
OA(オーバーアロットメント) 67,500株
当選株数合計 517,500株
想定時価総額 41.6億円
吸収金額 5.4億円
  • ※想定時価総額は公開価格で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算
  • ※吸収金額は当選株数合計で計算
    公開価格決定前は想定価格や仮条件の上限価格で計算

アイデミー(5577)の主要株主とロックアップ

株主名 比率 ロックアップ
石川聡彦(代表取締役) 44.81% 180日間
UTEC4号投資事業有限責任組合 18.83% 90日間
1.5倍
白井元 7.31%
Skyland Ventures2号投資事業有限責任組合 5.88% 90日間
1.5倍
DCIベンチャー成長支援投資事業有限責任組合 2.02% 90日間
1.5倍
ダイキン工業(株) 2.02% 180日間
(株)テクノプロ 2.02% 90日間
1.5倍
古河電気工業(株) 1.76%
日本ゼオン(株) 1.76% 180日間
伊藤浩介 1.41% 180日間

アイデミー(5577)の事業内容

アイデミー(5577)の事業内容画像出典:アイデミー

アイデミー(5577)の主な事業内容は、

デジタル人材の育成支援をおこなうオンラインDXラーニング「Aidemy Business」およびデジタル変革を伴走型で支援する「Modeloy」の提供をはじめとするAI/DXに関するプロダクト・ソリューション事業を行っています。

アイデミー(5577)の事業内容画像出典:アイデミー/目論見書

アイデミー(5577)の事業内容画像出典:アイデミー/目論見書

アイデミー(5577)の業績

アイデミー(5577)の業績について。

売上が右肩上がりで成長しており、今期は黒字の見込みです。

アイデミー(5577)の業績画像出典:kabutan

第3四半期時点で売上約1,231百万円、

経常利益は150百万円を達成しています。

アイデミー(5577)の業績(第3四半期時点)画像出典:kabutan

アイデミー(5577)の主要な経営指標等の推移は次の通りです。

アイデミー(5577)の主要な経営指標等の推移アイデミー(5577)の主要な経営指標等の推移画像出典:アイデミー/目論見書

アイデミー(5577)の上場初日における好材料と悪材料

アイデミー(5577)のIPOセカンダリー投資を考える上で、

上場初日における好材料と悪材料をピックアップしてみます。

アイデミー(5577)の上場初日における好材料

公開株数が少なく受給が絞られています。

購入単価が低い(1,000円以下)IPOは初値が上昇しやすい傾向にあります。

アイデミー(5577)の上場初日における悪材料

主要な大株主(VC)のロックアップが1.5倍で解除されます。

この日はリアルゲイト(5532)も上場するので、資金分散しやすく上場スケジュールもマイナス材料です。

アイデミー(5577)の上場初日の初値予想

好材料や悪材料などを踏まえ、上場初日の初値をざっくりと予想してみます。

アイデミー(5577)の、上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は以下の通りです。

【アイデミー(5577) 初値決定前の気配値】
公募価格 1,050円
気配値の上限価格 2,415円
気配値の下限価格 788円

上場初日の初値決定前の気配値による上限価格と下限価格は次のように決まります。

  • 気配値の上限価格:公開価格の2.3倍
  • 気配値の下限価格:公開価格の0.75倍

初値高騰が期待できそう

アイデミー(5577)
  • 上場市場:東証グロース
  • 想定時価総額:41.6億円
  • 吸収金額:5.4億円
  • 当選株数合計:517,500株

公開株数が少なく、事業内容的にも人気になりそうなIPOです。

業績も右肩上がりで成長しており、今後の成長も期待できそうです。

この日はリアルゲイト(5532)も上場するので資金分散しやすいですが、この規模なら上場初日に初値が付かないかもしれません。

購入単価が低い(1,000円以下)IPOは初値が上昇しやすい傾向にあり、初値高騰が期待できそうです。

主要な大株主(VC)のロックアップが1.5倍で解除されるので、初値形成後の売り圧力は要警戒といったところでしょうか。

予想はあくまで独断と偏見によるもので投資を推奨するものではありません。また、掲載した情報に誤りがある場合もございます。

実際に投資を行う際は、あらゆる情報を考慮頂いた上で、自己の責任においてご判断頂きますようお願い致します。

関連記事

IPO投資は資金がどれくらい必要かと考える人は多いと思います。 IPOの抽選方法などは証券会社によってさまざまですが、実は資金不要でIPOの抽選に参加できる証券会社があります。 この記事では、IPOに資金不要で参加できる証券会社[…]

IPO資金不要で抽選に参加できる証券会社3社を比較!

アイデミー(5577)のIPOセカンダリー投資 まとめ

アイデミー(5577)のIPOセカンダリー投資についてまとめておきます。

  • 売上が右肩上がりで成長しており今期は黒字の見込み
  • 公開株数が少ない
  • 購入単価が低い(1,000円以下)
  • 主要な大株主(VC)のロックアップが1.5倍で解除される
  • 上場市場は東証グロース

最後まで読んでいただきありがとうございました。

関連記事

IPO投資は投資経験などに関係なく、当選すれば誰でも利益が出やすいので人気があります。 この記事ではIPO投資に限定して、主な証券会社の比較をしてみます。 比較する証券会社は次の通りです 比較対象の証券会社 S[…]

IPOにおすすめの証券会社比較ランキング
PR広告
SBI証券[旧イー・トレード証券]

国内株式取引シェアNo.1

国内株式取引シェアNo.1、業界屈指の格安手数料No.1、問い合わせ窓口格付け・WEBサポート格付け最高評価獲得。SBI証券のアクティブプランは、取引合計額300万円まで取引手数料が無料です。
スポンサーリンク